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猫になった人魚姫  作者: 雪心
人魚になりました?
2/17

☆二話☆

目が覚めると、薄い膜のようなものに覆われていた。


その薄い膜を私が触った途端、破れた。


「おぎゃ――――っっ!?」

『破れた――――っっ!?』


・・・私の声がおかしい。いや、私の耳がおかしいのか?


「うぎゃあぁ!?」

『どっちだ!?』


・・・あぁ、うん。私の声だな。うん...。


取り敢えず、ここどこだ?


「おんぎゃっ!?」

『ひえっ!?』


驚いた。周りを見渡すと小さい頃読んだ【人魚姫】にでてくるような人魚が6人いた。・・・しかも皆、絶世の美女である。


「産まれたわ。私達の末の妹が!!」


綺麗なオレンジ色の髪の美女が言った。


(うわっ!眩しい!!)


「えぇ、すぐにお父様に報告しなければ!!」


綺麗な翠色の髪の美女が言った。


(ん・・・?お父様?末の妹が産まれた?私が末の妹?じゃあ、もしかして...)


ちらっと目だけを動かし、足をみてみると


「んぎゃーー!!」

『足がーーっっ』


私、人魚になってるーーー!!


魚じゃなくてよかったあ。


いやいや、問題はそこじゃなくて...


と、いうかなんで人魚なんだ!?


「おーーぎゃーーーっっ」

『いーーやーーーーっっ!』


「あらあら、お腹が空いたの?」


さっきのオレンジ色の髪の美女がそういって、私を抱き上げた。


「ぎやーー!」

『違う!』


「はいはい。ちょっと待ちなさいね。」


だから違う!!お腹なんて空いてない。







ぐぅぅ~~~







...腹は正直だな。本能は偉大だ。


私も大人だ。いや、今は赤ちゃんっぽいが。


うむ。ここは好意に甘えようではないか。


私は、大人だからな。高校生を大人というかは怪しいがな。


ん?ちょっと待てよ?これって所謂、転生ってやつ?


こういうのって前世の記憶とか覚えていないものなんじゃないの?


なんで、高校生とか覚えてるんだ?


私がそんなことを考えていると、口に何かを押し付けられた。


「はい、お口を開けて、あ~ん。」



あ~ん



私は口を開いた。すると、小さな柔らかいものが入ってきた。味はしない。


それを何度か繰り返された後、私は眠くなった。




分からないことを考えても仕方がない。





取り敢えず、おやすみなさい。







短い...。頑張ったんだけどなぁ...。主人公の名前は次の話でだします。

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