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悪夢

それこそ人が己の願望を望む形で叶えることが出来る場所

いや、空間と言うべきか

それとも世界と言うべきか


「なんで………なんでこうなってるんだよ………」

俺は狼狽えている

まさか…まさか………

俺が………

手にはナイフを持っている

目の前には知ってるもの達の死体

そして佇む俺

「なんなんだよ…」

突如フードの男が現れ、近づく

「貴様の望んだ世界だよ」

「お前、何処から来た!」


「君の願望から」


男の腕が空を切る

その瞬間俺は意識が遠退いた………


俺も死んだのかな………


俺は深い闇へと落ちていく


死へと向かう………


ピピピピピピピピ


目覚ましが鳴る

俺は闇から目を覚ます

何事にもなっていない


そう、これが彼の夢

ここ数日間の夢


ピピピピピピピピピピピ


起きなくてはならない

新たな一日を過ごすため

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