表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

惚れると強い、何事も

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

日本画にも、星座にも、興味はあるんですよ。

でもそこまで物を知らないのは、惚れてないからだと思います。

西洋絵画に興味持ったのは、とある番組だした。

最近は建造物が多いので、特番で良いのでやって欲しいなー。という私の我儘です。

とある日の骨董品店の内部。柔らかい光度と、過ごし易い温度が保たれたその場所は、心臓を求める魔法使いの部屋と欲にていた。彼はあの部屋をガラクタ塗れと称していたが、私からしてみれば宝の山。一部屋作って寛ぎたい。金がないから無理だけど。

そんな中で、私は飾られた小物に目を向けていた。

「あのさ、骨董品の知識ってどうやって身に付けた?」

「そりゃ最初は師匠にへばりついて、色んなところに行って、直で見て学ぶんだよ。本物を安く売る所もあれば、偽物を高く売る所もあるね」

白手袋を嵌めた店主は、何処からか買い叩いた雛人形を見ながら、毛叩きを使って埃を落としている。自らの目を使って、カビが無いかを確認する様は、真剣そのものだった。

「骨董品や古美術に興味があって、博学をとった時期があったもんだけど、上手く使いこなせていないんだよね……。突然屏風とか人形出されても、多分知識がほいっと出てこない」

「その心持ちがあるなら、あんまり心配してないんだけどねぇ」

彼はそう言うと、観察を終えた雛人形をそっと机の上に乗せた。

「何かを学ぶ時は興味を持ったものから。屏風とか人形とかジャンル問わないで知ろうとすると、目を回すだろうから、より限定的に。

なんでも良いよ? 博物館でお目にかかった可愛い子の名前を検索かけて、それに特価して調べるんだ。作者はだぁれ? 作成時期は? 何故これを書いたの? そこから派生していけば良い。

僕の知人に能面に興味持ってる子が居てね、最初は全〜然興味なかったらしいんだけど、博物館で見かけて惚れたらしいよ。それからは僕が話した通り。派生して調べていった。

本職と渡り合えるかといわれたら、ちょっと未熟だけど、普通の人よりは物を知ってるよ」

彼はそう言って、僅かに口角を上げた。

「無理しなくて良いんだよ。惚れたら自然とのめり込む。ただ君がのめり込むには、この子達の方向性が違かったってだけさ」

「知らないのは……惚れなかったからかな……」

何も知らないのは、言葉が出ないのは、私の根底が違うから。ただ興味を持っただけだから。

「ある意味そうとも言える。だって恋は盲目だから。惚れた子ってまぁ強いじゃない? 何を差し置いても知りたがるじゃない?」

仏像に興味持ったのは、単純に神社仏閣巡りが好きになったから。

モデルにさせて戴いてる神様に少し詳しいのは、やっぱり神社仏閣巡りが好きだから。

他の知識よりもちょっと詳しくなったのは、やはりこれのお陰。


取っ掛りはそんな些細なもので大丈夫です。

惚れたら店主が言ったやり方で、勝手に調べるので。


どうしてもその知識を身につけたいと思うなら、多角的に得た方が良いですよ。

本だけじゃなくて、実際に使われているのを見たり、番組見たり。


そう言った面ではゲームと変わらない気がします。

レベルだけ上げても駄目。スキルと装備を上げて完成系。そんな感じかと。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ