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《空気使い》って?  作者: 善文
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洞窟探検2日目

翌日


空間魔法(マイホーム)》内〈リビング〉


「旦那、なんかヤバいっす。《空間魔法》の出入口に、魔物が異常なくらい沢山(たくさん)いるっす」(イズム)


 ヤマーダ達は《空間魔法(マイホーム)》で休息している最中も、洞窟内の所々にイズムの《分裂体》を配置し、魔物の情報を積極的に収集していた。


「ヤツに動きはあったか?」(ヤマーダ)

 イズムに飛竜(エンシェントドラゴン)の動きを確認する。


「ないっすねぇ、グースカ寝てます」(イズム)


 飛竜は寝床に戻ってからというもの、目立った動きが全く見られない。


「でも、おかしいわね。イズム、明らかにアタシ達の出入口付近に魔物が集まって来てるんでしょう?」(ネーコ)


 飛竜と外の魔物達の行動に、協調性がない。


「そうっすね、ネーコの(アネ)さんの言う通りっす」(イズム)


 ネーコは昨日、オークロードがパーティーを組んで襲いかかってきたことに、強い違和感を感じていた。


 だからこそ、念入りに仲間達とも相談している。


「偶々(たまたま)じゃないの?」

 ヤマーダは魔物の生態をよく知らない。


「そんな訳ないでしょ!」(ネーコ)


(あるじ)、魔物は生活環境をあまり変えないんじゃ。(ねぐら)でもない場所に意味もなく集まるなぞ、ありえんのじゃよ」

 ターニャが説明役を買って出た。


「ふ~ん」

 ヤマーダはターニャのこういったところを高く評価している。


「どうします、師匠。魔物を全て討伐せずに数体捕獲して、尋問してみるのは、どうでしょうか?」

 メリルが中々良い提案をすると、

「…それがいいと思う」(リン)

「せやな、わからんことは知っとる魔物(ひと)に聞いたらええな」(サリア)

 二人もメリルの意見に賛成する。


  知ってる人?

  それとも、知ってる魔物?


「なぁイズム、出入口にいる魔物って、どんくらい居るんだ?」(ヤマーダ)

 対処できる魔物数かどうか、気になってくる。


「沢山いて、判らないっすね」(イズム)

「うーん…大体(だいたい)でいいんだけど」(ヤマーダ)


 イズムが結構、考え込んでいる。


 そして出した答えは、

「そうっすねぇ、20から100体ぐらいっすかね」(イズム)


  単純に5倍、違うんだけど


  おいおい、

  そんな(アバウト)じゃ全然分からんぞ


「ねぇ、ヤマーダ。とりあえず2~3体残して、ぶっ倒せばいいんだろ? オーク程度ならチョロいじゃん」

 ルルはとっくに戦闘モードだ。


「…あぁ…師匠達にとっては、オークなんてチョロい存在なんですね」(メリル)

 自分達との実力差にガックリしている。



「よし、方針は決まったわ」(ネーコ)


  えっ? 決まったの?


「アタシ達とメリル達で一斉に飛び出して魔物を討伐する。ただし、魔物は2~3体を残すこと」(ネーコ)


「それって、さっきと一緒なんじゃ…」(ヤマーダ)


「グダグダ言ってないで、ヤマーダは飛び出したら、いつものヤツをお願い」(ネーコ)


「分かった!」(ヤマーダパーティー)

「了解!」(《疾風の剣》)



----------

北国ゲンク《竜の洞窟》空間魔法〈出入口付近〉


パーティー(PT)

ヤマーダ、ネーコ(人化)、リン、サリア、

ルル、クロード(人化)、ターニャ(人化)、

イズム、

《疾風の剣》メンバー


 ヤマーダ達が《空間魔法》から飛び出すと、

「おい! 200はいるぞ!!」

 あまりの魔物の多さにバードが叫ぶ。


「どうする、ネーコ?」(ヤマーダ)

「《絶対障壁》!」

 焦るヤマーダと違い、ネーコは冷静にパーティースキルを使用する。


バン、ババババババ…

 魔物の群れは一斉に《絶対障壁》を殴りつけるも、障壁には傷一つすら付かない。


「冷静ですね! 流石(さすが)は師匠、《絶対障壁》」

 メリルもすかさずスキルを展開する。


  あー、ビックリしたー

  死ぬかもって思っちゃったよ


  今のうちに《聖気(くうき)》を調整して、

  バフとデバフっと


  …(みんな)、オレが焦ったの、

  バレてないよな?



 ヤマーダ達と魔物達の間にある薄い膜の障壁が、双方不可侵の状態を作り出している。


 この障壁のため、魔物達はヤマーダ達に近づくことができない。


ズバッ!

「これ、スゲーぞ! こっちからの攻撃はできるんだな」

 バードは障壁の内側から剣だけを出して、器用に魔物を倒している。


『こりゃ、楽っすね』

 スライムに戻ったイズムが、その倒した魔物を自陣営に引っ張りこみ、器用に魔核だけを残して吸収している。


  どうやら《絶対障壁》は、

  かけた側、つまりオレ達が了解すれば

  死体を障壁内に引っ張ることも

  簡単にできるんだな


ブシュッ!

「…油断しない」

 お目付け役のリンもバード達の油断を(たしな)めつつ、器用に魔物を突き刺して倒している。


「ウチらは、見物やな」(サリア)

 《絶対障壁》によって魔法は消滅してしまう。

 そのため、サリアとセシル、キャロルはイズムの残した魔核を収集していた。



 そんな中、戦局が大きく動く。


「そろそろ《絶対障壁》が切れるわ!」(ネーコ)


  嘘!?


「えっ! まだ1分も経ってないぞ」

 驚くヤマーダ。


「このスキルはただの緊急用だから、長く持たないのよ」

 ネーコから意外な事実が告げられた。


「メンバーを左右に割り振るわよ」

 ネーコが次々ど指示を出し始めた。


「右翼は、前衛をルルとイズム、メリル、フィン! 後衛をアタシとセシル!」(ネーコ)

『「「「「了解!」」」」』(ルル達)


「左翼は、前衛をリンとクロード、バード! 後衛をサリアとキャロル!」(ネーコ)

「「「「「了解!」」」」」(リン達)


「ターニャはヤマーダの護衛! ヤマーダは()(かく)、やられないようにして!」(ネーコ)

「任せておけ」(ターニャ)

「…」(ヤマーダ)


  オレだけ、指示の質が違くない?


右翼

 前衛 ルル、イズム、メリル、フィン

 後衛 ネーコ(人化)、セシル


左翼

 前衛 リン、クロード(人化)、バード

 後衛 サリア、キャロル


予備

 護衛 ターニャ

 回避 ヤマーダ


 即席チームの割には、しっかりと連携の取れた攻撃を始める。

 最近、一緒に行動していたことがプラスに働いたようだ。


 右翼の攻撃スタイルは、まず前衛が二人一組でそれぞれの背中を預け、回転するように切り込み、魔物達を混乱させながら撃ち破っていく。

 後衛は、前衛の攻撃から逃れた魔物を魔法で正確に撃ち取っていく。


 左翼の攻撃スタイルは、その逆。

 後衛のサリアが極大魔法を魔物達の中心に打ち込み、キャロルが範囲攻撃で追撃。

 前衛は、魔法攻撃で混乱した魔物を各個撃破。


 こうして、ヤマーダとターニャ以外は魔物の数を減らすことに集中した。



----------

2時間が経過


 あれだけいた魔物達は、オークロードが1体とオークチーフが1体、ゴブリンチーフが1体を残すのみとなった。


『『『…ぐふ、殺す』』』

 未だに、生き残った魔物達3体の戦意は衰えていない。


「捕まえるわよ、ターニャ! イズムは奴らに毒を注入して!」

 ネーコが新たな指示を出す。


「任せろ!」(ターニャ)

『了解っす』(イズム)


 ターニャはドラゴン譲りの圧倒的な力で3体を押さえ込む。


 そんな魔物達にイズムは麻痺毒を注入。


 5分とかからず、魔物達を無理やり大人しくさせた。


魔物討伐

オークチーフ 10体

オークナイト 8体

オークメイジ 5体

オーク 75体

ゴブリンチーフ 20体

ゴブリン 120体


  今回の討伐数は、ギネスだね


「さぁ(あるじ)、出番じゃよ」

 ターニャは痺れて動けなくなったオークロードをヤマーダのもとに連れてくる。


「なぁ、なんで俺達を襲ってきたんだ?」

 ヤマーダがオークロードに優しく尋ねると、

『馴れ馴れしいサルが、殺すぞ!』

 オークロードが敵意剥き出しで吐き捨てた。


  こりゃ、面倒だな

  《聖水(みず)》でも飲ませるか?


 ヤマーダが《聖水》を用意していると《人化》したイズムが、

「旦那、今、飲ませたら麻痺が解けるっすよ」


「あっ! 確かにそうだな」

 抜けているヤマーダ。


 一旦、用意した《聖水》をイズムに渡し、頭の中を整理する。


  …とりあえず、

  甘いものでも摂って

  頭の回転を上げないと…


 ヤマーダが何の気なしに飴玉を取り出し口に放り込む。

 コロコロと飴玉を舐めている姿に、オークロードの喉がゴクリと鳴った。


「まぁ、なんだな。お前も舐めろよ」

 ヤマーダは飴玉をオークロードの口に入れる。


『何をする! …ん、…甘くて…ウマイ』

 オークロードは驚きつつ、飴玉を舐めだした。


「なぁ、なんで俺達を襲ってきたんだ?」

 ヤマーダがやさしい口調で、再度問いかけてみる。


 すると、

『…竜神様を襲いにくるサル達のことを…教わったからだ』

 オークロードがポツリポツリと話し出した。


「それが俺達ってことか?」

『黒髪、黒目のサルとアヤカシギツネの一団と言われた。つまり、お前達のことだろ!』

 ヤマーダ達はその内容に驚いた。


「おい! それって、誰に言われたんだ?」

 ヤマーダが問いかけると、

『…魔族様だ』

「「「「「魔族!」」」」」

 オークロードの回答に驚くヤマーダ以外の一同。


  なんだ?

  魔族?

  でも、なんでオレ達のことを知ってんだ?


  黒髪黒目とアヤカシギツネって

  絶対オレらだよ!


  まぁ、なんだかんだ言って、

  コイツもそんなに悪いヤツじゃ

  なさそうだな


「なんで、話す気になったんだ?」

『ウマイものをくれるヤツに悪い者はいない』


  えっ、そうなの?

  また、すぐに(だま)されそうな…


「まあ、俺達が悪いヤツじゃないことは分かってもらえたんだろ?」

『…あぁ』

 オークロードはすまなそうに答えた。


『お(かしら)、よろしいんですか?』

 オークロードの答えに、オークチーフとゴブリンチーフの敵意も無くなっていた。


「なぁネーコ、コイツらを自由にしても構わないか?」(ヤマーダ)


「…ヤマーダがいいなら、構わないわよ」

 ネーコは一応許可を出すが、納得はいってない。


 ヤマーダはオークロード達に《聖水》を飲ませ、麻痺を回復させてやる。


『助けてもらって、すまないお(かしら)

 オークロードがヤマーダに頭を下げる。


  オークのお頭さんから

  お頭って呼ばれちゃった


  大頭(おおかしら)か…それとも、

  お大頭(おおおかしら)かな?


「そのお頭ってなんだよ? …止めてね」(ヤマーダ)

『我らより強く、優しい。だからアンタはお頭だ』

 オークロードの理屈は単純明快。


「なぁ、お前達の他に、この洞窟にはどのくらいの魔物がいるんだ?」(ヤマーダ)

『そうだな、…6,000は居ると思う』


  6,000って数字が

  多いのか少ないのか分かんねぇ


「ふーん。でさ、お前達に名前ってないの?」

 ヤマーダはオークの答えを軽く聞き流し、質問を続ける。


「…ねぇヤマーダ、前にも言ったけど…ほとんどの魔物は名前が無いよ」

 リンに(さと)される。


  デジャブか?


「また、名前をつけるか…」

 ぼそっとヤマーダが提案すると、

『『『お頭、お願いする!』』』

 前のめりの三人。


  …なんだか、最近

  名付けするがオレの仕事のような…


  えーと、

  オークロードは雄

  オークチーフは雌

  ゴブリンチーフは雄だな


  タロウ、ハナコ、ジロウとか…


  今風だと

  エレン、ミカサ、アルミン


  ジャス、ティン、ビーバー

  ブリ、トニー、スピアーズ


  セン、ト、チヒロ


  …うーん  


「ヤマーダ! まだ~!」(ネーコ)

 名前の候補を考えながら、頭を撫でてネーコのご機嫌を(うかが)う。


「…うん、そうだ! タツヤ、ミナミ、カズヤなんてどうだ?」


 ヤマーダの名前を聞いて、

「へぇ、変わった名前ですね」

 メリルが率直な感想を言う。


「(なんで、ヤマーダがその名前を知っとるんや、世代ちゃうやろ!)」

 サリアは何か言いたそうだ。


『『『いい名前だ』』』


“タツヤが仲間に加わった”

“タツヤは名付きの魔物になった”

“タツヤは進化する魔物に変化した”

“ヤマーダはタツヤを従えた”

“ヤマーダとタツヤに思考パスが繋がった”


“ミナミが仲間に加わった”

“ミナミは名付きの魔物になった”

“ミナミは進化する魔物に変化した”

“ヤマーダはミナミを従えた”

“ヤマーダとミナミに思考パスが繋がった”


“カズヤが仲間に加わった”

“カズヤは名付きの魔物になった”

“カズヤは進化する魔物に変化した”

“ヤマーダはカズヤを従えた”

“ヤマーダとカズヤに思考パスが繋がった”


  いつものね、いつもの


  あれ?

  コイツら勝手に仲間になっちゃった

  名前を付けただけだったんだけど…


『お頭、われらを是非、パーティー(PT)に加えてほしい!』

 そんなタツヤの懇願に対して、

「駄目よ、これ以上PTメンバーを増やせないわ」

 ネーコはキッパリと拒絶する。


「えー! ネーコ、どうして駄目なんだ?」

 ヤマーダが駄々っ子のように質問すると、

「これ以上PTを増やすと、連携が上手く取れなくじゃない!」

 ネーコは不機嫌そうに理由を答えた。


「一理あるな」(ターニャ)

「せやな」(サリア)


「そうなのか…じゃあ、タツヤ達がPTを組んで、チャイルドパーティー(CPT)にするのはどうだ?」(ヤマーダ)

「そうねぇ…」

 ヤマーダに頭を撫でられながら、提案を検討するネーコ。


  ネーコの機嫌が良くなるまでは、

  いい子、いい子(撫で撫で)しないとな


「…分かったわ。ただし、活動する場所はこの洞窟付近だけよ、いいわね!」

 機嫌の直ったネーコが条件付きで許可を出す。


「タツヤ達もそれでいいか?」

『お頭との関係性が持てるなら、何でもかまわない』


  後は、PTの名前かな?


  竜神様を守る魔物か…


「タツヤ達のPTに名前を付けないとな。うーん、《竜の守人》なんてどうだ?」

『『『おぉ、いい名前だ』』』


“タツヤ、ミナミ、カズヤによって《竜の守人》が結成された”

“《竜の守人》をチャイルドパーティーに加えました”

“チャイルドパーティーの魔法とスキルが共有されました”

“チャイルドパーティーに魔法とスキルの一部が共有されました”

“パーティースキル《快復の伊吹》が解放されました”

“チャイルドパーティーに簡易版《快復の伊吹》が解放されました”


  おぉ、パーティースキルがまた増えた


「どうやら、ちゃんとCPTに成れたようだぞ」

 ヤマーダが伝えると、

『お頭、サルのPTとは凄いんだな。魔法やスキルがこんなに使えるとは!』

 タツヤ達は歓喜している。


  オイ! サルって…


「あっ! それはそうと、アンタ達は今後、人を襲っちゃ駄目よ。後、人前では《人化》すること! 分かった?」

 ネーコがなんだかんだとタツヤ達に注文をつける。


『『『分かったよ、姉御!』』』


  3人、息の合った良い返事だねぇ



 話は変わり、

「なぁ、タツヤ達には竜神様の所まで、道案内を頼みたいんだが」(ヤマーダ)


『いいぜ、ただ、竜神様に悪さをするつもりなら、お(かしら)達でも教えられないぞ』(タツヤ)


「なんだか、勘違いしているぞ。俺達は竜神様の真意が知りたくて、ここまで来たんだよ」

 ヤマーダは極力、誤解のないように話す。 


  ターニャ本来の姿を見せた方が

  手っ取り早いか


「ターニャ、説明してもらえるか?」(ヤマーダ)

「…なるほどのう、分かったのじゃ」

 ターニャはヤマーダの意図することが(わか)ったようだ。


 サッと《人化》を解くと、

『お前達は知らんだろうが、先にワシらへ手を出してきたのはのヤツ、いや竜神じゃ。何故なのか理由が知りたくてのぅ、ここまで来たと言う訳じゃ』

 竜になったターニャの威圧感で固まるタツヤ達。


「竜姿のターニャの言うことなら、分かりやすいだろう?」(ヤマーダ)


 再度《人化》したターニャを撫でながら、ヤマーダはタツヤ達に話し掛ける。


『いやぁ、すごいぜ、お頭。既に別の竜神様が仲間だったとは。竜神様までの道案内、俺達に任せておきな。邪魔する奴等は叩きのめすからな』

 ターニャの正体を知り、忠誠心がMAXになるタツヤ達。


「まぁ、なるべく穏便にね、穏便に」

 平和主義者ヤマーダは、しっかり釘を刺しておく。



 その後は、タツヤ達の先導により戦闘らしいことは全く起こらず、結構な距離を進み《マイホーム》で休憩に入った。



現在の《空間魔法(マイホーム)》状況

ファーストホーム  → 《疾風の剣》

セカンドホーム   → マイホーム

サードホーム(新築)  → 円卓会議棟

フォースホーム(新築) → 《竜の守人》


  フォースホームの術者はタツヤ


  彼らには、

  サリアの農場、新しく作った牧場、

  オレの牧草地を管理してもらう


  タツヤ(オークロード)って、

  なかなか賢いみたいだ


  良い仲間が増えて、花丸、二重丸だよ

  大変よくできました



 PTも複数になったことから、明確な居住スペースの振り分けを行い、施設の管理体制を決めたのだった。



各役割

ヤマーダパーティー 住居・食糧担当

《疾風の剣》    武器・防具・薬

《竜の守人》    農場・牧場・牧草地

          買出


 以上が円卓会議棟で決められた。


 また、タツヤ達から農場などの管理する仲間を新しく募集する提案があり、満場一致で可決されたのだった。



ヤマーダ

レベル・19→20


ネーコ

レベル・30→31


リン

レベル・31→34


サリア

レベル・30→31


ルル

レベル・27→30


クロード

レベル・30→32


イズム

レベル・2→20

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