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異界  作者: 井田坂 なゆ
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はじまり

 最近、廃墟・廃校巡りをするのにハマっている。普段、大学や都会の街並みとかでは全く感じられない独特な雰囲気が大好きなのだ。

 正直、誰にも理解されないし、単位も少しでも落としたら留年レベルだから親や友達にはよく「そんな暇あるなら勉強しろ」と言われる。

 「夏休みももう残り半分くらいか…」

 カレンダーを見ると、8月17日。中学や高校と比べてかなり長い夏休みだったが、時間というのは早いものだ。中学や高校よりたった1日〜2日伸びた感覚しかしなかった。

「今日は…予定も無いしなー。でも貴重な休みが…そうだ!」

 ずっと気になってた廃校に行く事にした。住所を調べ、パジャマからちゃんとした服に着替え、タクシーを呼ぶ。運転手さんに住所を伝え、安全を保証した運転に揺られながら、今まで撮ってきた写真や動画を眺め、その時の記憶を思い出す。…

 「着きましたよ。」

 運転手さんの声で意識が現実に戻る。知らない間に寝落ちしていたようだ。

「あ、すみません。」

「いえいえ。」

 代金を払い、タクシーから降りる。かなり遠距離だったから高くついたなーと思いながら、校門に足を運ぶ。

(いな)宿(やどし)中学校…」

 めっちゃ失礼だけど、変な名前だと思った。外観から感じる雰囲気がもう廃校そのもので、前に進むにつれ高揚感がどんどん高くなっていく。ついに校門をくぐり、校舎の中へ足を入れた。ああ、久しぶりの感覚。静かで、少し不気味。まるで異世界。でも、その異世界のような雰囲気が、隣に寄り添ってくれる。

 でも、今回のは、ほんの少しだけ違和感がある気がする。古い外観や内装をしているのに、まるでさっきまで人が住んでいたような感じがなんと無くした。

「久しぶり!」

 …?発した声が響く。なぜ自分がこの言葉を発したのか解らない。でも、なぜか懐かしいと思った。久しぶりに廃校に入ったからだろう。きっと。

 この文章を読んで頂きありがとうございます。なゆと申します。今まで色々な物語を脳内で創っていましたが、小説として具体的に書き残すのは初めてですので、文法的におかしい部分や誤情報を書いてしまった箇所、語彙力の不足等があると思います。直せる様に頑張ります。

 まだ未完成ですが、続きや別小説等が出たら読んでくれると嬉しいです。

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