世界中の能力者たち
~第2章 世界中の宇宙戦士~
純太と翔子がなぞのロボットを破壊するとき2人の体が光った。その同時刻、世界中で2人ずつ超能力者が光った。
中国 秋元起(男)15歳 秋曄(女)16歳。
ロシア Лейла・Арский<レイラ・アルスキー>(女)16歳。 Арам・Базаров<アラム・バザロフ>(男)16歳。
イギリス Alex・Archer<アレックス・アーチャー>(男)17歳。Dorothy・Levi<ドロシー・レヴィ>(女)18歳。
アメリカ Brown・Cameron<ブラウン・キャメロン>(女)18歳。Bennet・Attlee<ベネット・アトリー>(男)12歳。
ドイツ Benno・Bahre<ベンノ・バーレ>(男)19歳。Clementine・Auguschnaiter<クレメンティーネ・アウフシュナイター>(女)19歳“後はクレティーと表示”。
世界の超能力者12人。このものたちは、何者なのか。
中国
今、俺とねーちゃんの体・・光ったよな・・・。今は、学校が振り返りでやすみだから買い物にねーちゃんと街まできてたんだよな。どうなってんだ。
「げんき。今私達光ったよね。」
そして、なんだか力がみなっぎっているような気もする。ためしに、俺の能力「風神使い」をつかってみるか・・。
「風千!!」
この技は、周りにいくつもの小竜巻を起こす技のはず・・・。が、違った。念のために空に向けて打ってよかった。空には、いくつもの特大竜巻が起こっていた。
「きゅ、急にどうしたのよ、げんき!!。・・・まさか、あんたも。よし私も。」
「電龍!!」
ねーちゃんの能力は、「雷神使い」。そしてあの技は、手のひらに電気を流してパンチやらビンタとかする技だったな。あんまりでんきが強くなくてよかったけど。もちろん手を上に向けてるな。
バリリリリリリリン←手から空高く電気(雷だろ!あれもう!!)が流れていく音。
「あわわわわ」
「うそだろぉ!」
これはどういうことなんだ。さっきから能力が強くなってるし。あーみんなが見てるよぉー。恥ずかしい!!恥ずい!!
「「どうなってんだよーーーーー(どうなってんのーーーーー)!!!」」
ロシア
え??今私ひかったよね。今は学校の休み時間で廊下にいるから人はたくさんいるのに光ったのは私だけ。しかもあっちで歩いていたアラムも・・・とりあえず・・
「おーーい。アラムーー」
お、気がついてくれたよ。よかった。このまま逃げられたらどうしようかと思ったよ。いつも殴ってるもんなー。見た感じアラムもびっくりしてるってことは、この状況を把握できてないのは同じらしいな。とりあえず近くに行こう。
5分後{先生に事情(多少嘘も交えて)説明して保健室へ}
「これはどういうことだと思う?アラム。」
「俺が知るかぁっ!」
「んでさ。さっきから気になってんだけどさ。なんか…こう…力がみなぎってくるような気がするんだよね。」
「それだったら俺もだ。どうもさっきから調子がいいんだ。」
これをもし、保健室の先生が聞いていたら授業に戻されるであろう。職員室に行っててよかった。
「じゃあ。ためしに能力使ってみよう。」
「んまあいいだろう。俺能力はあまり危なくないもんな。でもおまえのは危ないぞ。」
「んじゃ私から」
「はなしきけよぉ!!」
「大丈夫、外に向けてやるし、そんなに強くもないから。」
「そ…そうか」
「レジェンド!!」
わたしの能力は「伝説使い」伝説の人物・動物を3分間出せる。もちろん3分たたなくても自分の意思でしまうことはできる。ただしランダムというやっかいなもの。前までは出てくるのは、直径20cmの生き物だったけど…。
グギャァァァァァ←直径伸ばせば伝説どうりの四十里(約157km)もなりそうな龍の鳴き声。
「えーーーーー」
「どえーーーーーー」
「戻れぇーーーー」
シュッ←龍が消える音
「で…でかい……」
「なんてもんだしてんだ!!!」
「知らないよーー、いつもどうりにやっただけだよーー」
「ふーむ。ってことは、本当に力が増加してるってことか?まあ俺がやればわかるか…。」
「バリアーー ためしにフルパワーーーー」
アラムの能力は、聞いてわかるようにバリアだ。普通なら体全体はギリギリ守れるような球体ができるはずだよな。でもフルパワーって、変わんないとおもうけどなぁ。
ブォン←この地域は囲んでいると思われる、バリア出現。
バタッ
すぐにバリアは消えた。そして、アラムが倒れた。
「アラムーーー」
「うぅぅぅ。力が出ないぃ。」
どうやらフルパワーだして疲れただけらしい。にしてもすごいバリアだったな…。これはどういうことなんだろうか。
イギリス
ええと。今の時間は7時くらいだよな。起きたばかりだったからな。おきてしばらくしたら、体が光って…そして向かいにこの前引っ越してきた人の2階からも光ってたよな。とりあえず行ってみるか。
玄関から出ると向かいの人(1人)も出てきている。
「あの…もしかしてさっき光りましたか?」
「え…ということはあなたも?」
「はいそうなんです。えーと僕アレックスていうんですけど、どういうことでしょう。」
「あ、はい。私はドロシーです。それより、さっきから力がわいてきているような気がするんです。」
「え!あなたもですか。実は僕もなんです。」
「実は私超能力者なんですけど、ためしに力出してみますか?」
「えーと、さっきから実はが多いんですけど僕も超能力者です。」
「あら、そうですか。だったらちょうど良いですね。2人でやってみましょう。」
『僕の能力は「加速」です。』
『私のは「超音波』
「では僕から。」
朝だからあまりやりたくないけど。まずはふつうにはしって…
「加速!!」
いつもだったら自転車を抜くくらいなんだけど…
ビュッン
気付いて止まってみるとそこはおそらく1kmくらい離れていた。
「うそーーーーーー」
何分かがんばってもとの場所に戻ると、ドロシーさんが目を光らせて待っていた。
「すごいです。すごすぎです。」
「いや。いつもは、こんなになんないんですけど。」
「では、次はわたしですね。」
「はい」
「私の音波は半径25mくらいまで届くんですけど。いまはどうかな?」
「小鳥呼音波!!!」
そのとき僕はびっくりしまくった。なぜかって?それは、
何千羽の鳥が当たり一面からやって来たからだ。
バサバサバサバサバサバサ
「・・・・・・・・?」
「・・・・・・・・す」
「すごいです!!こんなにたくさん呼べる人、僕始めてみました!!」
「アー、うん。これはどういうことだろうね。」
たしかに。なぜこんなに能力がUPしてるんだ??
アメリカ
え?どゆこと?私は、能力を使おうとした瞬間に体が光って?そのまま能力出したら。大変なことに…。
ほんの20秒前
「???時間停止!!!」
この技は目の前の半径30cmの時間が止まるはずだけど。
なんか。半径5mくらいとまっちゃったよ。
「うわー。すごいですね。」
ハッ。そうだった。能力見せてほしいってこの子がいうから。見せてあげるとこだったんだ。確かこの子も超能力者だっけ?
「ちがうのよ!!いつもは、範囲がもっと狭いのに今はなぜか!」
「よーし。僕も負けないぞー」
「話をきいてーーーーーー」
「巨人腕!!!」
たしか この子の能力は体の一部を大きくすることができるんだっけ。でも、10cmくらい太くなるだけなんだよな?
ボン!!
長さ5m太さ50cmはありそうな右手登場。
「「出エーーーーーーーーーーかぁーーーーーー」
これは本人もびっくりらしい。
シュッ←大きい腕が元の大きさにもどる音
「これはどういうことですか。僕といいあなたといい。」
「うーん。もしかして君。光った?」
「え?よくわかりましたね。後ろにいたのに。」
「じゃぁ。きっとそれが原因だ。」
「でも原因といっても…」
「「うーーーーーーーーん」」
ドイツ
うむ。まず状況を整理しよう。わたしは、ベンノ・バーレ。自分で言うのもなんだが、立派なドイツ第三帝国の軍人希望者だ。そしてここは、軍人学校。数十秒前にわたしの体がひかり、怪しいと思ったわたしはためしに自分の能力を試した。するとどうだろう。わたしの記憶が正しければ、わたしの能力は「身体能力向上」自分の体の一部を能力的にUPさせるものだ。そしてわたしは、目を強化した。
「眼力能力向上!」
すろとどういうことか知らないが、前までは遠くの山のてっぺんが見えるくらいのものが、「ツークシュピッツェ」(ドイツで一番高い山 2,962m)のてっぺんが見えてしまっている。???
「おーい。ベンノ!!」
「ん!おい、クレティー!!ここで大声を出すなと、何回いわすきだ!!!!」
「う。ベンノだって大きいもん!!」
あいつはベンノ。わたしと同じ、ドイツ第三帝国の軍人希望のやつだが。軍人としてあまりにもふぬけている。だが、実戦になると(訓練)かなり高い評価を出す。正直わたしよりも。また、クレティーも超能力者で能力は、「水神使い」だった。水を自由に操るらしい。砂漠では、とても便利な能力だ。
「それよりどうした。クレティー。」
「あ、そうだった。今私光ったんだけど、あんたも光ったよね。」
くっ、軍人として自分の行動をやすやす見られてはいけないのだが!
「ああ。そうだ。」
「なななな、なに。急に怖い顔して!」
「う。なんでもない。」
「そ、そう。で、光ってからどうも力が使いたくてね。なんかムズムズすんだよ。」
「ほー、それは珍しいな。お前がムズムズすると言ったら、食事の時間ぐらいだと思っていたがな。」
「ふふ。それは否定できないなーー。ははは。」
「まったく。お前ってやつは。」
「では、早速。」
「ん?いや待て!!まだいいとは一言も!」
「零度水!!!」
やばいな。よりによって必殺技だしやがった。あの技は、触ったら一瞬で凍ってしまうくらいのマイナスの水を出す技。やばいな。よし。
「脚力能力向上!!」
足の力を強化して一瞬でクレティーの後ろに立ち、掴む。そのまま跳ねる。高さ20mくらい行ったら。
「腕力能力向上!!」
真上にクレティーを放り投げた。言っておくが、もちろんがむしゃらではない。きちんと計算している。
放り投げたおかげで上空でクレティーの技が出た。これで被害はゼロだ。1人のぞいて。
落ちてきたクレティーをベンノは見事にキャッチした。その数秒後2人は疲れて倒れてしまいましたけどね。
この12人は不思議と能力がUPしていた。これはどういことだろうか。
第三章へつづく