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四方山徒然草  作者: 長野晃輝
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「星」

「星」



 昼間に星は見えない。太陽の光があまりにも強くて、星の光を飲み込んでしまう。

 と言うことは、認識していないだけで、昼の空にしか輝けない星もあるのだろうか。

 太陽と言う巨大な光に飲み込まれ、輝きを認識されない星は一体何を思うのだろう。

 実にセンチメンタリズム溢れる言い回しだ。詩的とも言える。

 恒星が光るのは自然現象である。そこに人間的な感情はないし、観測されないからと言って特に星々が気にすることもないのであろう。

 第一今の技術なら昼間に地上から見えない星も衛生写真や天体望遠鏡などで見ることもできると思う。

 一方で、星の光なんかに人間の感情を託すのが人間がやる創作と言うものだ。

 このように相反する見方を並列して書くのは、我々創作畑の人間にはいいことだと思う。

 合理的現実的な、或いは夢を否定するキャラクターの心情と、夢を持つロマンチストで前向きなキャラクターの心情。創作者は時として双方を描く必要もある。

 詩的と現実的の双方の視点を理解するのは難しい。こうして書いて整理するだけで理解したとは言えないが、さわりだけでもとらえることはできる。

 その捉えた形にキャラクターを落とし込めていくといいのだろう。

 星から創作論になってしまった。

 少なくともわたしは星に対して何か特別な感情はない。

 ひょっとしたらこの先の人生でそんな感情を得ることがあるのかもしれない。

 ただ夜空の星は弱弱しい光で、親近感を覚える。

 大きな光の前では輝けないのも、本当はもっと多くの星があるのに自分には見えないことも。

 なんだか砂漠の砂の一粒みたいで、自己肯定感の低いわたしには近しく思えるのだろう。




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