表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/60

ペッパーラヴァー

私に愛してるなんて

言いながら


他のオンナに

サインを送るあなた


どこを見てるの

いつもキョロキョロ


それが男のサガだって

知ってるわ


だけどちょっと

やり過ぎじゃない?




黄色いムスタングに乗って

かっ飛ぶあなた


ピンクのシャツを着て

中指を突き立てる


イケてる音楽を

ガンガンかけて


夢の中へひとっ飛び

私はまた置いてけぼりね


アップタウンの子も

ダウンタウンの子も


一緒になって踊ろうよ

オトナの垣根取っ払ってさ


白い子も黒い子も

黄色い子もおいでよ


ペッパーラヴァー

ちょっぴりスパイスをきかせて


ペッパーラヴァー

新鮮な辛味で魅了してみせる


心を火傷しないように

気をつけて




元気を出して

頑張ろうなんて


そうすればきっと

夢は叶うなんて


そんな生ぬるい事

信じて疑わない人達ね


だって現にあの人は

もう他の女を口説いてる


さっきから

スマホばかり弄ってさ


今までは

あなたに気を遣って


おとなし目のレディーを

演じてきたけれど


そろそろ

ピリ辛で攻めるわ




ツリーみたいに高い

ヒールを履いて


マドンナみたいな

網タイツをビリビリに破いて


真っ赤なルージュで

渇いた唇を舐めるの


オトコ達は

ひとたまりもない


ロケットみたいに

月まで飛んでっちゃうわ


ペッパーラヴァー

ちょっぴりスパイスをきかせて


ペッパーラヴァー

新鮮な辛味で魅了してみせる


心を火傷しないように

気をつけて




豪華客船に乗って

世界一周の旅もいいわ


それともクルーザー?

国境を越えていく?


聴いた事もない

音楽に酔いしれ


食べた事もない

料理に舌鼓をうつ


ムスターファ

私を大統領夫人にしてくれるの?


女の子のこと

ちっともわかってないのね


私を愛してるなんて

本気で言ってるの


オーケー それなら

誠意を見せて


テーブルに乗り切れないくらい

オードブルを並べて


ああ 忘れないで

スパイスの効いたお肉も!




ペッパーラヴァー

ちょっぴりスパイスをきかせて


ペッパーラヴァー

新鮮な辛味で魅了してみせる


心を火傷しないように

気をつけて


イケてる音楽を

ガンガンかけて


夢の中へひとっ飛び

私はまた置いてけぼりね


アップタウンの子も

ダウンタウンの子も


一緒になって踊ろうよ

オトナの垣根取っ払ってさ


白い子も黒い子も

黄色い子もおいでよ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ