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愛の言葉

作者: 翠泉

 今までの私の話は全て嘘。

 これから先に話すことも全て嘘。

 何かを言い、何かを聞いて、ただただ生きている。

 このままで本当に良いのでしょうか?


 疲れきっている夜は一人で眠りにつく。

 けれども淡い夢はすぐに醒めていってしまう。

 飲みかけのままになっていた白湯はすでに冷めていた。

 それを全て飲んでしまったけれども満たされることはなかった渇き。


 ずっと前に聞いた君の思い出話。

 どこか、昔の自分を想起させるようで……


 この世界は私だけのもの。

 だけど、どこからか話し声が聞こえてくる。

 すぐにあらゆるものから逃げ出して涙を流してしまう。

 君は私に似ているのかな……


 先へ進み始めようとしている私。

 ようやく前を見据え君と向き合える。

 私の心に巣くった愛の言葉。

 伝えてもいいのかなと思い始めている。

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