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『自称・語りべ』気紛れウサギの変な物語2

作者: 李氷 仁

 さぁさぁ、物語の始まり始まり。



 ロアは男の死神だ。死神とは、生きとし生けるモノの寿命を知り、その魂を食事としている。だがロアは死神の中で唯一、魂ではなく草木を食事としている草食主義(ベジタリアン)。それ以外のものは口に出来ない。その為、他の死神からは変人呼ばわりされている。だが彼はまったく気にしない。というより分かっていない。ただロアは皆がベジタリアンでないのを不思議に思っている。そしてこんなに美味しいんだからと善意のつもりで薦めている。


 ある日、ロアが目を覚ますと世界から草木が無くなっていた。あわてて色々な場所を巡り草木を探すが一向に見つからない。死神は食事をしなくても一年ほどなら生きていられるが、それ以降は存在が消滅してしまう。まだまだ人生を謳歌したいロアはひっしに捜し続けるもいっこうに草木は見つからない。他の死神からは、いい機会だからと魂を食べるよう薦められるが、どうしても彼は口に出来ない。


 そうこうしている内にあっという間に一年が過ぎ、とうとうロアの人生に終止符を打つ時が来た。消滅したくないと嘆くロア。ふとロアは目の前にあるものに気付く。今までは興味も持たなかったそれを前にロアの喉が大きくなる。そうして気が付けばロアは大きな口を開けて、目の前のそれを食べた。

それは―こんがりと焼けたステーキだったのだ。


 こうしてロアは生き延びて、立派な肉食主義(カーニヴォア)になったのだった。


 そして、草食主義(ベジタリアン)だった時以上に他の死神に肉食主義(カーニヴォア)を薦め、ますます変人扱いされる今日この頃である。



 お久しぶりだね。またまた変な物語だったっしょ?もう本当まいっちゃうよね~。でも、読んでくれた皆様には感謝します。気紛れウサギってのは、読者が大好きなんだ。あっ、僕の名前はめんどくさかったら「世界一素敵な語りべで、甘いものと読者が大好きなちょっとお間抜けさんで抜けてるウサギ」って読んでいいからね!…え?前より長くなってるだって?…あはははは、今のはちょっとしたジョークさ!!僕はジョークが好きなウサギだからね。

 まぁ、冗談はその辺にしておいて、次回作をお楽しみにね!!書くか分からないけど☆

 げっ!!「真面目ネコ」の足音だ!!あいつは堅苦しいから苦手なんだよ。逃げなきゃ!!

 それでは皆様さらば!!



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