天さんの正体判明!?
遅れました
m(__)m
「決まった」
「決まってねーし、誰だよお前」
つるちゃんも俺を警戒してるし。
「答えろ」
ヲイヲイ氷の槍なんて物騒なモノを向けるんじゃない。
「どうするの?」
「どうしよっか」
いつかは言うつもりだったし、いっか。
「俺は天さんだよん。今の姿が俺の本当の姿ね」
「な!?」
「え!?」
「驚くよね〜。あの声だけだと思ってた天さんが実は元神様なんだから」
「言うなよ久遠」
「どういう事だ」
「説明は後で。先ずはあの化物を倒そうか」
「ちっ、ちゃんと話せよ」
「わかってるよ。行くぞ桜ついてこれるか?」
「お前の方こそついてきやがれ!」
桜は力を使い鬼神の動きを封じる。俺が力を使うほどじゃないな。無手でよゆーよゆー。
「桜、アイツは俺が抑える。"蓮獄"を使え」
「分かった!」
桜が鬼神の周りに火の粉を降らせ始めた。その火の粉に触れると
「グォォォォ」
焼かれ、凍る。
「どうしたぁぁ。闘えぇぇ」
「終わりだよ」
「地獄の炎に焼かれて凍れ」
鬼神は砕けた。
「私の研究がぁぁぁ」
「アンタの研究は終わったんだオヤジ」
「今度こそ帰ろうつる」
「……はい」
「これにて一件落着」
「説明が残ってるでしょ」
「そうでした」
「で、どういう事だ?」
「俺、元神様。以上」
「あほかっ!ちゃんと説明しろ」
「私も知りたいです」
「つるちゃんが言うなら」
仕方ない話すか。久遠は俺の膝の上で寝ちゃったし。
「俺の正体は桜華。さっきいった通り元神様だ」
「元とはどういう事ですか?」
「殺されたんだ」
「そして記録から消され鬼神にされた、と」
「そゆこと」
「何故殺されたんですか?」
「飽きたんだ。この世界に」
「飽きた?」
「そう。なんの変化も無い世界にいてもなんの面白味もない。だが自分でも死ねない。そんな事を百年近くすごし、自分の部下に殺された」
「何故ですか?」
「俺がこの世界を無くそうとしたから」
「「は!?」」
「しただけ、だけどね」
「?」
「変化を起こそうとしたけどその前に殺された。まぁそうさせたんだけど」
「成る程。で、お前はなんで俺に憑いたんだ?」
「桜、君の一族はね実は神の血をひいてるんだ」
「母さんか?」
「正解。そこに俺と波長の近い君が生まれた」
「それだけか?」
「いや、十年前の事件で俺の封印が解けたんだ。そしたら君がいた。それで面白そうだから君に憑いたんだ」
「面白そうだからって」
「分かりました。では呼び名はどうしましょうか」
「今まで通りで良いよ」
「ん〜〜。話終わった?」
「終わったよ」
「聞き忘れてたがその子は誰だ」
「久遠だよ」
「珍しいなウチの狐と同じ名前だ」
「鈍いなぁ」
「そういう事ですか」
「つるちゃん分かった?」
「はい。最初から気になっていましたから」
「私がその久遠だよ。桜♪」
「んな訳あるか」
「はぁ。桜、君はこの世界の事をもっと知るべきだ」
「どういう事だ?」
「君が思ってる以上にこの世界は混沌としてるんだ」
「?」
「いずれ分かるよ。久遠は妖狐なんだ。だから人になれるんだよ」
「じゃあ本当に久遠か?」
「うん」
「これで俺達についての説明は終わりだよ。次はつるちゃんだ」
「はい。先程も言った通り私は魔女です」
「魔女ってなんだ?」
「何でもないよ。君みたいに力を持った人の事だよ」
「つるにも力が?」
「私の力は"鈴音纏翔"です」
「能力は?」
「生き物の生命を操ります。と言っても傷を直す程度ですが」
「ふーん。ところでつるちゃんはいつ桜に助けられたの?」
「少し前に罠にかかっていましてその時に」
「罠ってつるちゃんが?」
「はい。もっともその時は鶴でしたが」
「ああ、あの時の」
「よしこれで話は終わりだな。もう遅いし寝るか」
「ちょい桜。俺と久遠の部屋を用意してよ」
「忘れてた。適当に空き部屋使ってくれ」
言い忘れていたがこの家は昔話に出てくるようなぼろ屋ではなく武家屋敷である。
「じゃあ久遠は俺の隣な」
「えぇー。一緒が良い」
「ダーメ」
「ブー」
そして皆が寝静まった頃、怪しい影が……。
「やっと見つけた」
「おら、起きろ」
「断る!!!久しぶりの睡眠を邪魔するな」
「お前が起きなきゃ飯が食えねえんだよ」
「つるちゃんの飯か……よし起きよう」
「そうしろそうしろ」
「ん?」
布団の中に何かいる。めくってみるとそこには。
「ん〜〜寒いよ」
馬鹿狐がいた。馬鹿狐って動物三匹もいるね。
「まさか久遠に手を出したのか?」
「んな訳無いでしょ君じゃあるまいし。大方寒くて俺の布団に潜り込んだんでしょ。起きろー久遠」
「おはよう天しゃん」
「転ぶなよ」
四人での食事は楽しかった。天が馬鹿をして桜が怒り、久遠とつるがそれを見て笑う。以前とは違うがこれも日常。
バトルの描写が下手なことについては目をつぶって下さい
ではまた次回お会いしましょう




