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第一章 謎の少年

 マジコ・テクノというとこまであと数日掛かる道のりをやっとの思いで、足を動かし、ラルたちは目的の場所まで歩いている。

 

 今は、廃墟となってしまった街を歩いている

 

 廃墟となってしまったこの街は、かつて、世界有数の大企業あったとこで、貿易や経済の中心となっていたり、5本の指に入るぐらい世界でとても栄えてた。しかし、あの大戦争が遭ったきり、その街だけではないが、経済などがどんどん崩壊していった。

 更には、戦争の被害も受けてしまい、ビルは瓦礫(がれき)の山となり人々は捕虜収容所に送られて強制労働をさせれたりと、中にはあまりにも辛かったのか、自殺にまで追い込まれた人もたくさんいた。

 「ひとまずここで休むとするか」

 みんなを見て休もうと判断したのは、ドムという一応この仲間のリーダーになっている男だ。

 「うんそうしよ~はぁ、もうヘトヘト」

 「お兄ちゃん水飲んでもいい?」

 「あぁでも飲み過ぎるなよ、それしかないから」

 水を飲んでいるのは、ドムの妹のルカで、彼らは小さい頃親に捨てられ、養子として育ってきた。だが、養子として育ててくれた人は戦争で命を落としてしまった。それから、ドムとルカは食べていくだけのお金をなんとか稼いで生きてきた。ある日通りがかった軍人の人に拾われて、ドムは軍人として育ちルカは、家事の仕方などを教わった。

 「私にも水飲ませてぇ~」

 「あ、はい!レオンさんも飲みますか?」

 「いや、僕はいいよ」

 「そうですか」

 レオンという男は、機械に強く壊れたしまった機械などを拾って修理したりしている。彼も戦争で親を亡くしている。しかもドムから聞いた話だが、凄腕ハッカーでもあるらしい。彼はなぜかいつも帽子を被っていて、なんでいつも帽子を被っているのと聞くと話をそらされる。

 「ちょっと、そこら辺散歩してくるわ」

 「あんまり遠くに行きすぎるなよ。あと10分くらいでまた出発するから、それまでには、戻ってこいよ」

 「うんわかった~」

 「ラルさん気をつけてくださいね!」

 「ありがとぉ」

 みんなにそう言うと何かないかとそこら辺を歩きまわる

 砂漠にいたよりは涼しくて、スタスタ歩ける。

 ラルと呼ばれているけど私はほんとに自分の名前がラルなのか半信半疑だ。なぜなら、今までの記憶がなくなっているからだ。気付けばトラックに乗せられて、知らない田舎町みたいなとこに連れてこられた。

 ドムたちと同じように私も拾われた。だが、私を拾ってくれた人はなんでも私の親と知り合いだったらしい。その人は、いつも私のことをラルと呼んでいた。何度も親のことについて話して欲しいといってもすぐに話しをそらされて、聞けたことが一度もない。

 その育った町で彼らと出会いそこもすぐに戦争の被害が出て旅をすることになった。ずっと彼らとは、遊んだりしていたので、一緒に旅をすることに抵抗はなかった。私を育ててくれた人は、逃げる途中ではぐれてしまったけど。

 さぞかし心配してるんではないだろうか。

 歩いているとロボットみたいな残骸を見つける。

 時々なぜだか、彼らを見ると悲しくなってしまう。

 同じ人間でもないのに、胸が痛めつけられるよな感覚に襲われたことが何度もあった。

 そろそろ引き返そうと思った時、何かにぶつかった気がした。

「人の・・・手?」

 間違いなく人の手だった。

 しかもかすかに動いている。

「い、急いで助けなきゃ!」

 しかし、瓦礫に績もっていて女の子1人では助けれそうになかった。

「ドムたちを呼ばないと!!」

 そういうと彼女は急いで、ドムたちの元へと走っていった。

 

 

「あと少しだっ!」

 あのあとラルは、ドムたちの元へ急いでいき今は瓦礫の撤去をしている。

 だいぶ撤去が進み瓦礫の下敷きになってた人が見えてきた。

 パッとみ男の子ように見える。

「よし引っ張りだせ!」

 3人がかりでなんとか男の子を引っ張りだした。

 よく見ると年齢はラルとそんな変わりないぐらいだと思う。

「おい大丈夫か、俺の声が聞こえるか?」

 ドムが呼びかけてもなかなか返事をしない。

「も、もしかして、死んじゃったの?」

「いや、彼の右手を見てみろ」

 レオンがそう言って、彼の右手を見てみると薬指と小指がなくなっていた。

 更に目を凝らしてえみると薬指と小指があったとこから、コードはみ出ているのに気づく。

「この子って、ロ、ロボットなの?」

「あぁ、そうみたいだ」

 するとその時だった。

 突然ラルに目眩が襲ってきた。

続きを投稿しました。

なかなか忙しくて書けませんが、気長に書いていこうと思います!


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