☆四話☆
短いです。
私が、この世界似生を受けて今日で16年になりました。年がたつのは早いですね。16歳にもなると、海での生活にもなれてくるものです。
・・・ただ、ひとつだけなれないことは、この胸です。
正直に言いましょう。はっきり言って前世の私よりも素晴らしい胸です。特段大きいっていう訳ではありませんが、形が綺麗なのです。ザ・美乳って感じです。ですがね、それを貝で隠すのってどうなのですか?貝では、完全に胸を隠すことが出来ません。いくら美乳だからって.....その、
つまり、私が言いたいのは元日本人の私にはこの貝殻ブラが耐えられないということです!!お姉様方は何の恥ずかし気もなく過ごしているので、私の感覚がおかしいのは分かっていますが恥ずかしいものは恥ずかしいのです!!
....まあ、そんなことよりも今日は私の16歳の誕生日なのです。
そして、私が海の上の世界をみることができるようになる日なのです。人魚の世界では、16歳から大人で、海の上の世界をみることが許されるようになるのです。
私の誕生日パーティーまでにはまだ時間がたくさんあるので、今から早速見に行こうと思います。
海の上はどんな感じなのでしょうか。
私が前世で生きていたところなのでしょうか。
なんだか、懐かしい気持ちになってきました。
海面までは、あと少しです。
ぷはぁっ
私が、海からでて初めて見たものは、大きな船でした。
次は、人魚姫が恋に落ちる例のシーンです。