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四方山徒然草  作者: 長野晃輝
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「観測宇宙論」

「観測宇宙論」


 観測宇宙論とは。

 宇宙に存在するものは、知的生命体によって観測されることで存在が証明されるという知的生命体中心主義にもほどがある論だ。

 そう思っていたのだが、どうも違うらしい。

 確認するかぎり、「観測的宇宙論」はあるが「観測宇宙論」はなかった。

「観測的宇宙論」は天体望遠鏡などで観測できたデータ、や調査衛星が持ち帰ったデータを元に仮設を立てる宇宙研究の手法のようだ。

 結果的にわたしの思う観測宇宙論は間違っていたらしいが、考え方の手法としてはこの宇宙論は有用ではないかと思う。

 この考え方は、認知できないものを気にする必要はないということだ。

 世界の裏側で起きている悲しい出来事や、テレビの向こう側で起きているゴシップ。

 もしこれらに一喜一憂できるのであれば、それ素晴らしいことだ。しかし、自分が関与できない、関係がない場所の出来事までに心を配り続けるには限度がある。

 時にはそういう無関係な場所のことを観測しないようにしてもいいはずだ。

 観測できないものは存在しない。存在しないものに悩まされることもない。

 時にはそんな自己中心的思考に切り替えてもいいのだと思う。




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[一言] 仮に私が、あるいはアフリカの何処かや南米の何処かで、誰か見知らぬ人が死んでも地球は回ります。 気にし過ぎてもどうにもなりません。
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