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チートしかいない二年D組  作者: 神谷 秀一
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口開く魔への扉7

『予定外の遭難者』



 気がついた時には誕生していた。持つ力は万能で、知らぬ内に蓄えられた知識はどんな問いにも答えられる程の知識力を誇っていた。

「わたし・・・は?」

 だが、どんな万能の力を誇ろうと、どんな知識を持っていようと、振るう対象がいなければ、語る対象がいなければ、それは無益。存在価値などありはしない。人ならぬものしか存在しえない閉ざされた世界で、それは孤独だった。

「わたしは・・・わたしは・・・なに?」

 名前すらありえず、振るう力も語る知識も意味がない。だから、意味のない言葉を紡ぐ、意味のない言葉の奥の意味を求めて、ただひたすら、ひたすらと。


「これは準禁忌指定宝具『人喰い(マンイーター)』見た目はただの西洋剣ですけど切れ味というか破壊力が結構ある剣です」

「結構程度で準禁忌指定のなるの?」

 ルガーは首を横に振る。

「これは錬金術師学部の生徒が作ったんですが、名前の通り破壊力の代わりに使用者の生命力を吸い取るんです。だからこその準禁忌指定なんですよ」

 興味なさそうな咲の横を通ってアレフが室内に入り、マンイーターの鞘を掴む。

「これ、準禁忌指定だからもらっても良いんだろ?」

「使う気ですか?」

 聞いてこそいるものの、そうでないことは見て明らかだ。

「んなわけない。売るに決まってるじゃん」

 咲は肩をすくめて嘆息しルガーは苦笑で応じる。

「それじゃ、次の通路に移りましょう」

 そう言って歩き出すルガーの背を追い咲も歩き出す。

「なあルガー、後どれくらいで終わりそうなんだ?」

「二割程確認作業が終わっているので、順調に行けば今日中に終わりますよ」

 地図に視線を落としたまま言いながら、差し掛かった十字路を右に曲がる。ルガーにはわかっているようだが、壁にナンバーが刻まれているとはいえ何もかもが似た作りになっているため咲は自力では帰られないと自覚する。

「あーあ、一日かけて手に入るのがこれだけだった割に合わないよなぁ」

「無駄口叩く暇があったら警戒なさい」

 言いながら咲の右目が、アレフの持つマンイーターを見る。

『直径一メートル、刀身は八十センチ。刀身の幅は五センチで厚さは七ミリ。構成物質は流体金属と魔法銀の合成金属。重量は鞘を合わせて四キロ。生命力を代償に破壊力を引き出すという割には概念兵器に見えないようだけど・・・』

「どしたの? もしかして俺に惚れちゃったとか?」

「そう見えるなら、あなたは目を抉り出した方が賢明ね。私はあなたではなく剣の方を見ていたのよ」

「そりゃ残念」

 ちっとも残念そうに聞こえない、その物言いが咲の癇に障る。それとも、それを自覚してそんな態度を取っているのだろうか。

「学級委員、アレフの持っている剣は、見る限りただの剣にしか見えないけど、なぜ、そんな能力が付与されているの?」

 苛立ちを紛らわせる為の質問であるが、他に紛らわせる手段がないのだから仕方がない。

「そうですね、なんと説明すれば良いのか」

 数瞬考えた後に両手を合わせて口を開く。

「座ると必ず死ぬイスや呪われたダイヤを知っていますか?」

「ええ、それが?」

 ルガーは一度頷くと、アレフの持つマンイーターに視線をやる。

「その剣、実は作られてから百年以上経っているんです」

「は?」

 予想外の年数に、持ち手であったアレフが間抜けな声を漏らす。

「死ぬイスや呪いのダイヤも同様です。多分、最初は偶然の一致だったんだと思いますが、例えばダイヤの持ち主が次々に死んだとします。ですが、あくまで偶然の一致に過ぎません。しかし、周りはそう思うでしょうか?」

「少なくとも欲しいとは思えないわね」

 やはりルガーは頷く。

「周囲の人間はこう思います。これは呪われたダイヤだと。本当は偶然にも関わらず。ですが、偶然を上回る周囲の認識によって、ダイヤの持つ概念が少しずつ変化していったのです。そして、それは時が経つに連れて増して行き、結果として持ち主を殺すダイヤとなったのです」

「その剣も同じということ?」

「その通りです。百年前に打たれたその剣は、当時、通り魔事件の犯人の手に渡り、名前の通り魔物だけでなく何人もの人の血を吸っています」

 その言葉にアレフが「げっ!」と悲鳴を上げて顔をしかめる。

「そして、百年立った今では、おかしな具合に概念が変化してしまい、そのような結果に落ち着いたわけです」

「そんな物が、この次元回廊には封印されているわけね」

 ええ、と言って視線を前に戻した直後、ルガーの身につけていた探知機が警告のアラームを鳴らす。

「本日二度目。収束率も顕現値も低いですが数が多いですね。大体十体程でしょうか」

 視線の先に見えるのは新たな十字路。正面には何も見えないので左右のどちらかにいるのだろうと当たり前の事を推測。

「引き返さないか? 俺としては頑張りたくない」

 どこまでもやる気のないアレフの声に、ルガーは首を横に振る。

「準魔王の密集する左側の通路に、次確認する禁忌指定宝具があります。避けて通ることは出来ません」

「メインで戦うのは私なのよ?」

 そうですね、と気のない返事を返しつつも進む足は止まらない。だから仕方なく……というわけではないが、ホルダーからナイフを抜いて左手に持つ。

「ナイフ一本で戦うつもりですか? あなたの切り札を使えばそれこそ一瞬で・・・」

 首筋の冷たい感触にさすがのルガーも言葉を閉ざす。

「私の行動は私が決める。余計な事を口にする暇があったら、あなたも手伝いなさい」

 言って頚動脈に添えていたナイフを引く。

「そこを曲がればすぐいるの? 音らしい音もしないけど」

「反応を見る限りはいます。待ち伏せなのか、昼寝しているだけなのか」

 その言葉は鼻で笑う。集まって昼寝するような魔王などいるものかと言わんばかりに。

「私が飛び込んでかく乱するから、あなた達は援護なさい。誤射でも私に害をようするようだったら終わった後は覚悟なさいよ」

 曖昧に頷くルガーに拳銃片手にへらへら笑うアレフ。これが人生で見納めになる顔ぶれなら、それこそ最悪の人生であったのだろうと皮肉に笑う。そして、咲は単身飛び出した。


 左の通路に飛び込むなり、目にしたのはこちらを見据える無数の目であった。それらの姿は全て異形。中には眼球をそのまま巨大化させたような魔物の姿もあった。

 気の弱い者なら悲鳴を上げて気を失うような、おぞましい光景であったが咲はそんな気弱さは持っていない。

 生身とは思えぬ爆発的な加速力接近し、一番手近にいた眼球の魔物に弾丸の如き勢いで突きを放つ。銀の刃は空気すらも切り裂きながら、目玉の瞳孔を刺し貫いた。

 そして、耳障りな悲鳴をあげる前に、突き刺さったままの刃で縦に切り裂き、最後に側面へ右手のショートフックで一撃。それだけで目玉の魔物は光に還り、その後ろに控えていた準魔王が前に出る。

「鬱陶しいわね」

 前衛の形で前に出ているのは三体。相手に出来なくもないが不用意に出れない数でもある。後ろに他の準魔王が控えているのなら尚更である。とここで、

 銃声。銃声。

 二体の魔物が悲鳴を上げる。

「言われた通りにしたぜ?」

 返事は返さず一番左端にいた準魔王に接近。それは様々な昆虫をごちゃ混ぜにして作ったような奇怪な姿だった。

「悪趣味な魔王もいたものね」

 突き出されてきた蟷螂の鎌のような物を首を傾けるだけで回避し、そのままナイフを走らせ胴体を切り裂く。

『!!!!!』

 悲鳴を上げながら残った左手……刃のような五指を横薙ぎに振るってくる。

「黙りなさい、耳障りよ」

 それは右手で受け止め、返す刃で魔物の細い首筋を切り裂いた。それと同時に光となって拡散し、後方の魔物が突き出していた腕から何かを射出しようとしている事に気がついた。

「くっ!」

 咄嗟に伏せて避けようとも思ったが、背後にいる二人を思い出し、受け止める事を選択する。

「っ!」

 金属色の光沢をもつ異腕は、その一瞬の間を突いて咆哮した。

『受けとめきれる?』

 白い硝煙のようなものの奥から円柱状の何かが飛び出してくる。本来なら認識不可能な速度なのだろうが、咲の右目は音速を超える銃弾すらはっきりと映す。そして、その視覚と連動した作り物の右腕が咲を直撃するはずだった円柱の弾丸を受け止める。

 轟音に続く衝撃。

 刹那、咲の目の前が真っ白に染まった。


「サキ!」

 白い噴煙が上がった瞬間アレフが柄にもなく叫んでいた。援護のための銃撃も視界が閉ざされているためままならない。そして、咲の様子も同様だ。

「アレフ、落ち着いてください」

「落ちついてられるか!」

 そう言って飛び出そうとした瞬間、一陣の風が二人の間を駆け抜ける。

「貰うぞ」

 それは言うなりアレフの抱えていた剣の柄を掴んで引き抜き、白い煙の中に飛び込んで行った。

「あいつは・・・」

 一瞬だが見えたのはくすんだ金髪に無数のリングピアス。

「なぜ、彼がここに?」

「んな事どうでもいい!」

 怒鳴って駆け出すアレフに、ルガーが遅れて追いかける。そして、その先に待っていたのは、


「・・・・・!」

 視界が白く染まった瞬間、前腕部から肩の付け根にかけて絶叫せんばかりの激痛と衝撃が襲い掛かる。

 泳ぐ上体を無理矢理押さえ込んで、悲鳴を上げたい衝動を必死に堪えて唇を噛む。

「っ!」

 はっきりとしない視界の中で、弾丸らしきものを受け止めた右手を見やれば、それは血こそ流していないものの、腕の形状を在り得ない形に歪めていた。

『しばらく使い物にならないわね』

 オーバーテクノロジーとまで言われるナノマシン技術だが、耐えられる攻撃力にも限界はあるし、修復速度にも限界はある。全細胞レベルでの修復なら尚のことである。

『だけど、回復を待っているような時間はない』

 この瞬間にも周囲の魔物達が襲い掛かってくる可能性があるのだ。だが、動こうにも痛みのあまり脳神経が運動情報を思うように届けてくれない。だから、ナイフを握ったままの左手で壁に手をつき寄りかかる事しか出来なかった。

 そして、噴煙の中から金属色の砲身が鼻先に突きつけられ、

「っ!」

 終わる……そう思った直後、

「どけ」

 短い声と共に、咲の細い身体が突き飛ばされる。そして、アレフとルガーでは在り得ない四人目が割り込んで入り、手の中の何かを一閃。

 それだけで金属色の砲身は小規模の爆発を起こして微塵と化す。だが、もう一方の砲身が突き出されたところで、四人目の身体が旋回し手にした剣らしき何かで、薄煙もろとも袈裟切りで魔物を切り裂いた。

『!!!!!』

 非生物的な魔物が悲鳴を上げて拡散していく。だが、注目するのはそちらではなく、その前に立つ少年だった。

「あなたがなぜここにいるの?」

 尻を付いたまま倒れていた咲が見上げると共に尋ねる。

「それはこっちのセリフだ」

 中途半端に伸ばしたくすんだ金髪に、左右合わせて五つのリングピアス。皮肉げな造作の口元には紫煙をたなびかせる紙巻煙草。

「………吹雪(ふぶき) 十夜(とおや)

「ったく、いきなり空間転移かまされたと思ったらテメェ等がドンパチしてるし、どうなってやがんだよ」

 トレードマークである黒コートはなぜか身にまとっていない。学科指定のワイシャツに足にベルトのようなものが絡みつく特殊なパンツ。そして、両手を被う黒手袋にその全てに通された十個のネイティブリング。その手が握るのは、直径一メートル、刀身は八十センチ。刀身の幅は五センチで厚さは七ミリ。構成物質は流体金属と魔法銀の合成金属製の西洋剣。その剣が持つ銘は「人喰い(マンイーター)」

「まあ、とりあえずは皆殺しにしてからだ」

 よく見れば片刃のそれを肩に担いで咥えたままの煙草を食い千切って嚥下する。そして、腰の後ろからハードフレアと呼ばれる拳銃を引き抜き、いまだに残っていた魔物達に向ける。

「ロックンロール!」

 轟音。


再開された戦闘が終了するまで、たいした時間はかからなかった。アレフとルガーが柄にもなく前線に出てきたことと準禁忌指定宝具を手にした十夜が次々と駆逐していったからだ。

そして、現状は咲の右腕の再生待ち。

「どうしてテメェ等がいるのか説明してもらおうか」

 抜き身のままの西洋剣を肩に担ぐ十夜。

「お宝があるのに放っておく手はないだろ?」

 答えるのは革ジャンのポケットに両腕を突っ込むアレフ。

「これのことか? なんか敵を斬る度に頭がふらふらしてくんだけど」

「その剣は、使用者の生命力を吸い取り、それを破壊力に転化する準禁忌指定宝具です。それと、自分がここにいるのは禁忌指定宝具のチェックをしなければならないからです。本来はあなた達に同行しなければならなかったのですが、あなたに反対されそうな気がしましてね」

 言って苦笑。

「白雪はその護衛ってとこか。まあ、話しはわかったが、隠してたのは気にいらねぇな」

 通路の壁に背をつき腰を下ろす咲に視線を下ろし、

「………テメェ、無事か?」

「薬漬けで諸刃の剣を使うジャンキーよりはましね」

 そう言いながらも腕を抱え込んでうずくまる姿は、見るだけで痛々しい。だが、その睨み返してくる瞳は力を失っていない。

「それだけいえりゃ充分だな。さて」

 ポケットから煙草を取り出したところで眉をひそめる。

「しまった、煙草の予備がコートと袋の中だった」

「切り札の一つが失われるのも時間の問題ですね」

 なぜだと聞くだけ無駄なことだ。情報学部の生徒に生半可な隠し事など通用しない。

「けっ、この剣貰うから構いやしねぇよ」

「十夜、それ俺のなんだけど」

 その残り少なくなった煙草を唇に挟んで火をつける。

「いいじゃねぇか。どうせこんなもん使う奴もいなけりゃ欲しがる奴もいねぇんだから」

 言われて仕方なくといった様子で、アレフは腰に下げていた鞘を取り外して十夜に手渡す。

 そして、鞘に刀身を収めて、ベルトのハードポイントにくくりつける。

「吹雪、あなたに依頼があります」

 どこかで聞いた言葉だと咲は内心で皮肉に笑う。そして、言われたクラスメイトがなんて答えるのかも想像がつき笑みが深まる。

「依頼内容は自分の………」

「断る。在庫の確認程度テメェ等でやれ。俺は息吹達と合流する」

 咲の知る限り、この十夜という少年は、己の親しい人物でもない限り、どこまでも無情をつき通せる人物だ。だから、この返答も当然のように予測出来た。

「メリットデメリットなんぞ関係ねぇ。邪魔するならテメェも始末したって良いんだぜ?」

 さすがはD組の生徒。元々の思考回路が吹っ飛んでいる。

「そこまで言うのなら仕方ないですね」

「賢明だ」

 紫煙を大きく吸って吐き出してから、金髪ピアスの少年は背を向け歩き出す。とここで、ルガーが思い出したように声を上げる。

「そういえば白雪さんが負傷している今、準魔王に囲まれた時、自分達はなすすべもなく殺されてしまいますね」

 十夜の方がピクリと動いた。

「ああ吹雪、気にする必要はありません。自分を殺す手間も省けますしね」

 その肩が更にピクリ。そして、その両足が動きを止める。

「テメェって奴は・・・」

「さぁ、行ってください。愛しい梓が待っていますよ?」

 振り返りざまに突きつけられた言葉は、確かに十夜に中枢に突き刺さった。

「テメェまでそんな戯言信じんのか?! 情報学部だったら情報の成否くらい確かめろ!」

 ずかずかと足音を立ててルガーに詰め寄るが、その当人は十夜の手がマンイーターにかかっている事に気付いてもどこ吹く風。

「情報学部の保有する情報の裏をかくのが自分の目的ですからね。無論、虚言を真実と偽って流すのも目的のひとつではありますが」

「あの噂はテメェの仕業か!」

 刀身の半ばまで引き抜かれたところで、特徴のない顔立ちが意地悪な笑みを刻む。

「はてさて・・・ですが、自分に協力していただけたら噂を払うくらいの協力はしますよ? もっとも、拒否した場合は楽しい事になりますね」

「こ、こいつは……!」

 笑みと怒りの鍔迫り合いはしばしの時だけ続き、やがて、十夜の方から視線をそらす。

「この件終わったら覚悟しとけよ」

 それこそ三流悪役の捨て台詞を残しながら壁を蹴りつける。

「では、吹雪を新たな仲間として迎えると共に、白雪の回復が終わってから移動しましょう」

「猫の手程度には役立ちなさい」

「半傷人が歌うな」

 白の衣装をまとった少女が言い、元黒衣が皮肉る。

「ルガー、俺の影が薄くなってきている上に、咲と十夜の距離が微妙に近付いているように見えるのは気のせいだろうか?」

「概ね正しい情報ですよ。ここに来ている人達は揃って個性的ですからね」

 この二人は、自身が変わり者という自覚はないらしい。もっとも、この次元回廊に来ている全員に共通していることかもしれないが。

 まあ、とりあえず、四人であったパーティーは三人になり、三人だったパーティーは四人になった。

 それが意図してのことなのか、そうでないのかを知る者はいない。



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