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逃走戦闘

いやーテストが近いので書くのは控えようと思うたのですが、書いてしまいました、まだ物語りは進行の一途すらたどっていません、少しずつ考えていけたらいいなと思うとります、なお、この話はふぃくしょんのため、国や地域名や新たに見るであろう言葉などに因果関係や関連性は一切ございません。

 授業もすべて終わり、真上にあった太陽も少しずつ傾き始め、広い校庭も校舎もすべてがわずかにオレンジ色を含む光に彩られ始めている、表麻はそんな景色を見ながら一人の女の子の後ろをついてきている。

「おい、夕香、俺をどこに連れて行く気なんだよ」

「いいから、黙ってついてきなさい」

 そういいながら夕香は歩く歩幅を広げていく、表麻はため息をつきながら、彼女の後姿を見やる。

―――俺のことで?

 表麻は思い出す、利峰に言われたことを。

 追求しようとした表麻を見て、利峰は少し心苦しそうに表情を歪めると、表麻の耳元でそっと囁く。

「あの男子生徒二人いただろ? あいつがお前のことを悪く言ってたのを俺たちと話してたあいつが聞いてなー、一言物申したところからあれが始まっちまったんだよう」

「あいつが、か? どうして」

 表麻は少し驚いたように目を丸くした、まさか人の足を凍らせいて拷問するぞと脅す脅迫代表委員が、まさか自分のために口論をするとは思わなかったからだ。

「…………あー、あれだ、あいつ代表委員だろう? そう言うのは許せねーんだと、俺は思うんだよなー」

 少し眉を潜め利峰は言う、表麻は彼の態度に少しばかり気にはなる、しかし。それを考える前に利峰が口を開く。

「んで~? すれ違いざまに、お前は氷野に何を言われたんだい?」

「放課後付き合えだと……わけわかんねーなーったく、なぁ利峰、お前どう思うよ、っつーか、何でお前はさっきから不自然とご機嫌斜め?」

 先ほどから妙に表情が鋭い。

「利峰さんは我慢の限界です」

「はい?」

 その言葉と同時に利峰が表麻の首に腕を絡ませ、スリーパーホールドという名の締め技を繰り出した。

「表麻、お前のことが憎らしくてたまんないぜい!」

「ハァ!? 何が、何がだよ!? テメェ利峰いきなり締め技かまして来るたぁいい度胸してんじゃねーか!」

 その後なぜか始まった二人の乱闘に教室に流れ出していた不穏な空気は取り払われたのであった。

「ここがいいかしらね」

 不意に聞こえた夕香の声に表麻はあたりを見渡す、随分と学園から離れ、着いた場所は町から離れた河川敷、野球が出来そうなくらいの大きな場所である、太陽は沈み始め、遠くのビルの隙間から夕日がさしているのが見える。

 少しばかり距離をとった夕香に表麻は少し声を大きくして問いかける。

「何でこんなところに来たんだよ?」

「あんたを更生させるためよ」

 間髪いれずそんなことを言われた表麻は。

「いきなりクレイジーな発言だなお前、俺は別に更生させられるほどの問題児でもないだろ?」

「あんた、それで自分が問題児じゃないとでも思っているわけ」

 夕香の目が鋭くなるのを見て表麻はあきらめたように肩の力を抜く。

「まぁいいや、俺も少しばかり聞きたいことがあってよ……何であの時俺のことで怒ったりしたんだ?」

 それを聞いた夕香は少しうっ、と呼吸を乱したが、すぐに利峰のやつねと暗いオーラを放ち始める、おーい、聞いてるか? という表麻の言葉で夕香はハッとわれに返ると。

「別に……単に気に食わなかったのよ、人の悪口言う奴らが」

 髪をいじり始めた夕香が言う。

「そうか、俺も気にしてないから言わせとけよ、俺なんか庇ったって意味無いぞ?」

「か、庇ったわけじゃないわよ! それに、あんた悔しくないの? あんたの悪口はクラス以外でも言われてるのよ?」

 表麻はすでに知っている、下位授業サボり学園の底辺と様々な悪口、影口を何度か表麻は耳にしているが、逐一気にしていては埒が明かない、言わせておけばいいのだ。

「悔しいって言われてもなぁ……実際今はそうだし、どうしようもねーっ―――」

 表麻の言葉が途中で止まる、表麻の顔面スレスレに何かがものすごい勢いで過ぎ去ったため、その何かに表麻の残りの言葉は持っていかれたのだ。

 次に感じたのは頬を伝う生ぬるいもの、まさかと表麻は少し触ってみる、妙に人肌のぬくもりと妙な粘りのあるそれは、血であった。

 ものすごい勢いで先ほど過ぎ去った物を目で追いかける、少し先にある鉄橋にあと少しで消える太陽の光を否に反射する……氷の杭、それは先が鋭く、人の体に簡単に穴が開くほどの鋭利さを誇るであろう。

「あんたねぇ」

 表麻はビクリと肩を震わせると、ギギギとまるで油の足りていないロボットのようにぎこちなく首を夕香の方へと向ける。

「あの~、夕香さん? これはいったいどの様な過程をたどって殺人行為へと暴走しようと思うたのでしょうか?」

「言ったわよね、更生させるって、少しでもあんたが馬鹿にされないよう、今からあたしが鍛えなおしてやる!」

「本人の意見は無視!? え、ちょっと待って! そんなもの飛ばしたら俺死んじまうって!」

 夕香の手に鋭い氷の杭が形成される、表麻は早くも逃げ腰に移行するが。

「当たったら病院に運んであげるわ、安心しなさい」

「人体にはあたってはいけない場所があるの知っていますかあなたは!?」

「じゃあ特異能力を使って防いで見なさいよ!」

 そういうや否や氷の杭を夕香は思い切り表麻に向かって槍投げのように投げつける、正真正銘の殺気を表麻は感じて、彼は情けない声を上げながら地面スレスレにしゃがみこんで来る一撃を回避した、氷の杭の軌道に乗って風が吹き抜ける、表麻の顔に見える汗のしずくは暑さだけではないであろう。

「うおい!? 今の完全に顔面コース! 風穴開ける気か!」

「少しはマシな顔にしてやろうと思っただけよ」

「……いやいやいやいや」

 表麻の中で彼女の攻撃を殺人と断定し、背を向けようとしたのだが、寸前で思いとどまる、彼女のことだから逃げる自分にも容赦なくあれを投げつけてくるだろうと予測したためだ、そのため表麻は踵を返さないで(返せずに)夕香を見据えた。

 彼女の手には既に形成された氷の杭が握られている、太陽が落ち、夕闇の中で不気味に光るそれは表麻の恐怖をいっそう駆り立てる。

 表麻では中位特異能力者の夕香に勝算など微塵もない、すでに戦うことを放棄した表麻はただ向かってくる氷の杭をよけることに専念することにした。

 これでも反射神経と昔から面倒事に巻き込まれたり、友達同士の喧嘩たわむれによって、多少は腕っ節と逃走用の足の筋肉には自信がある。

 幸いなことに夕香の投げてくる氷の杭は直線上でしか猛威を振るわない、すぐに軌道を見極めてそこから離れればそれほど危惧する必要は無いのだ。

 それに加えるとするならば、女の子の肩で槍投げ選手もびっくりの速度を誇る氷の杭をそう何発も投げることなど出来ないだろう、それを証明するようにすでに氷の杭の速度は落ち始めている。

「避けてばかりで特異能力は使う気ないってことね……だったら」

 夕香が氷の杭を収める、その所作を見た表麻はゾクリと背筋に冷や汗が流れた、何か来そうだという無駄に感のよろしい表麻は慌てて離れている距離をさらに離す。

「逃がさないわよ!」

 まだ日が落ちたばかりだと言うのに河川敷のあたりは涼しげな冷気が漂い始めていた、それは夕香の特異能力によるもの、夕香が腕を振るうと彼女を機転に地面がまるでガラスのように凍りいた、その氷はまっすぐに逃げ始めた表麻の元へと向かう、まるで獲物を見つけた蛇のように、そして、軌道を読まれないよう夕香はわざと弧を描くよう調節を計り表麻を追い詰めんとする。

「そこまでする必要性を伺いたい!」

 それから必死で逃げる表麻、あれに捕まったら最後、今日の二の舞を演じるように足を凍らせられるに決まっている、そうしたらもはやサンドバックは必至だ。

 しかし、表麻が後ろ足で駆けるのに対し、氷の道はものすごい速度で表麻との距離を詰めてくる、あと二秒もしないうちに氷の道は表麻の足を捕まえることであろう。

「食らうかぁ!」

 だが、それを表麻は根性という自分にはもっとも縁の遠い筈の二文字で、それを回避しようと横に強引に飛んだ、しかしだ。

「もらった!」

 夕香はそれを読んでいたらしい、常にどちらかの方向に曲げられるよう予め事前入力をしていたのかも知れない。したがって、空中にいる表麻はよけることなど出来ない、着地の瞬間、真下にある氷の湖に足を突っ込んで、ジ・エンドとなる。

「おおおらぁあああああ!」

 が、表麻はびっくりするほどの大きな声とともに、まるで地面にダイブするような格好へと移る、そのお蔭もあってか氷が待機していないギリギリのところに両手が付き、強引にそれだけで体を引き寄せる、普通の人ではまず出来ない、気合というか執念が表れてこそ成せる技だ。

「なんて強引な……チィ!」

 夕香の表情に一層怒りの色が濃くなるのがわかる、表麻はなんか悪い事した俺!? と目に涙を浮かべながら逃げる避ける。

「この手は使いたくないけど、しょうがないわよね」

 そう言うと夕香は氷の道の速度を極端に落した。

 人体が無意識のうちに立てる計算のことをこの世界では高次推計と言う、例えば、鼻をかんだティッシュをゴミ箱に入れるとする、その場合こういう風に投げれば入るのではないかと自然と人間の脳は推測を立てる、キャッチボールもまた叱り、特異能力を使う際も推計は重要となってくる、こうすれば良いという『推計』では無く、こうすればなるという確定を持つ高次の『推計』それが高次推計というものだ。

 夕香が氷の道の速度を落としたのも、ほかの事に推計を立てるため、簡単に言えば脳を酷使しないためにわざと許容量を開けたのだ。

 そういう不可思議な出来事にもっとも不信感を抱く表麻は、どうすればこの茶番を終わらせられるかと試行錯誤を繰り返す。

 そんなことを考えていた矢先、表麻の少し先の真上から、先のとがった巨大な氷柱が降り注いできた、あまりのことに思考が追いつかない表麻は慌てて足にブレーキをかけると体を横へと向ける。

 しかし、走り出そうと足を踏み出した途端、ズドンと再び目の前に氷柱が降り注ぐ、土ぼこりが舞い表麻は激しく咳き込んだ。

 そして、気がついたときには左右背後は透明な氷柱によって塞がれ、残る退路は前方のみ、そこも夕香がゆっくりと歩いてきているため飛び出したら反撃(もとい攻撃はしていないため一方的な暴力)を食らうことになる。そんなことお構いなしか、夕香の手には氷の杭が握られている。

「そういえば、あたしあんたの特異能力知らないのよね、ちょうどいい機会だから見せてもらおうかしら」

「お、おい待てよ、待ってよ、待ってくださいよ、特異能力を使わない人に対してそんな物騒なもの向けるのはどうかと思うのだが」

「別に、あんたが使えば済むことでしょう?」

 そういうと夕香はなんのためらいも無く氷の杭を投げる姿勢へと移る。

「じゃないとあんた、本当に死ぬわよ?」

 夕香は冷徹にそして怖いほどまっすぐにその言葉を放つと、氷の杭を投げつけた。

 だが、それはあくまで演技の範囲、特異能力を本当に使わないのであれば途中でその杭を消せばいいだけの話、もとより自然の摂理を無視して作り出した氷は夕香の意志一つで一秒も満たさずに水蒸気に戻るのである。

「え……?」

 しかし、表麻の方へと視線を向けた夕香の唇から言葉が漏れた。

 いつもは適当にやり過ごすような呆けた表情は忽然と消え、見たことの無いような真剣な眼差しがそこにはあった。

 瞬間彼女と意思とはまったく別に、恐ろしい速度で向かう氷の杭は表麻の数歩手前でガラスのように弾け飛んだ。

「うそ」

 彼女はわけのわからない現象に言葉を呑んだ、氷の解除はしていない、だが、氷の杭は見えない壁のようなもので防がれた。

 しかもだ、表麻は下位の特異能力者であるのに対し、自分は中位、普通の攻撃が防がれること自体可笑しい。

 と、ゆっくりと歩きながらこちらに近づいてきた表麻が面倒くさそうに頭を掻きながら、ため息をつく。

「……はぁ、これで良いかよ? 特異能力は使ったぞ」

「今のは何よ? あんたの周りに何の変化も無かったみたいだけど」

「あー……黙秘権を行使」

「だいたい、私は中位特異能力者なのにあんたは何で防げたわけ?」

「黙秘権を行使」

「ッ! あんた、本当に下位の特異能力者なわけ?」

「黙秘権をこう―――」

「っざけんなー! まじめに答えろ!」

 夕香が叫んだ途端、表麻の上空から氷の氷柱が数本出現、それらは重力に従って、表麻の元へと降り注ぐ。

「うぉおおおおおおおお!!!」

 ある程度自分の態度で襲撃を予測していた表麻は身を翻すと全力で攻撃の範囲から脱出、そのまま受身の姿勢をとると即座に立ち上がる。

「もう良いだろうが! お前が望んだとおりに特異能力を使ったのに、何で俺は攻撃をされなければならないんだよ!」

「うっさい馬鹿! あんたの特異能力が何なのか吐くまで今日は終わらせる気はなくなった……いっ!」

 氷の杭を握ろうと伸ばした腕が、激痛を訴えた頭へと伸びる、そのまま平衡感覚を失った夕香は地面にひざを付いた。

「あっ、おい! 大丈夫か?」

「たいしたこと無いわよ、少しはしゃぎ過ぎただけ」

 ふらふらとした足取りで夕香は立ち上がる。

 特異能力を使用するには脳を百数パーセント以上の力を行使しなくてはならない、集中力、高次推計、あらゆる五感の情報処理も当然行われている脳に大きな労力を使わせているため、限界が来ると酷い頭痛と吐き気、平衡感覚の一時的麻痺などが初期症状として起こる、そこまでなら特異能力の使用を中断すれば大事には至らないが、それを無視して能力を使用視した際、脳の制御が利かなくなり人体を傷つけ、吐血や筋繊維の断絶、脳の神経回路が焼ききれ、最後には廃人となる。

 そこまで能力を使用する人はほとんどいない、稀に特異能力の暴走が原因で廃人となってしまう者もいる、未だに特異能力と脳の関係について曖昧なところが在るのも事実なのだ。

「ったく、面倒くさいこと押し付けないでくれ……よっと」

「あっ、ちょっと!」

 表麻はまだ安定しない夕香の腕を自分の肩へとまわす、真っ白な夕香の腕が触れて表麻は少し自分の行動をおかしいのではないかと自問自答するが、夕香が気にしていないことを確認すると、自分も気にしないように注意を払って帰路へと付く。

 すでに街は夕闇に飲まれ、遠くからでは輪郭が浮き上がっているのが確認できる程度のものでしかなくなっている、夕香は少しばかり顔を背けたまま、ボソリと呟いた。

「あんた、本当は下位なんかじゃないんでしょ?」

 呟いた言葉には確信を得たような強さが含まれている、先の戦闘がいい判断材料となってしまったようである。

「…………」

 表麻は口を開かない、また黙秘権? と近距離で夕香が睨むと表麻は困ったように顔を顰め

「夕香はさ、特異能力についてどう思う?」

 唐突にそんなことを口にした。

「なによ急に?」

「いや、そんな深い意味は無いんだけど」

「そうね……まぁ便利だとは思うわよ、私の夢を叶えてくれるかもしれないし」

 遠くを見るように掲げた手を眺める夕香。

「夢?」

「そっ、門番ゲートキーパーになるのがあたしの夢、悪を挫き弱きものを助ける、カッコいいでしょ?」

「はー……その弱きものに氷をぶつけてくるお前は何なんだよ」

「あれは更生での躾だから良いの、で? あんたはどう思ってるわけ?」

 質問を返された表麻は暫く空を眺める、一番星が輝き始めていた、光害のせいで見えなかったと言われている星空も、科学技術の進歩により、上空に光を漏らさない『屈折発光灯シャットダウン』と呼ばれる光を下だけに反射させる蛍光灯が開発されたため、後ほんの数分で夜空は星がたくさん瞬くだろう。

「いらねぇって思ってるよ」

 表麻は少し悲しそうに目を細める。

「そう、どうして?」

 反論もせずただただ促すように夕香は聞いた。

「こんな能力があるから争いが生まれるって思うと、どうも好きになれなくてさ、力を持つには責任がいる、俺はそんな責任を背負えるほどの男じゃない……けど」

 表麻は夕香のほうを見る。

「持っちまったもんは仕方がねーから、もう諦めてるんだよ、嫌々な」

 表麻はこの特異能力について不愉快には感じているし、無くなれば良いと思っている、だが、すでに彼の中では結論が出ていた、持ってしまったものは仕方が無い、しかし、せめてそれが争いを生まないようにと考慮した結果、本能的に自己回避能力といっても良い、それが働き、サボりという形で出てきてしまっているのだ。

「ふーん、そう」

 それを聞いた夕香は表麻かたを外して少し先を駆けると、クルリと振り向いた。

「でも、それがサボっていい理由にはならないから、良いわね?」

「……はぁー、わーったよ」

 表麻は肩を落として今日何度目かわからないため息をつく、今日は色々と起こりすぎて疲れたと表麻は愚痴った。

 しかし、その表情はどこか微笑ましかった。


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