表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エネクトロニック・オンライン  作者: maiku
プロローグ~パーティー結成
2/4

2 シュータとの出会い

投稿ペースを体力が持つまで早める予定です。

これからも暇潰しにどうぞ(^^)

 そして、今に至るという事だ。

「本当に異世界っぽいな。そう言えばここの武器は何だろう...」

 まず本当の異世界なのだが、表現が難しいので諦めてしまった。

 それはさておき、一人で呟きながら片手剣をストレージから取り出した。

 俺にはちょうど良いと思う重さだが、そのうちに買い替えるんだろうなぁ...とか考えながらフィールドにでた。

 フィールド名は『原始の森』。対して入り組んでいないが、序盤にしては敵が強めなので、あまりここまで来る人はいない。

 最初に見つけた敵はイノシシの様な、異世界特有のキャラだった。

 俺はそのイノシシを弱いと勝手に判断して、攻撃を掛けた。

 しかし、俺の攻撃は敵のHPを1割も減らず、5分辺りでストップした。そして、イノシシが俺の存在に気付く。

 俺はイノシシの攻撃パターンを殆ど知っている。理由はβ版をしていたからだ。このフィールドにでた理由もそれにあたる。

 イノシシは、1歩後ろに下がって、直後に突進をして来た。

ー右だ!

 反射神経が俺をそう指示して、体がその通りに動いた。そうして、イノシシの初撃を防ぐことができた。

 今しかない!と、そうまた反射神経が指示して、俺はβ版で鍛えた攻撃を仕掛けた。

 スキルに全く頼らずに、右からの斬り上げ。

 これまで一部の人しか使えない斬り上げを、俺はβ版の2ヶ月間、永遠にも感じられる程練習して、ようやく形になってきたかと思ったとき、β版が最終日を迎えた。正直、データが消された時は精神の5割は失われている様な感覚を覚えた。

 話を戻そう。

 俺はスキルに全く頼らずに斬り上げをした。

このゲーム、実は自ら鍛え上げて攻撃力を上げることも出来る。

 2ヶ月間も鍛え上げてきたからには、敵のHPを少なくとも5割は削って欲しい、そう思いながら斬り上げた。

 残念ながら3割しか減らず、硬直した。ー否、絶望的な感覚を味わった。

 イノシシが突進してくる。神経は避ける準備をしても、体が動かない。衝突まであと5秒。

 そこに、乱入して来た人が。その人は俺の硬直を待つかのように、防御をしていた。

ー倒してくれ!

 そうその人が言ったように俺の耳に届いた。

 俺は精神状態が回復して、もう一度斬り上げを放った。

「倒れろ!」

 俺は知らないうちに、そんな掛け声を発していた。

 やっぱり掛け声の問題なのか、最後の一撃で仕留めることの出来る所まで削りきった。

「今だ!」

 見知らぬ人が、タイミングを言って、俺はその言葉を信じた。すると、イノシシは跡形もなく四散していった。

 その"見知らぬ人"は、そのまま去って行こうとしていた。せめてでも名前は訊いていこう、そう思ったのだ。

「すいません、名前は...」

 すると、その人はこう答えて俺の視線から消えた。

「僕?...シュータだ」

 ここでその人は一度息を吸い込んで、こう訊いてきた。

「君は?」

 俺の事だと気付いて、こう名乗った。

「俺はカズキ。どこかで見かけたら、声掛けていいよ」

 そうして、今日の戦闘の1回目が終わった。

「なんか、不思議な奴だったな...」

 こうして、シュータとの交流が始まる事となった。

感想待ってます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ