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3話 変わらぬ日常…

 ピピピピッ…ピピピピッ…

「…。」


 存外、布団に入ればすぐに寝られるものだ。数十分もしないで眠りについた俺は何事もなく朝を迎えることができたらしい。けたたましく鳴り響く時計に目は自然と開く。ちなみに、この施設ではある程度1日の流れは決まっている。

 昨日は14時ごろに実験開始,15時前に改良開始,21時に意識を取り戻すといった流れだった。実験開始は前日に知らされ、自室待機を余儀なくされる。部屋の大窓は普段外部からの視認ができないが、パスコード入力を条件に内部の者との対話を可能にしている。

 例えば、部屋から激しい物音が聞こえた時に、近くにいた研究員らがパスコードを入力し、内部を確認。異常があれば呼びかけを行い、それでも反応がなかった場合、護衛を連れて突入となる。まぁ、要するに緊急事態や実験・改良以外はそれぞれのプライバシーが保たれているというわけだ。

 部屋は各自に適合,または好みの環境を採用している。俺の場合は簡素的な方が好きなため、趣味の本以外は必要最低限に抑えている。部屋の真ん中にある椅子も俺に合わせて設計されており、座っていると落ち着くために置いてある。


「…やっぱり、すぐには晴れてくれねぇか…。」


 長時間睡眠による弊害か、それとも昨日の考えすぎが原因か。結論も出ずに終わってしまったが、このまま考え続けても進むことはないのだろう。

 結局、どうなるかはその時になってからじゃないと分からないのだ。それに今回の事例は今までにない。つまり、このまま悪くなると確定したわけではない。良くなるという保証もないが、まだ諦めるには時期尚早だ。今は普段通りに過ごすとしよう。そうして俺は朝食をとりに食堂へ向かうのだった。

 言い忘れていたが、プロトタイプの行動は基本的に制限されていない。あの時、拘束されたのは俺たちが暴れる可能性があるからだ。

 俺たちはこの施設以外に世界を知らない。それに、ここはそこまで何不自由はない。誰もがこの施設を刃向かって出たいとは思わないのだ。


 食堂へ向かうとすでに何人かが先に到着していた。すると、二人ほどこちらに向かってくる者たちがいた。


「あ、パパじゃん!おっはよー!」

「おはよう…。」

「おはよう、サイコル,マスラー。」


 一人は金髪の左サイドテールでギザ歯が特徴的な女の子。被験体番号04,固有名サイコル。コンセプトはpsychology。以前に言い忘れていたがプロトタイプの固有名はそのコンセプトに基づいている。ちなみに俺のコンセプトは自分でも把握していない。それほど極秘事項なんだとか。話が逸れたが、サイコルはその名の通り思考をもつ生命体に対する深層心理を異常なまでに理解することができる。

 隣にいるのはボサボサの髪で体格の良い男の子。被験体番号06,固有名マスラー。コンセプトはmuscle。筋力が急激に発達し、万力の力を得ている。サイコルはとても陽気な性格で人懐っこいのだが、マスラーは少し内気な性格だ。今だって、マスラーはサイコルに腕を引っ張られながらやってきた。こう見えてもマスラーは嫌がっているのではなく、声をかける勇気がないだけで本当はみんなと一緒にたくさんのことをしたいと思っているが、肝心な時に声が出せないのだ。

 そんな彼をサイコルはずっと側で支え続けており、今ではすっかり姉の後ろを着いてまわる弟の構図が見られる。年はサイコルが15歳,マスラーが14歳。そして、担当研究員は確かどちらも“ゼンク”という男だったはず。だから、彼らは実際にも姉弟なのだ。すると、サイコルが唐突にこんなことを言い始める。


「…?パパ、なんかあったの?」

「どうしてだ?」

「何かいつもより暗いし、疲れてる。考え事のしすぎだよ。」

「あはは…、サイコルには敵わないな。」

「あったりまえじゃーん。私は何でもお見通しなんだよ。」


 と、このように人の隠し事でさえも簡単に見抜いてしまう。だから、サイコルの前では何があったかを正直に話す方が得策と言えるだろう。それにサイコルは隠し続けると白状するまで諦めずに問い詰める。彼女自身、家族だから隠し事をされるのが嫌なのともう一つ理由があるのだが、それはあまり話すべきことでもないだろう。とにかく、自分の心情を見破られたからには素直に話すとしよう。そうして、俺は何があったのかを包み隠さず話した。


「何それ…、本当に大丈夫なの?どこか具合悪かったりする?気分がすぐれなかったり、他には何かa」

「サ、サイコル…。お、お父さんが、困ってるよ。お父さんも状況、良く,わかってないと思うし。」

「あっ、そうだね…。ごめんね、パパ。」

「いや、むしろ心配してくれて嬉しいよ。ありがとう。」

「しっかし、ほんっとうにあの局長ネーミングセンスないんだね。ゼウスって何だか子どもがつけそうな名前。アンセスの方が良かったなぁ。」

「そう言われると、ちょっと胸に刺さるなぁ。」

「あ、ごめん!ほんと、傷つけるつもりとかなくって、つい…。」

「一旦落ち着こ。あ、あんまり心配すぎるのもよ、良くないよ。」

「マスラーも心配してくれてありがとうね。でも、この通り十分に動けているから安心していいよ。」

「体には気をつけてね。」

「おいおい親父〜。俺に気づいてねぇのかぁ?寂しいぜ。」


 声のした方向へ目を向けると、話をしているところから少し離れたところに一人席に着いている男がいた。大胆にも長椅子に寝転び、足を組んでいる。すると、男は跳ね上がるようにして起きる。そして、ゆっくりこちらに歩み寄ってくる。ゆらゆらとメトロノームのように、しかし不気味なリズムを刻むように体を揺らしながら。それにより、彼の全身の輪郭は捉えづらい。まるでそうなるように直接神経に促しているようだ。細身だが筋肉質で、上半身は逆三角になっている。また体はわざと揺らしているものの、体の軸は全く崩れていない。少し大きめのズボンが隠しているようだが、足の筋肉も相当に仕上げられているのだろう。その男はとうとう目の前までやってくる。

 整えられていない重めの黒髪。細く気だるげな目。そして、口の隙間から見せている鋭い歯。彼は被験体番号02,固有名ウェプノ。コンセプトはweapon。改良により道具の扱いを強化されたプロトタイプ。彼が道具と認識した者であれば全てを極限までその性能を引き出すことができる。さらに、初めて触る道具であっても数十秒費やすが、その構造,性能を一瞬で見抜き、使いこなすことができる。彼の歩き方,立ち方は独特だ。自分を道具と見なすことで相手を撹乱させる方法を独自で作り出した。さらに彼の身体構造に最適な戦闘術も編み出した。ボクシングも空手にもない動きで相手を翻弄することが可能になる。しかし、ここで誰かは疑問に思うだろう。どうしてそこまで戦いを極めているのかと。その理由はいたってシンプルだ。


「あ、ウェプ兄!もぉ、先に着いてたなら声かけてくれたらいいじゃん!」

「あ〜悪りぃ悪りぃ。サイコルたちがよっぽど楽しそうだったら、入るタイミングがわかんなかったんだよ。許してくれ。」


 そう言って、ウェプノはサイコルの頭を優しく撫でる。頭を撫でられたサイコルはとても心地よさそうな表情を浮かべている。


「ところでマスラー、お前ちゃんと人に目を合わせられるようになったんだな。昨日、部屋戻る前にお前が研究員と話してるとこみたぞ。やりゃあできるじゃねぇか。」

「い、いや。ウェプノ兄さんがお、教えてくれたからで、できただけで。それに、まだ、人と喋る時とか、こ、こうなっちゃうし。」

「それでも一歩は一歩だ。それにお前が自分一人でやったんだろ。だったらそれは誇るべきことってやっつなんじゃねぇのか?」

「う、うん、ありがとう。ウ、ウェプノ兄さん。ぼ、僕頑張ってみるよ。」

「相変わらず家族思いだね、ウェプノ。」

「当たり前だろ。俺はこいつらのこと大好きだからな。もちろん、親父も入ってるぜ。これでもさっきの話聞いて、相当心配してんだからな。」

「はは、心配してくれるなんて嬉しいね。」


 "家族が好き"。"家族を守る"。たったそれだけがウェプノを強者たらしめているのだ。実際に、彼はサイコル以上に他のプロトタイプたちから懐かれている。頼もしく、優しく、そして強い。同じところに生まれただとか、一緒に育ったからだとかそんなことはどうでもいい。自分の周りで家族が幸せを享受できていることこそ彼の行動理念なのだ。軽薄で抽象的、だけれども彼の中でそれは確かに形を持っている。

 と、そんな話をしていると食堂の外からいくつもの足音が聞こえてきた。どうやら、他のプロトタイプが来たようだ。その足音はこの食堂へ流れ着いた。


「あ、もうみんな着いてたんだ。いつもは私が先なのに。」


 長い黒髪を靡かせた少女。スラリとした体型に人形を思わせる整った顔。冷淡に物事を判断し、適切な行動をする。被験体番号03,固有名クロ。コンセプトは不明。コンセプトが秘密にされているのは俺を含めてクロだけだ。彼女の特徴は固有名にも影響されていると思わされる艶のある黒髪や光沢を放つ黒い瞳だ。逆にここまでのものはこの施設にはいないため、むしろ分かりやすい。そして張のある潤いを纏った肌といい、甘い香りといい、何かと世の中の男性諸君の注目や女性諸君の嫉妬の目を集めそうな容姿をしている。

 何か勘違いをされそうだから言っておくが、俺はあくまでこいつらの父親のような扱いだ。だから、もちろんたとえ血が繋がっていおらずとも家族全員が好きだ。つまり、俺がこいつらを異性的な目で見ることはまずありえない。話は変わるがクロは俺と同じような改良を施されている。肉体的にも思考的にもその能力は人から外れていると言ってもいいだろう。


「おとん!体大丈夫なんか!?」


 燃え盛るような真っ赤な結んだ髪と瞳がトレンドマーク。その声と性格で周りに元気を与える。音楽の得意な少年はいつも俺たちを持ち前の力で感動させる。そのジャンルはクラシックやバラード,ロックにまで渡る。言葉に感情を乗せる点では彼の右に出るものはいないだろう。 

 そんな彼の被験体番号09,固有名サウンド。コンセプトは名前の通りsound。音に関する能力を向上させられている。聴力は約10m近く離れた場所でも会話もまるで近くにいるかのように聞き取ることができる。また、声質が限りなく似ている人物でも容易に聞き分け、複数人で話していてもその内容を聞き取ることができる聖徳太子のような特技もある。どうやら俺たちの話が聞こえていたらしく、直接話してもいないのにそんなことを言ってくる。


「サウンドどうしたの?お父さんに何かあったの?」


 クロが人形であるのならば、彼女は絵画であろうか。作り物のような異様に整った顔に誰もが羨むほどのグラマラスな体型。耳を撫でさるような優しい声色。彼女の周りには母性のような温かいものと妖艶な女性的なものを織り交ぜたオーラを醸し出している。

 彼女は被験体番号05,固有名べティ。コンセプトはbeauty。先ほどの叙述の通り、彼女は改良により彼女の持つ魅力値を改良されている。この中で言えば、姉的な立ち位置になるのであろうか。母親とも言えるような一面もあるのだが。とにかく、女性のありとあらゆる点において頂点に立つと言えるのだろうか。あまりこういうことを声を大にしていうものではないから、あえて疑問系を使っているのだが。

 ちなみに、サイコルはベティのことを羨ましがっているため、サイコルの前で彼女のことを言うと頬を膨らませて、明らかに不機嫌そうな表情をするため口に出してはいけないのだ。


「パパ…今何かよからぬことを考えていなかった?」


 ほら言わんこっちゃない。咳払いをしてなんとか誤魔化す。


「また父さんが何かしたの、サイコル?」


 そう言って少女は指で自分の茶色い癖毛を弄びながら、くすくすと笑っている。王族を思わせる立ち振る舞いに我ながら圧倒されてしまう。上品に優雅に歩く姿はまさに高貴な子女のようだ。

 彼女は被験体番号07,固有名ケイト。コンセプトはcommunication。彼女の能力はその言語能力の高さだ。どれだけ文章が支離滅裂であったとしても必ず解読し、彼女の情報発信は必ず詳細な部分までもを的確な表現によって伝えることができる。また、古文や暗号に関しても同様。その伝えんとしていることが手に取るようにわかる。もちろん、それらが複雑であればあるほど解読に必要な時間は要されるわけだが。彼女のマナーや言葉遣いは非常に訓練されている。彼女がそうした理由は扱いやすいし、他人からのイメージがよく見られやすいからだそうだ。


「父さんのことよ、ケイト。私との共同実験の後に改良が行われてたから。」

「お姉ちゃんどうしたのそれ!?そんな体調悪そうにして。」

「大丈夫よサイコル。心配するほどでもないわ。」

「心配するよ!だって、お姉ちゃんまであいつみたいに…。」

「私は消えたりしないわ。ちゃんとそばにいる。だから泣き止みなさいよ。」


 インテラは最後の一人に支えられながら、彼女の前で涙を溢すサイコルの頬を撫でた。これではまるで妹が姉を慰めているみたいだ。あれから時間も経ったからか、あの時よりは顔色が良くなっている。しかし、長時間フルで脳を使った負担は相当なものだろう。今も支えられていないとふらっと倒れてしまいそうだ。


「本当に大丈夫なのか?」

「それはこっちのセリフよ。私との実験の後に改良されて。父さんの方が負担は大きいでしょうに。」

「親父には悪いが、俺もテラ姉の方が心配だぞ。見るからにヤバそうじゃねぇか。」

「まったく…、みんなして心配性ね。この通り動け…ウッ」


 そうしてその支えから離れた瞬間、彼女は頭を抱えて、その場に崩れ落ちそうになる。しかし、間一髪のところで地面との衝突を避けることができた。


「さっき言ったばっかりだろ?あんまり無茶はいけないって。」


 水色の長髪を右に括った優しそうな少年はやれやれと言った感じでインテラの腕を掴み、支え直したのだ。

 彼は被験体番号08,固有名ヒーラ。コンセプトはheal。と言っても実際に彼自身が傷を回復させることはできない。しかし、生物の体構造や弱点などを熟知しており、治療不可能な病や怪我であったとしても治せる可能性を秘めている。また、かなりの心配性で軽い怪我であったとしても完治したその後の経過観察は欠かせない。しかし言えば、それほどみんなのことを大切にしていることの表れでもあるだろう。予測不可能に万全な対策をしておくことは何も悪いことではない。メンタル面のケアもしてくれるのだが、やはりこれも心配性が仇となったか逆に聞きすぎてしまうのだ。あえて何がとは言わないが。まぁ、それもヒーラらしくていいと言うかなんというか。

 と言った感じで、全員揃ったので俺たちは食事を取ることにした。配膳口に向かうとすでに各自の分の食事は用意されていた。俺たちの食事はゼリー食でもレーションといったわけでもない。

 今日はふわりと焼き上がった焼けた茶色が食欲をそそるパンに、焦げ目のついた白を照らすように輝く黄身が綺麗な目玉焼き。焼き上がった赤身からは香ばしい肉汁をびっしょりとかいたこんがりベーコン。そして緑色の舞台がトマトやパプリカを美しく彩る新鮮なサラダ。そして紙パックの牛乳一つ。とおそらくだが、どこにでもあるような食事だろう。俺たちは各々席に着き、食事に手をつける。特別美味しいというわけではないが、普通に美味い。

 ふと横に目をやると、皆楽しそうに談笑している。ちなみに食事量は各自に適切な量が配膳されているため、お腹はちょうどいいくらいに満たされる。


 そんなこんなで食事をしていると、突然ある研究員たちが食堂に入ってきた。俺たちプロトタイプと研究員が食事を取る場所は本来分けられている。にもかかわらず、ここへやってきたということは…


「今日は悪いが全員に改良を行う。食事を済ませたら自室にて待機しておいてくれ。今日の授業はなしだ。以上。」


 それだけ言うと研究員たちは去っていった。全員の一斉改良。こんなこと過去一度も行われたことはない。一体何があったと言うのだろうか。食堂にいる皆は固まることしかできなかった。あのウェプノでさえも手を止めてしまっている。それほど今回のことは異例なのだ。本当にこれからどうなってしまうのだろうか…。


「そういえば局長。」

「どうした栗峰。何か問題か?」

「いや、そうではありません。少し気になるところがありまして。」

「言いたまえ。」

「は、アンセスの件についてなのですが。あれはまだ段階が早いのでは?他のプロトタイプの改良もまだ進んでいません。彼らが()()()()()()()()()()()()()()()()というのに。このままでは計画が大幅に狂う可能性があります。」

「栗峰、君は甘いよ。だからこそ、今日からしばらくは改良をフルで行うことにしたんじゃないか。アンセスにゼウスと名付けたのも時期尚早ではないよ。彼にはいち早く自分のことを察してもらわなければねぇ。それにまだ彼は最高地点に到達していない。我らが目指すゴールはその先にある。」

「そうですか。もひとつ宜しいですか?」

「もちろん。」

「“他のプロトタイプの固有名変更”はいかがいたしましょう。」

「そうだねぇ。彼らもまたゼウスと同じような成果を得ることができたのならば、そうするとしようかな。」

「承知いたしました。」


「あの野郎。急に一斉改良だなんて何を考えてやがる。」

「たぶんゼウスのことが関係してると思うけど。」

「ああ、間違いねぇ。まったくあたしたちの疲労を考えろってんだ。」

「…。」

「どうしたゼンク?」

「計画通りには進んでるけど、おそらくこのまま行ったらn、アスラナの望みが叶わなくなる。」

「そうなる前に…せめて…あの子だけでも…。なんとしてでもやつの好き勝手にさせるもんか。もしこのまま成功しちまったらあたしたちだけじゃなくて、他の奴らまで巻き込むことになる。あいつは自分が死ぬのでさえどうでもいいと思ってるからな。」

「でも、ことを起こす前に勘付かれでもしたら水の泡だ。」

「だから慎重にやろうとしてるのに、あいつは余計なことをしやがって…。依頼主はこの計画の本当の恐ろしさを分かっていない。何が“高次元ヒューマノイド計画“だ。クソッ。」

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