表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森の愛し子~治癒魔法で世界を救う~  作者:
【第二章】セレイム王国へ
19/28

再び竜の間へ


「貴女は先ほどの治癒師殿」

 中から現れたのは、竜騎士団副団長のレヴィンだった。

「レイでいいです。中の人たちは大丈夫ですか?」

「失礼しました、レイ殿。ええ。おかげさまで。皆、食事もできるほどの回復を見せています。本当にありがとうございました」

 彼は、深く頭を下げた。

「それならよかった」

「ところで、レイ殿の隣にいる方はどなたでいらっしゃいますか?先ほどは、お見かけしなかったと思うのですが」

 と頭を上げたレヴィンはレオンに視線を移す。

「彼のことは気にしないで」

「私はレオン。セルビオス国王とは長くからの知り合いだ」

 レイは、触れないよう流そうとしたが、彼が自ら名乗り出た。

「そう、なのですか」

 信じられないという顔のレヴィン。

 それもそうだ。彼と年が近いと言われても違和感のないレオンの見た目からは想像は難しい。

「ああ」

「お二人は、ここに何か御用で?」

「団長さんと食事の約束をしたから、ここで待っているの。副団長さんも、一緒に行く?」

「いえ、私は結構です。まだ仕事があるので」

「そうなの?だったら団長さんも、仕事があるんじゃないの?」

「まぁ、今日くらいは、大目に見ますよ。明日からは、休んだ分働かせますので」

「意外と優しいのね。もっと厳しい方だと思っていたわ」

「今日だけです」

 そんな会話をしていたら、カインが着替えを済ませ戻ってきた。

「すまない!待たせた。ああ、レヴィンもいたのか」

「団長殿は仕事が残っているというのに、これから食事に行かれるようですね?」

 黒い笑みを浮かべカインを詰めるレヴィン。

「これには訳があるんだ!レイ殿たちが今日は街に泊まるそうで、助けてもらった礼に案内しようと思って」

「はぁ。明日からは、きっちり働いてもらうからな」

「ああ、必ず!」

 レヴィンにたじたじのカイン。団長の威厳はどこへやら。

 二人のやり取りが落ち着いた隙を狙ってレイがカインに声を掛けた。

「あ、団長さん」

「なんだ?」

「街に行く前に、少し竜騎士の人たちの様子を見て行っていいかしら?」

 レイは、竜の間にいる騎士たちの様子が気になるようだ。

「ああ。構わない」

「ありがとう」

 カインに許可をもらって、彼女は再び竜の間へ入る。

 すると―

「治癒師様!」

「聖女様!」

 レイが入ってきたことに気付いた治癒師並びに騎士たちが声を上げる。

「人気者だな。聖女様?」

「からかわないで頂戴。レオン」

 竜の間に入るとすぐにレイの前に、一人の騎士が来た。

「助けていただきありがとうございます!このご恩は一生忘れません」

 助けたレイに感謝を伝えに来たらしい。

「そういうの要らないから」

「ですが、助けていただいたのに何もしないのは、騎士の名に恥じます」

「だったら、食事をとって、早く寝て、騎士として万全の状態にならないと、いけないんじゃないかしら」

 冷たくいい放つレイ。

 しかし、紡ぐ言葉は優しかった。

「はい!」

 そうしてレイは騎士たちの診察を始めた。


【森の愛し子~治癒魔法で世界を救う~】

を読んでいただきありがとうございます!


読んでいただいた方に癒しを

届けられたら嬉しいです( *´꒳`*)


この作品をより良いものにしたいので、

感想、ご意見、お待ちしております!

また、誤字脱字を見つけた方がいましたら、報告していただけると助かります。


不定期更新ではありますが、この世界観をのんびり楽しんでいただけると嬉しいです^^*


ブックマーク、評価もよろしくお願いします!/碧


作者のTwitter→@ao_rapis

主に小説の更新情報を発信しています!


カクヨム様にも同作品を投稿しております。

https://kakuyomu.jp/users/ao_rapis

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ