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学園戦記ハイペリオン  作者: 猫姫
3/8

開戦

教室の席に座ると、僕の村は王都になっていた。

ここが玉座か、あまり代わり映えしない教室の机だけど。


しかし、中身は全く別物だ。

領地が二つ増えた。

早速、ニンジジ畑とキャベベ畑を作る。

そして王国の倉庫は、立花さんと宮園さんの持ち物やゲーム内のお金が加算された。


「おはよ、王様」

「おはよう、凄いねこれ」

宮園さんがきたので挨拶した、王様は慣れないからやめて欲しい。


「あとで話があるんだけどいい?」

「僕も話があるからちょうどいい…」

「ねぇねぇ、なんの話?」

「おはよう、お昼休みに話があるから、集まろう」

「おっけーっ♩」

ホームルームが始まった。


そして昼休み。


「それで話って?」

「取り急ぎ、色々決めたいの」

宮園さんに頷くいて、僕の昨日の夜は考えた事を伝えることにした。


「それで考えたんだけど宮園さん、宰相をやってくれないか?」

「…いいですけど、いいんですか?」

「お願いする。最終決定は僕がするけどね。取り敢えずは、騎士達の給与を決めて欲しい」

「分かりました、お受けします」

「私は?」

「アリサには、騎士団を編成して欲しい。王国の騎士団長としてNPCの兵士訓練を頼むよ」

「騎士団長!いいわ、任せて!」

「それで宮園さんの話は?」

「初戦の相手の話です」

「…と言うと?」

「例の人形使いです」

宮園さんの話を聞くと、情報処理部の部長で家が近所の知り合いらしい。

幼馴染か聞いたら睨まれ、腐れ縁と付け加えられた。


「何度も契約を持ちかけられるので困ってるんです。アリサと組んで仕掛けたんですが、返り討ちにあってしまいました、あの時は本当に助かりました」

「アイツ、しつこいのよ!」

「なるほど、分かった。取り敢えず内政だね、地盤を固めていこう」

僕らはゲームの世界へ。


「いらっしゃい…って言うのはへんな感じね」

「ここがアリサの領地だね」

NPCは人族、鍛冶屋と空き地がひとつ。


「早速で悪いけど、空き地に兵士訓練所でいいかな?」

「おっけーよ、最初からそのつもりだったしね」

「じゃあ、決まりだ」

次は漆黒の翼さんの所か。


「漆黒の翼さんの所は、妖精族なんだ」

「ブラックウィングとお呼びください」

「さて、どうしようかな…」

錬金工房と妖精族、セオリー通りだ。


「思いつかないな、要望はある?」

「商店なんてどうでしょう」

商店、他の人の人族NPCが滞在し易くなるし、自分達の人族NPC達も露店を出す。

商店は、NPC人口増加の起爆剤になるし、三種族揃っているからいろんな物が売られる。


「いいね、商店にしよう」

「それでは、そう手配します」

「うん、それじゃよろしく」

チャイムが鳴ったので、ログアウトした。


放課後。

僕達は、三人きりの教室で接続開始ダイブ・インする。

王国の会議室、一番オーソドックスなデザインの円卓の間に集まった。


「さて、例の人形使いの人について聞きたいんだけど」

漆黒の翼さんに話を聞いた。


人形使い(ゴーレム・マスター)とは、人形を魔力で作り使う。

その用途は様々で、製作者のセンスでほぼ無限のバリエーションがある。


多数にも単騎にも対応可能な万能性がある反面、消費魔力が割高だったり制作に時間がかかったり、魔法使いからの派生職的弱点で防御力が低かったりもある。


そんな彼は、一人で情報処理部を落として部長になった。


その後、情報処理の人達に契約を持ちかけたけど、断られ仮契約を半ば強引に結んだ。

元情報処理部の四人は、今は彼の従属だが本気でしたい訳じゃなく、仕方なく従っている。


傀儡と化した情報処理部、彼が部長になってからはあまり活動をしていないらしい。

何か調べているらしいが、それが何か分からない。


戦闘になれば、この四人も含め人形使いの5人と戦わなければならない。

数の差は向こうが有利に見える。


「戦力差がかなりあると思うけど?」

「まず敵の情報処理部の四人は、全員魔法使いで兵種は人族です、王の獣人なら訓練も順調だし数の差は押し返せるでしょう」

三竦みと言うかジャンケン的な相性で、人族は妖精に強く、獣人に弱い。

ちなみに、獣人は妖精に弱く、人族に強いし、妖精は獣人に強く、人族に弱い。


「あの人形使いは?」

「彼については、ひとつ策を使います。賭けの要素もありますが、上手くハマれば勝てます。またアリサと私の二人組の作戦だったけど、今回は王とアリサでお願いします」

「ちょ、マジで?」

「分かった、で、何をするの?」

「取り急ぎ二人にはコネクトスキルの練習を、やり方は今から説明します」

早速、スキル共有コマンド『コネクトスキル』のスキル説明書を開いて読んだ。


1時間の練習後、僕らは帰宅することにした。


「あー、お腹空いたぁ」

「割と早めに習得出来て良かったです、これなら明日の放課後に開戦出来そうですね」

「うん、まぁ、好んで仕掛けたくはないけど、今回は彼の行動にも問題あると思う。またちょっかい出されても困るし、叩いておこう」

「分かりました、書状出しておきますね」

「腕がなるわ!」

夕焼けが眩しく、僕らを紅く染めた。

職業ジョブ


初期職業

 戦士   装備:大剣

 盗賊   装備:短剣

 魔法使い 装備:杖


戦士

 軽装戦士派生職

・剣士  装備:双剣

・魔剣士 装備:魔法剣

・侍   装備:刀


 重装戦士派生職

・騎士  装備:長剣

・竜騎士 装備:短槍

・重騎士 装備:騎士槍


盗賊

 軽装盗賊派生職

・猟兵  装備:十字弓

・狙撃手 装備:突撃銃

・暗殺者 装備:投擲武器


 重装盗賊派生職

・斥候  装備:片手斧

・海賊  装備:両刃斧

・飛空士 装備:銃剣


魔法使い

 軽装魔法使い派生職

・僧侶   装備:メイス

・巫女   装備:短弓

・神父   装備:短銃


 重装魔法使い派生職

・精霊使い 装備:指揮棒

・召喚術師 装備:絵筆

・人形使い 装備:工具

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