love song
もしもあなたが運命の人なら
どんなに良いだろう
もしもあなたが運命の人なら
窓の外は降りしきる雨
乾いた都会に揺れるイルミネーション
何処からか流れるバラードに
なぜか大粒の涙がこぼれる
足早に通り過ぎる人波の中
消え入るような歌声に耳をすます
シグナルは青 けれど私は歩けない
引き返したいのに後戻りも出来ず
ただ時間だけが虚しく経ってゆく
心の声が私にそっと語りかける
もしもあなたが運命の人なら
どんなに良いだろう
もしもあなたが運命の人なら
どんなに楽しいだろう
当たり障りない会話で
自分の気持ちを誤魔化していた私
あなたの前だと思うように言葉にならない
花瓶の中の花のように私は押し黙る
かたくなに閉ざしていた胸の奥
もっとあなたに素直になれたなら
この想い届ける事が出来たなら
どんなに良いだろう
Ah…
あなたの笑顔を見るたび苦しくなる
その微笑みを一人占めしたくて
何の取り柄もない私だから
遠くから見つめてるだけが精一杯の愛情
もしもあなたが運命の人ならと
古いアメリカの歌が私に語りかける
もしもあなたが運命の人なら…
あなたの前だと思うように言葉にならない
ただ時間だけが虚しく過ぎてゆく
通りから聞こえて来るバラードに
なぜか大粒の涙がこぼれる
もしもあなたが運命の人なら
どんなに良いだろう
もしもあなたが運命の人なら
窓の外は降りしきる雨
乾いた都会に揺れるイルミネーション
足早に去ってゆく人波
濡れたアスファルト
シグナルは青
なのに私は一歩も動けない
もしもあなたが運命の人なら
どんなに良いだろう
もしもあなたが運命の人なら
もしもあなたが運命の人なら
どんなに幸せだろう
もしもあなたが運命の人なら




