表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

*ウチのサンタクロース*

作者: 桜木千尋

感想お聞かせ下さいね!

宜しくお願いします!



街にはXmasの曲が流れてライトアップされている中、仕事をしている人。

それがウチ櫻井湊23歳。


恋人も家族もないウチは仕事が命や。

興味の無いことに話を合わせる気はナイしな。

今日も仕事に向かってたんや…全員仕事仲間は恋人とおデート。

残り物には福はないんや。


「阿呆!仕事をしてから行けやっちゅうねん!」


自分の声が部屋に響き渡った。

淋しい気もするしなんか笑えてきたりする。Xmasって毎回こうや。

祝ったことねえって。

てか…終わらへん。

仕事多すぎやねん!!!

減らせや!!


グゥ〜〜〜〜〜

とお腹が鳴った。

時計を見ると既に12時になりかけていた。

夕飯を食べるのを忘れてたウチは会社にあるカップめんを食べようと考えた………。

あることがおかしいんや。


「三分待つのめんどいなぁ〜」


ほんま孤独やわ。

だーれの声もしへんし、腹なるわ。サンタクロースにでも来て欲しいっちゅうねん。

…………あ?

雪やないか。ひっさしぶりに見たなぁ。

三分たったな?ええわ。もう食うか。


ズルズルズルズル

ラーメンのすする音までもが部屋に響く。


豚骨やなラーメンは。

Xmasにラーメンってどないやねんな。

まぁ…もうええわ。

諦めや諦め。


ピンポーン

会社に付いとるインターホンが鳴った。

なんやなんや。

新聞ならいらんよ。


ピンポーンピンポーン

うるさいっちゅうねん!

何回鳴らすんや!苛々されるなボケ!

しゃあない…出てやるかな。新聞やったら追い出してやり。


期待半分苛々半分でドアを開けてみた。

そこに立ってたのはサンタクロースのカッコした男。

誰や。これ。

サンタクロース来るわけあらへんし。


「Merry Christmas!」

「………誰や」

「サンタクロースだよ〜」

「………帰れ」


ウチはドアを閉めた。

インターホンを連打し始めた迷惑サンタにイラついたウチは再び開けた。


「なんやねん!邪魔か!陰謀か!」

「サンタクロースだってば…」

「プレゼントないやんか阿呆」

「あるよ!ある!」

「どこや?」


見渡してもないやんか。

白い袋もあらへんしカッコはまぁええとして。

なんやねんコイツ。

睨み付けるとコイツはウチを見て爆笑し始めた。

ムカつくやっちゃな!!


「閉めるで」

「分かったってば!!ねえ湊サン僕ですよ!」

「誰やねん」

「分かってないなぁ…ゝ僕ですよ黒井です!黒井達彦!」


その名前は知っとる。

有名人やし。

いや会社の中でやで。で、そんな奴がウチになんの用があっているん?

よ―分からんわ。


「で、なんの用や」

「実はですね…」

「あ―そや。500文字以内で話してくれ。めんどいからな」

「………」

「ラーメン伸びるからはよ話してくれや」


豚骨ラーメンをすすりながら耳だけを傾けた。

その…何やった?黒井?ちゅうやつはウチをじっと見つめてた。

キモチワルイやっちゃな〜。


「夕飯まだか?」

「ええ…まあ」

「カップめんあるさかい…勝手に食えや」

「その前に話がっっ」

「話?はよう話してくれゆーとるがな」


いじいじしとるな…。

話ってなんやねん。Xmasに話す事なんか?


「実は湊さんが好きなんです」

「は?」

「だから好きなんです!!湊サンがっ」


な―んか顔真っ赤にしてウチに言ってる。

好きなんです?は?

これは…普通に考えれば告白っちゅうやつ?

ええええ?!


「ちょ…ちょいまち!」

「はい!」

「その…あんたはウチが好きやってことか?」

「はい!」


なんやこの空気!入れ替えせなあかん!

もうあっつくて顔ウチまで赤くなるやんか。

………ちゃうねん。

この赤いのは気温のせえじゃあらへん。

………コイツのせいや。

阿呆……。


「返事欲しいか?」

「今すぐ!」

「そやな…目え瞑っとったら答えてやってもええよ」

「本当ですか?!」

「ほんまや。はよ目え瞑れや」


黒井は目を瞑った。

なんちゅうか…純粋すぎんねんコイツは。

恋愛なれとらんウチにとったらよう分からん。

答えは出とる。

しっかし綺麗な男やな。

男のくせに睫長いし…。

しゃあないな。

ウチは黒井のほっぺたにかるくチュウをした。



「これがウチの答えや。分かったかあ?」

「………」

「なんや」

「唇にして欲しかったです…」

「な…恋愛なれとらんウチにそこまでさすな!」

「じゃあ僕からもXmasプレゼントあげますね!」


と言って黒井はウチの顔に近付いてきた。

なんやっ……………?

一瞬やったが…黒井の唇がウチの唇に重なった。

…………。


「Merry Christmas!」

「キス―――!」


真っ赤なウチを黒井は

「わはははっ」と笑っていた。

なんちゅうことを…。

阿呆!変態!

…好きかもしれん。

コイツの事ウチ好きや。

きっとこれが…"恋"なんや……………。


ウチらは時計の針が12時を指した時再び唇を重ねあった。


変なXmasやったが…ほんまに幸せや。


ウチのサンタクロースさん。

いつまでも側にいろや!!


END********

*ウチのサンタクロース*を読んで下さってありがとうございました!

実は短編小説でしたがもっとこの二人の恋愛を書いてみたいなぁと思いました!

いつか書けたらいいです!その時も読んで下さいね〜!


では最後にもう一つの小説"キミに幸あれ!"も読んでいただければ幸いです!

ありがとうございました!!


桜木千尋

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ