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感謝
その後就職し数ヶ月後地元に帰省した際地元の駅のホームで山田ひとみさんらしき人と目が合った気がしたが、走って階段を駆け上って行ったので言葉を掛けなかった。
2年後山田ひとみさん以来の彼女ができた。そして結婚し子供を授かった。
そしてこないだ中学時代の同窓会があった。久々に会った友人との再会を楽しみ、山田ひとみさんとの再会も楽しみにしていたが、現れなかった。
俺は相当嫌われてしまったのかもしれない。
だからこうして君に伝えたい事を小説に書きました。
君と別れる時俺が言った言葉で君を辛い思いにさせてしまった事を申し訳ないと思う。
もっと上手に別れる事が出来たのなら君は授業中に涙を流さなかっただろう。
ごめん。
今は俺の事など気にも止めていないかもしれないけど、
今の仕事につけたのも、両親とうまくいっているのも、自分の家が買えて、今の家族を養っていけるのも、すべてあなたのお陰です。
出逢えてよかった。恋が出来てよかった。
あなたのご多幸を祈って折ります。
おわり。
最後まで読んで頂きありがとう御座います。
下手くそな小説ですみませんでした。




