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四方山徒然草  作者: 長野晃輝
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「定義」

1日目

「定義」


 物書きの仕事の始まりは全て定義を付けることだと思う。

 今から書き上げる物語は一体どんな意味を持つのか。

 自己を投影した物語? 心を削いで生き血を注いだようなメッセージを持つ物語? 自分の願望を形にした物語?

 意味を持たせないで作ったと言うわたしのように天邪鬼な人もいるかもしれないが、本当に意味のない事など人間はできない。というより耐えられない。無意味な行為を続けることに、人は耐えられるほど機械的ではない、と少なくともわたしは思う。

 何が言いたいかというと今から書き続けると決めたこの文章に、わたしは意味を付けることから始めたいのだ。

 この文章は今はわたしにとって文章を書くリハビリであり、練習である。三日続けば坊主ではなくなり、一週間続けば苦行になるだろう。

 だが、一か月続けば習慣になり、三か月続けば自慢になり、半年続けば目的になり、一年続けば次の一年の目標になろう。

 このエッセイに似た何かは当面の間、わたしの創作の合間の箸休め兼リハビリだ。

 誰の目に触れようが触れまいが気にせず、一日一遍を書き上げる。

 この文章はそういうものだと定義しよう。

 ネタに事欠いた場合は、わたしの過去話でお茶を濁すことにしよう。

 特に山も谷もない人生であるが、特に話すこともなくそっと思い出の棚にしまったエピソードは少なからずあるはずだ。

 現状ネタとしては「偽善者」「初恋」「いじめ」「郷愁」なんかが思い浮かぶ。

 ああ、いっそ今すぐ書き殴ってしまいたい!

 そんな衝動に駆られるのはこれを書き始めた初日だからなのだろう。

 早々にネタ切れになって毎日更新できなくなるのは困るので、本日はこの辺で。


次回予告


「成人」

(予告は予告なく変更になるかもしれません)


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