生きていくのは大変だ
毎月通帳を溜息をつきながら眺めていると色々考えてしまいます。
生きていくにはまず『お金』が必要だ。
いや、生きていくだけでも必要。
衣食住はお金がなければ成り立たない
それに働いていようとそうでなかろうと払い続けなければいけないものもある。
国民年金、健康保険、税金・・・滞納したことはありません。
当たり前と言わないでほしい。
現実はとても厳しいです。
未収入には特にキツイ。
例え実生活に必要なものを最小限に抑えても、物欲を我慢する日々を送っていても預金通帳の残高は減っていく。
正規社員の頃は自動引き落としだった為、あまり意識していなかった支払い義務のあるものたち。
今にして思えば幸せだったな。
幸せはそうと知らない内に、気づかないまま通り過ぎてしまった。
振り返って改めて思い知る。
手取りだけを見て浮かれていたあの頃を。
よくドラマや小説で犯罪に絡んだものは汚れていると忌避する人物達がいた。
当時は同調していた自分だけど、現在ならきっとこう言うだろう。
「だから何?お金はお金でしょう。価値が変わる訳じゃないよ」と。
・・・随分擦れてしまったものだ。
純粋なだけで生きていけるか!
現実は厳しいのだからと、身を持って経験したから言えることだ。
(おかげで生温いドラマが観れなくなった)
通帳を眺める。
どんどん減っていく残高。
まるでカウントダウンされていくような残高。
止めなければと求人広告を見て追い詰められている感を抱く毎日。
そういえば最寄り駅が立派になっていた。
必要だったか?・・・屋根付きの駅に繋がる通路なんて、今まで傘差していれば問題なかったのに。
ホントに必要?・・・新しく作るというとある施設なんて、今も皆に使われている同施設が立派にあるのに。
税金はよく考えてから使ってほしいと切に願います。
それは今も減っていく預金残高から払われたもの。
そしてこれからも通帳の残高は減っていく。
穏やかな老後を過ごせるのだろうかと、不安に思いながらこれからも生きていくのだろうな。