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四方山徒然草  作者: 長野晃輝
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「趣味」

「趣味」


 わたしは趣味を聞かれた際に少し困る。

 趣味が多過ぎてどれを言えばいいのか悩むというのもあるが、TPOに合わせた答えは何なのかと考え込んでしまう。

 わたしの趣味はゲームに、読書、物書きに特撮鑑賞、最近はジョギングである。ちょっとした料理も趣味と言えなくはない。ラーメン屋のローテーションを続けるだけの外食だって趣味には違いない。

 例えば女性と初めて会った時に趣味はと聞かれると、どう回答したものかと悩む。

 その人の興味のあることを言えればいいのだが、いい歳をした男性が「趣味は仮面ライダー見ることです!」と言うのはなんだか締まらない気がする。

 結局そういうところで無駄な見えを張ってしまうのだろう。

 全部言ってしまえばいいのだろうか。その中で相手が興味あることだけを話していればいいのだろうか。

 無難なのは相手の趣味を先に訊いて、相手がどんなことに興味を持っている人なのかを確認して、それに合わせた趣味を答えるというのだろうか。

 まあそんなところで相手に合わせる必要はないのかもしれない。

 別に自分を隠しているわけではない。相手に合わせて八方美人できる器用さもわたしにはない。それに全員に好かれなければならないわけでもない。

 全部言うのが吉かもしれない。

 今度からはそうしてみよう。



次回予告

「観測宇宙論」

(予告は予告なく変更になるかもしれません)




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