表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱の領主に転生した俺、放置されていた辺境をチート改革したら、なぜか帝都が震え始めた  作者: 蒼野湊


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/41

第36話 王都 × 黒翼戦団の対立激化。そして“第三勢力”介入

 光障壁が消え、

 ミリアはアルトの腕に縋りついたまま息を荒げている。


アルト:

「ミリア、もう動かなくていい。

 俺が……守る」


ミリア(弱く首を振り):

「アルトさま……ごめんなさい……

 少しだけ……休ませて……」


 そこへ。


王都特使レアが剣を構え、

黒翼戦団長ゾルガが影を膨らませ、

二つの軍勢が“同時に”歩み寄る。


 


◆ ◆ 王都と黒翼、ついに直接衝突寸前


レア:

「創造領主アルト・フェーンは王都の管理下に置く!

 黒翼が触れる権限はない!!」


ゾルガ:

「王都が彼を研究材料にするなら、

 我々は保護する権限がある」


レア:

「保護?

 影の連中が言うと“監禁”にしか聞こえないわね」


ゾルガ:

「お前たちの言う保護は“分解実験”だろう」


レア:

「……っ!」


影兵:

「戦団長、王都兵が魔法詠唱を始めています」


魔術騎士:

「影兵が包囲網を締めてきています!

 レア殿、命令を!」


レア:

「全員構えろ!

 黒翼の出方次第で戦闘――」


ゾルガ:

「こちらも構えろ。

 不当な拘束は許さない」


 


ステラ:

「いやいやいや!

 本当に戦い始める気じゃないでしょうね!!」


ガルド:

「ひとまず落ち着けよ!

 巻き込まれたら死ぬのはこっちなんだぞ!」


アルト:

「頼む……村人がまだ近くにいる!

 ここで戦争はやめろ!!」


だが、誰も聞いていない。


 


◆ ◆ 緊張が頂点に達した、その瞬間


 大地が震えた。


 ゴゴ……ゴゴゴ……!


レア:

「地震……? 違う……魔力反応……!」


ゾルガ:

「魔力濃度が急上昇……!

 王都でも黒翼でもない……“外部”だ!」


影兵:

「空……空を見てください!!」


 全員が空を仰ぐ。


 雲が、黒く裂けた。


 その裂け目から――

 “白い翼”を持つ人物がゆっくりと降りてくる。


ミリア(震える声):

「……白い……?

 光でもない……影でもない……」


アルト:

「誰だ……あれ……?」


◆ ◆ 第三勢力・“白面の使者ホワイトフェイス”登場


 その人物は、

 白い仮面と白い外套を纏い、

 音もなく地面へ降り立った。


???:

「……静まりなさい。

 あなたたちの争いは無意味です」


レア:

「な、何者……?

 王都の紋章も無い……!」


ゾルガ:

「気をつけろ……

 尋常ではない魔力だ。

 影でも光でもない……“中庸バランス”の力……!」


アルト:

「……俺のことを知ってるのか?」


白面の使者は、

ゆっくりとアルトへ向き直る。


???:

「――アルト・フェーン。

 あなたを“迎えに来た”」


レア:

「なっ……!?」


ゾルガ:

「何を言っている!

 創造領主を連れていく権限はどこにもない!」


???:

「ありますよ。

 “あなた方の知らぬ場所”になら」


 


その声は凍るほどの静寂を含んでいた。


 


◆ ◆ 白面の使者の“力”の一片が発動


 白面の使者が手を軽く振る。


 それだけで――


レア:

「っ!?

 体が……動かない……!」


ゾルガ:

「影が……消されていく……だと……!?」


影兵・魔術兵:

「な……なんだこれ!?

 魔力が霧散する……!」


 


アルト:

「何をしたんだ……!?」


???:

「安心なさい。

 殺してはいません」


「ただ――

 あなたを“こちら側へ連れて行くため”に、

 邪魔を消しただけ」


ミリア(怯えながら):

「アルトさまに……触らないで……!!」


???(穏やかに目を向ける):

「光の巫女。

 あなたは、彼と共に来てもいい」


ミリア:

「来ても、いい……?」


???:

「ええ。

 あなたは“鍵”だから」


アルト:

「鍵……?」


 


そして、白面の使者は静かに告げる。


???:

「アルト・フェーン。

 あなたの“創造の源”は……ここにはない」


「――我らの元へ来なさい。

 本当の“創造”を思い出すために」


 


次の瞬間、

白い光が地面から噴き上がった。

本話もお読みいただき、ありがとうございました!


少しでも続きが気になる、と感じていただけましたら、

ブックマーク や 評価 をお願いします。


応援が励みになります!


これからもどうぞよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ