日常の幸せ
姉:ただいま
妹たっだいまー!
バタンッ
妹:んーっ 久々の我が家の匂いっ
姉:病院の匂い飽きたもんね、ナデナデ
妹:ん、えへへ!
姉:ところで、ななみが私を連れて行きたかった場所って何処なの?
妹:それはねー ちょっと歩いてったとこにとっても綺麗な湖があるんだー
姉:そうなんだ 知らなかったなぁ
妹:えへへ、頑張って探したんだ! お姉ちゃんと一緒に行きたいなって思って…!
姉:わざわざありがとね ナデナデ
妹:今度はゆっくり行こうね!
姉:うん 取りあえずお腹すいたでしょ? 何かつくろっか
妹:…ぎゅっ…
姉:どうしたの、ななみ?
妹:寂しかった…っ お姉ちゃんの意識戻らなかったらどうしようって思った
私のせいなのに、ごめんね、お姉ちゃん
姉:ん、もうその話は気にしないの
私は大切な人を守っただけなんだから、ね? ニコッ
妹:私だって、お姉ちゃん守ってあげたいもん…
姉:クスッ… もしななみが守ってくれるときはちゃんとお姉ちゃん守ってね? ナデナデ
妹:うん! 絶対に守る!
姉:…私、ご飯よりななみが欲しいかな ななみ、ちょっと部屋いこっか
妹:? う、うん
ガチャッ
姉:ななみ… トンッ
妹:きゃっ! バサッ
姉:ちゅ…んっ…
妹:ん…っ!? ちゅ…ちゅっ… お姉ちゃん…?
姉:私だって、ななみが轢かれると思って 手伸ばしたんだから…っ
命に代えてもななみを守りたい… この指輪に誓ったから…っ
妹:お、お姉ちゃん…! ぎゅ…っ
姉:な、ななみ…?
妹:私だって、軽い気持ちで指輪受け取った訳じゃないよっ
お姉ちゃんと一緒にいたい、姉妹だけどお姉ちゃんと結婚したい
お姉ちゃんは私のとっても大切な人だから!
だから、私だって命に代えてもお姉ちゃんを守りたい…っ!
姉:ん、ななみ ななみは私だけのものだよ… ナデナデ
妹:お姉ちゃんだって、私のものだよ…?
姉:わかってるよ、大丈夫 ぎゅっ…
妹:えへへ… お姉ちゃんの匂い…っ
姉:ななみの匂い…っ
妹:……
姉:あれ…? ななみ?
妹:……スゥ…
姉:寝ちゃったか 疲れてたんだね ナデナデ
(私もちょっと疲れちゃったし、寝ちゃおっと)
妹:スー… スー…
姉:ななみ、お姉ちゃんが幸せにしてあげるからね ちゅっ…
妹:ん…っ ぅ…… えへへ…… スゥ…
姉:(ななみの寝顔、可愛いな とっても安心する)
3時間後
妹:ん…っ あ…寝ちゃってた…
姉:スゥ…スゥ…
妹:っ!? (お姉ちゃんの顔が近い…っ!!!)
姉:スゥ…
妹:(あ…お姉ちゃんの唇…っ キスくらい…いいよね?) ちゅ…
姉:ん… ……スゥ……
妹:(あ…お姉ちゃんの鎖骨… っだめだめ! いやでも…ちょっと触るくらい…) ツン
姉:…スゥ…スゥ…
妹:(も、もうちょっと…) ナデナデ
姉:ん…っ…スゥ…
妹:(ちょっと服の前開けちゃおう…)
姉:スゥ……スゥ
妹:(け、結局上着脱がしちゃった…っ お姉ちゃん体綺麗… 胸…私よりある…) フニッ
姉:んっ…
妹(!?)
姉:スゥ…スゥ…
妹:(よ、よかった… 胸に顔埋めちゃえっ) もふっ
姉:ん…ぅ… スゥ…スゥ…
妹:(や、柔らかい…) もふもふ
姉:んっ…!
妹:(…!) もふもふ
姉:あっ…ぅ…
妹:(ふとももとか…どうかな?) ナデナデ
姉:んんっ…! ちょ、なな、み…っ
妹:!? お姉ちゃん起きてたの!? ナデナデ
姉:な、なみが…っさ、こつ…んっ…触り始めたくらい、にね…っ
い、いつまで…撫でてる…んっ のぉ…
妹:お姉ちゃんのふともも気持ちいいんだもん… ナデナデ
姉:ななみ…っ そっちはだめ…っ
妹:えー? いいじゃん少しくらいーっ サワサワ
姉:て、つき…っ 変わったぁ…
妹:ふふふ…お姉ちゃん…?
姉:え? な、ななみ…? ま、待って! あっ!! いやぁあああああ!!
妹:クスッ お姉ちゃん可愛かったよっ
姉:も、もう… ななみのばかあ…
妹:でもお姉ちゃんそう言ってる割に…
姉:う、うるさいうるさいっ!!
妹:照れてるお姉ちゃん可愛いっ
姉:うぅ… お姉ちゃんをからかっちゃいけません…
妹:でもお姉ちゃん可愛いのは事実だしっ!
姉:っ、ありがと…ななみ ナデナデ
妹:えへへっ 結局お昼ご飯食べてなかったねっ
姉:あ、もうこんな時間 大分寝ちゃったみたいだね
妹:うんっ 久々に家の布団で寝れたし…っ!
姉:うん 取りあえずちょっと早いけどお風呂はいろっか ニコッ
妹:うんっ!
スル…スル…
妹:ジー…
姉:ど、どうしたのななみ?
妹:お姉ちゃんって肌綺麗だよねーっ
姉:そ、そう…? ありがと ななみも綺麗だよ?
妹:お姉ちゃんほどじゃないもん…
姉:大丈夫、綺麗だから ほら、早く脱いでお風呂入ろ?
妹:うんっ
シャー…
姉:~♪
妹:(やっぱりお姉ちゃんの身体綺麗だなー ちょっと悪戯しちゃえっ)
シャワーの温度を若干高くする
姉:っ! あつ…っ!!!
妹:クスクスッ
姉:もー! ななみー!
妹:わわっ! お姉ちゃんごめんってー!
姉:許さない! くらえーシャワー攻撃! シャァア
妹:わわっ!! お姉ちゃんあついっあついっ!!
姉:私はいきなりくらったんだぞー! ほれほれー シャア
妹:ご、ごめんって! そろそろ許してぇえっ!!
姉:もう、びっくりしたじゃん!
妹:ごめんって! ちょっとお姉ちゃんの反応が見たかっただけなの!
姉:それに今日は背中流してくれなかったし…
妹:えっ…! そ、それはその…お姉ちゃんの身体見ててずっとぼーっとしてて…
姉:っっ!! も、もう 明日はちゃんと背中流してね…?
妹:うんっ! じゃあ今度は私が洗うねっ
姉:うん 背中流そっか?
妹:うんっ お願い!
姉:ん、じゃあタオル貸して
妹:はいっ
妹:…えへへっ お姉ちゃんに洗ってもらうの好きっ
姉:ななみ子供みたいだね ナデナデ
妹:お姉ちゃんだから、安心するんだよ、えへへっ!
姉:ん、ありがと
30分後
妹:ふぅ いいお湯だったー!
姉:久し振りに家のお風呂入った
妹:えへへ じゃあ夜ご飯の仕度しよっか!
姉:うん、今日は私が作るね 久し振りにななみに料理食べて欲しいから ニコッ
妹:っ! えへへっ 楽しみ!
こうしてお姉ちゃんが帰ってきていつもと同じ生活が始まった
やっぱり家でお姉ちゃんといる時ほど、幸せなときはないな…っ
この指輪も…お姉ちゃんと私の婚約指輪だもんねっ!
妹:えへへ…っ!
姉:どうしたの、ななみ? 指輪見つめて
妹:お姉ちゃん、大好きっ!!
姉:ん、私もだよ ニコッ
久し振りに我が家に帰ってきた姉妹!
姉妹の可愛さが書いてるうちに増してきている気がします
次話からはどんな展開になるのか、ご期待ください!




