〜プロローグ〜
処女作です。あまり自信がないのですが、本作を読んで助言などありましたら気軽にコメントしてください。
俺は、いつも通りの何気ない日常を送っているはずだった。だか、あるひとつのことをきっかけに俺の人生は大きく変わった。
俺こと、佐藤要は聖鳳学園に入学した二年生だ。高校生2度目の春である。高校生であれば、恋人の一人や二人出来ていてもおかしくない時期であるのだが、そんなことは無縁である俺には関係のないことだ。ましてや俺は、どこにでもいる冴えない普通の高校生である。成績中の中、身長平均的、ルックス中の中まさに普通の代名詞とも言える風貌である。 しかし、 そんな俺でも目標を持って高校生活を送っている。
それは、この学校の同じクラスの同級生、雪姫乃麗沙さんと付き合うこと。1年生にしてミスコンNo.1に選ばれる学校一の美女であり、それに加えとってもクールでその目から伝わる冷酷な眼差しがファンの人気をより一層を引き立てているのだとか。そんな高値の花の雪姫乃さんに俺は恋をした。きっかけは、高校1年の時に、俺は不幸にも携帯を落としてしまってどこに行ったかも分からず落ち込んでいた。すると、幸運にもその雪姫乃さんが拾ってわざわざ俺のいる教室まで届けてくれたんだ。こんな目立たないような普通な自分にも親切で優しい雪姫乃さんに一目惚れ。俺はこの日からずっと片思い中だ。いつかこんな俺でもんな人と付き合えることを夢見て1年がたってしまった。
そんな残念な高校生活を送って卒業を迎えるんだなぁと自分で納得していたのに、今、自分は片思いをしている雪姫乃さんに殺されようとしてる。
「うゎぁ!な、なんでこんなことになるんだよぉぉお!!」
「あら、逃げるのね ウフ まっ、そういうところが可愛いのよねぇ〜 私、ウズウズしちゃう」
「お前なんかにつかまてたまるか!捕まえれるもんなら捕まえてみやがれ、言っとくが逃げ足だけは速いんだぞ!」
「それわぁ、楽しみねぇ。ほらほらぁ〜、早く逃げないと死んじゃうわよ。ウフフ」
なぜこんなことな状況になったのか、いや、なった理由を説明していきたい。
そうだなぁ、まず朝のことから...
お読み頂いてありがとうございます。これからも頑張って続けて行きたいと思いますので応援お願いします。