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友情隊  作者: 星咲コットン
ユウ渡界編
17/17

また発見

「本ッ当にごめん!」

 私は青色くんの側に駆け寄り怪我の状態を確認しつつ頭を下げる。どうやら落下したときに足をくじいたようで右足首を痛そうにさすっている。けれど青色くんは「いや元はと言えばオレが逃げたからだから…」と首を横に振ってきた。だから油断していた私が悪いのだからと再度頭を下げる。いやオレのせいだから。いや私のせいだから。いやいや。いやいや。とお互いに頭を下げ合うのを繰り返すうちに降りてきたらしい周也が私と青色くんに駆け寄り、

「いったい!」

「いっ…!」

 それぞれに一発拳骨をお見舞いしてきた。

「お前ら両方が悪いってことでいいだろ」

「「はい、周也」」

 ため息をつく周也は「もう使い物にならないけどどうする?」と土で汚れた布を青色くんに見せる。周也の言う通りもう使えないなと貼ってあったところを見て、目が丸くなる。

「それって、アイリス…?」

 青色くんの左頬に先ほどロケットに映っていたアイリスの花が咲いているのだ。周也も知らなかったのか驚いた声を出していた。

「…これ、ハナショウブって言うらしいよ」

 私たちの様子に苦笑した青色くんは自身に咲いている花の名前を答えるとシュッと周也から布を取り軽くはたいてポケットにしまってしまう。

「待て、ロケットの花と同じってことは連が次の隊員ってことか…?」

「そうなるけど、周也知らなかったの?」

「本人が隠したがってることを無理に聞きたくはなかったからな」

 周也の言い分も最もだけど、でも連続で隊員が見つかるなんて偶然にしては出来すぎじゃ…?と首をひねる。

「……忍山連。オレの名前。周也の一つ下。アンタの名前は?」

「お前、人に名前聞く態度じゃねぇだろ…」

 青色くん、改め連は周也の言葉にプイとそっぽを向く。その様子に周也はまたため息をついた。

「私は…」

「三人とも~~、怪我はない~~~?」

 名前を言おうとしたとき、上から楽さんの声が聞こえて見上げる。見上げた先には楽さんに光や冬也がいた。「思ったより早いな」と周也が呟いたことからいつの間にか連絡してくれていたらしい。

(連の怪我の具合を早く診てもらおう!)

 魔術師団長で私の怪我も治して見せた楽さんなら連の怪我(おそらく捻挫)もすぐ治せるだろうと思った私は楽さんに向かって声をかける。

「楽さ~~~ん!今向かうから二人と一緒に少し離れて~~~~!」

「え。どうやって?」

 きょとんと目を丸くする連に近寄って抱きかかえた私は、

「こう、やって!!」

「えええええええ!!!」

 倒木をジャンプ台にして一気に楽さんたちのいる場所まで飛んで出来るだけ衝撃を受け流しつつ着地する。

「待ってて!すぐ周也も抱えてくるから!」

「いや、遠慮する」

 足を怪我している連を降ろすか楽さんに渡すか悩んでそのまま降ろそうとすると石などの障害物を使って登ってきたらしい周也が何故かジト目で私を見て、連に視線を向ける。

「あー……連、無事か…?」

「……………オレ、もう婿に行けない」

 私の腕の中で両手を顔に当てうぅ…と唸っている連と周也たちの何とも言えないような表情に私はハテナを飛ばすのだった。

冬也の豆知識コーナー!!

本日のお題はこちら!


『沙希の身体能力』


 騎士団長を務めるユウモンは今話でレンレンを抱えてジャンプしてなんなく着地してみせたよねん♪けど数話前に人間女性の一般的な身体能力に抑えられているみたいなことが書かれてるんだけど、どーゆーこと?ってみんな思うよね!

 実はスキル「カモフラージュ」はあくまで「見た目を変える」だけで、能力の制限は魔術具でしていたんだ。けど川に落ちた時に壊れちゃったみたいだね。ユウモンは気づいてないっぽいけど!

 ちなみになみっちはすぐ気づいてレンレン探索の時にこっそり回収してたみたいだよん♪


以上!次回をお楽しみに~☆

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