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『漢文 その3』
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男性側の漢文
恋妻和歌
京華愛鯛
紺玄夜烏
蜜日幻睡
君守神徒
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「恋しい妻の和歌」
「京の華 愛で鯛」
「紺の玄 夜烏」
「蜜の日 幻の睡」
「君を守る神の兵」
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「私の愛しい妻である貴女の和歌」
「京の華族として、君を愛でたい」
「今現在も、君のところに通い囁きたい」
「蜜の日々で夢心地に」
「君を守る、強き騎士であるから」
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女性側の漢文
藤宮輝石
蝶金剛石
若葉青龍
龍正神夫
我鳥神妻
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「藤の宮 輝く石」
「蝶金の剛き石」
「若葉の青龍」
「龍正神の夫」
「我は鳥 神の妻」
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「伏しても宮の貴方は、輝く存在」
「金剛石の、蝶番」
「若くから忍んでいる、青龍の貴方」
「主五神で、龍の夫」
「私は鳥で、神族である貴方の妻」
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