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異天神話 All Made Up Fiction -作り話-  作者: あんず
無限階層世界を越えて
2/2

お姉ちゃん

「あ……れ?」


頭がボーっとして何も考えられない。

あたし、何してたんだっけ。


「おはよう、リーネ」


懐かしい声。大好きな声。優しい声。


「おねえ……ちゃん?」


「はい、そうです、可愛い妹リーネの大好きなレーレお姉ちゃんですよ」


あたしは思わず抱きついてしまった。


「あらあら、リーネったら甘えん坊さんね」


「う……だって……ぐす」


ああもうだめだ、涙が止まらないよ。なんでだろう?


「よしよし」


お姉ちゃんが頭を撫でてくれた。


「怖い夢でも見ちゃったの?」


「わかんない……」


「そっか、じゃあ落ち着くまで、ずっとこうしてる」


「うん……ありがと」



「ごめんね、もう大丈夫」


ようやく落ち着きを取り戻したあたしはそう切り出した。


「本当に?無理してない?」


「うん、大丈夫だよ」


本当はまだ少し怖いけど、これ以上心配かけたくないし、それにいつまでも甘えていられない。


「それならよかった。でも、無理しないでね」

「うん……」


よくわかんないけど、この景色を私はなぜか懐かしく感じた。

昨日もこの森の中の小さな家で、お姉ちゃんと一緒に過ごしていたのに。


「ねえリーネ」


「なに?」


「お話し読んであげよっか?」


「お話し?」


「リーネが大好きなお話し、”魔女と勇者”」


「うん、聞きたい!」


「じゃあ、むかしむかしあるところに一人の魔女と一人の勇者が————」

次話おとぎ話です。

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