登場人物
・三つの刃(妖刀、聖剣、魔剣)
『妖刀』 神無月 亮介
26歳の男性。妖刀『鬼正宗』の保持者。かつては全国を旅していたが、現在は殺し屋を営んでいる。その腕は裏社会で知らない者はおらず、一部ではタブー視されている。性格はクールで、冷たい印象を与えがちだが、根は優しく、『非戦闘員には手を出さない』をモットーとしている。妖刀の他に、二丁のデザートイーグル50AEと多数の重火器を軽々と扱う。毎日欠かさずリンゴ酢を飲んでいる(健康に気を遣ってるのではなく、ただ単に好きなだけ)。
『聖剣』 エリザ・クリス
180歳(推定)のエルフ族の女性。聖剣『アスピス』の保持者。世界中を旅して回っている。彼女が訪れた村や町で振り返らない者はいないとされる程の美貌を持っているが、本人はその事を鼻にかけず、誰にでも聖女のような優しさを向ける。その一方、剣と魔術に関しては右に出る者はいないという。下に妹がいるが、わけあって別々に暮らしている。
『魔剣』 グリアス・ジェイド
98歳(推定)のガゼル族の男性。魔剣『ゼイグレス』の保持者。ガルレオン帝国最強の指揮官としてその名を知らしめている。冷酷さと残虐無比な性格で、他国の人間はおろか、全種族にまで恐れられている。油断のせいで亮介との戦いに敗れてからは、彼の命を執拗なまでに狙い続けている。噂では皇帝の王位を剥奪しようと企んでいるという。