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ハッピーエンド  作者: オロカモノ
8/10

新しい彼氏

彼女と同じ学校の友人に

「今後彼女に新しい彼氏が出来たら教えてくれ。」

とお願いした。


その後半年位して彼女からの連絡が減り、友人から

「彼氏出来たらしいよ。」

と連絡を受け彼女に

「新しい彼氏に申し訳ないのでもう連絡しないでほしい。」


思っていたよりも早く彼女に彼氏が出来ていたのにびっくりしたが俺の引き際だと感じ彼女にメールを送った。

そして彼女の連絡先を消去し思い出をすべて家の隣の畑に埋めた。


高校2年は遅刻を120回程し、テスト勉強の時は友人と遊んでいた。全く卒業後の事を気にせずだらだらと過ごしていたと思う。


3年になりみんなが就職先を探しだした。俺は高校での絶望的成績と就職氷河期だった為専門学校に行く事にした。最初はインテリアコーディネーターやスタイリストを考えデザイン系の学校へ行こうかと考えた時友人達から

「お前はあと2年遊んでいられていいよなぁ~。」

と言われた。


この時自分中でなにか変わった。


その友人は嫌みでもなく本音で言ってくれた。

工業高校のクラスメイトは片親だったり家が貧しいかったりして自分でバイトして車の免許代を稼ぎ家の為にやりたい仕事なんて考えず働くのである。


そんな友人達の為に自分はちゃんと勉強をしようと思った。そして親、クラスメイト、山田ひとみさんにちゃんとやったぞ!って言える会社へ就職しようと誓った。


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