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殺気を帯びた瞳

「・・・そうですか…」


「あっ、あぁ、そうなんだよ」


いつの間にか少し偉そうに話していた、そう陽太は思っては振り向かず、微妙に明乃をチラチラと見ては頷いた、またそれと同時にもうこれで聞ける事はないな、なと少し残念にも思っては浅くため息付いた。明乃は一方で今陽太が話した事が以外だったのか、または参考になったのかわからないが安心したような表情をしていた


「・・・わかりました」


「っ?な、なにがだ?」


明乃が突然そう言った事に陽太は何のことか、そう思い振り返った、明乃が何をどう思って言ったのかよくわからなかったが何故か嬉しそうな表情をしていた


「・・・いえ、こちらへの話ですので気にしないでください」


「っえ、えぇ…?」


少し考え込む仕草をしてはそう言ってきた明乃に陽太はまた、かと思い込むもここで無理やり聞いてはまた先ほどと同じく話がこじれる可能性がある、そう思い何も言わず胸の奥にそっとしまい込んだ


「…一つ言えるとしましたら貴方が今言った事はとても参考になった、これだけです」


「っん?参考って・・・」


「・・・これ以上は私のプライバシーに関わりますのでなにも聞かないでください、変態」


「っへ、変態は関係ないと思うんだけどなぁ・・・」


じと~っと、まるで本当に変態、変人を見るような眼で見てきた明乃に陽太は少し戸惑いつつそう言った、一体どこに変態要素があったのか、と多少戸惑いもした


「・・・そうですね、貴方の変態はドが過ぎている危険な変態、変人でしたね、すみません気が付けなくて…」


「っも、もういいよ…」


少し嫌味たらしく、または嫌味として言ってきた明乃に陽太は溜息付いてはそう呆れては言った、そしてそんな陽太の反応からか


「・・・そうですね、私としてはかなりの有意義な時間が過ごせましたが貴方からの場合だとこの時間は無駄な時間でした、しかもこれは部活内時間、無駄な時間でした」


明乃はそう言ってはいつの間にか床に置いていた竹刀を拾い上げては横に、まるでバットを全力で振り回すかのように片手で振り回した、その直後とても人間業では出来ないような事が起こった、それは竹刀一本横に素振りをした、それだけで突風が吹いたのだった、これだけでも驚きなのだがその振った本人は全く力を入れていないような表情に今一瞬にして起こった事に陽太は驚愕のあまり呆然と眺めていた


「?どうしました、アホな顔がいつも以上にアホですよ」


「・・・っいや、いやいやいや!!今俺の目の前で起こった事に驚かない方がおかしいだろ!?」


こんな事誰だって腰抜かしては驚くわ、とそう思うと同時にもし今の素振りが自分に当たっていたとしたら、そう陽太は想像しては顔を青くしては冷や汗掻いた


「・・・?顔色が悪いですね、先ほどの体育の時間の汗で風邪でも引きましたか・・・?」


「・・・いや、そんな事はねぇよ…」


陽太は平然とした顔でそう聞いてきた明乃に呆れたような表情をしてはそう言った、天然なのか、またはわざとやっているのかと、だがその表情から見てわざとではない事は一目瞭然だった


「・・・そうですか、それなら良いのですが…体を壊されるとこちらとしても支障が出ますので…」


「・・・そう、か…というか、俺からしても全然今の会話は無駄な時間なんかじゃなかったぞ?俺氷野の事なんて全然知らないし・・・口悪い事とかっす、少したまに優しかったりするとこしか知らない、し…」


陽太はそう言っては今自分が言った事を頭の中で繰り返し聞いてみては思った、これってもうかなりたったの二日間の間としては知れてる方ではないのか?と、陽太はそう思っては少し嬉しく思う反面恥ずかしくも思った、恥ずかしく思った理由はわからない


「・・・私の口が悪いのは貴方に対してだけです…普段は自分の心に溜めていますので…まぁ、先ほど私が怒鳴った時は・・・貴方だけじゃなく上司にも向かって言ってしまいましたけど…」


先ほどの自分の行動がまずかったのか、または後悔しているのか難しそうな表情をしては俯き気味になり言った、そしてそれを聞いていた陽太は


「・・・そういえばあの後あの上司さんに何か謝ったり、だとかなにか言ったり、したのか…?一応上司なんだし後でなんか言われたりとか…」


普通あのような事があった場合すぐに謝罪しなかった場合何を言われるかわからない、そう陽太は思い言った、だが明乃は


「…あの人は、あの人達は心が広いのか、またはアホなのかわかりませんがその様な事では別になにも言ってきません、余程失礼な事を言わない限り上下関係などあまり必要としていませんので、あそこは・・・」


明乃はそう少し困ったような、また嫌な事でも思い出したのか不機嫌そうな表情をしては言った、陽太はそんな明乃の表情を見ては何かあるんだろうな、と思った


「・・・上下関係が薄い、じゃなくてあまり必要としてない、か・・・もし自分に後輩が出来た時に舐められた態度で接して来たらって思うと、・・・嫌だな……って、あ、も、勿論別にスクールボランティアクラブを批判しようとは思ってないぞ?別に・・・」


自分が言った事に陽太は少しまずい、そう思っては慌ててそう言った、一方で明乃はなにか考えこんでいるのか耳に入っていない様子


「っひ、氷野・・・?」


「・・・!なんですか?」


考え固まっている明乃に話しかけた陽太、また呼ばれた事に気が付いたのか明乃は少し驚いた表情を見せるもすぐに冷静な表情に戻っては陽太を見た


「っえっ、あ、いや…俺の今言った事聞いてたかなぁ、って・・・さ」


「・・・?いえ、別になにも聞いていませんでしたが・・・っなんですか、何か卑猥な事でも言ったんですか、貴方・・・?」


「っち、違う違う!なにもないから!」


冷静な表情から一気にゴミを見るような眼で見てきては少し引くように体を動かした明乃に陽太は慌てて否定した、そしてそんな陽太を見た明乃をどこかに目を向けては呆れたような眼をしては言った


「・・・まぁ、貴方がいつも四六時中汚い卑猥なエロ三昧な事を考えているのは当たり前ですね…言う必要もない、言わば必然とでも言いましょう…貴方のそのマゾ体質も…」


「全然意味がわからない、というかエロ三昧って…俺はそんな事市六日中も考えてないわ!」


もはや完全に体質な問題だけじゃなく頭の中までもが変態思考扱いされた事に陽太は苦笑いしては言った、全く苦笑いできる冗談でもなんでもないが


「・・・つまり、貴方は市六日中、その間どこかしたらでエロい事を考えている、と、そういう事ですか・・・気持ち悪いですね…恋愛、恋に興味がない、貴方は先ほどそう自分で発言したくせに…」


何故か明乃は少し怒ったような表情をしては言ってきた、微かに目に殺気のようなものが宿っている事に流石に陽太は笑えず


「っ・・・いや、確かに恋愛、恋に興味はない、そう言ったけどなんでそこにそ、その・・・エロい事が入るんだ…?」


「・・・・・・私はあまりその類の事に関しては全くと言っていいほどに興味、知識がありません・・・ですが少なからず恋人同士はそのような動物行為をする、その様な知識は「っちょ、ちょっと待って!!」


何を想像してなのかわからないがとても嫌そうな表情をしては次々と口からそう出してくる明乃に陽太は思わず止めた


「・・・なんですか、人が説明をしている最中に止めるな、そう何度も何度も私は言いましたが・・・学習しない人は私大っ嫌いなんですが・・・」


「っだ、大っ嫌いって…ってじゃなくて!な、なんで一々そ、そんな生々しく言うんだよ…!?」


さりげなく心に突き刺してはそう不機嫌面をしては言ってきた明乃に陽太は傷付きつつもそう少し恥ずかしさからか顔を赤くしては言った、そして一方で明乃は


「・・・貴方はやはりエロ三昧、いえ…エロ魔人ですね…私が今言った事のどこにそんな生々しい言い方があったのか・・・?私はできるだけ想像しやすいようにと言ったまでです…それに私がそのような生々しい、そのような卑猥な発言などするわけありません…そのように想像した貴方の方がよっぽど卑猥です・・・」


「っえ、えぇ・・・~…」


明乃は本当にそう思っているのかなんとも真剣そうな表情をしては陽太を睨み付け言った、一方で陽太は明乃の少しズレた思考、または考え方に困難していた、また同時にたちが悪い、そうとも思った


「・・・確かに貴方の年代ぐらいではその様な事に興味がなければ生き物として成り立たないゴミくず同然の無生産野郎として認定されます…ですがそれはあくまで他の生き物です、私達は人間・・・脳があります、理性があります、ですが今の貴方を見ているとまるで動物・・・動物界から見た場合ではある意味で優秀ですが同じ人間の部類から見た場合ただの化け物同然・・・キモイ、気持ち悪いとしか私は思えません・・・」


「っな、なんというか・・・ご、ごめん・・・」


そこまで一瞬にして頭が回りそこまで普通の表情、汚いものを見るような眼で見てくる明乃に陽太は感心しつつある意味で人間扱いされていない事に心の中で泣いていた


「・・・・・・まぁ、ある意味ではそれで今の貴方がいるようなものです…頑なには否定なんかしません・・・失礼ですし…」


「!!ひ、氷野・・・!」


別にそんな変態、というよりもそんな事微塵も考えてなんかいないのだが、そう陽太は思うもまた最後にはさりげなく優しく振る舞い言ってきた明乃に陽太は希望のような眼を向けた、だが


「・・・ですが、やはり気持ち悪いのは気持ち悪いです」


「っ・・・ア~、ソウ…」


ガクリと俯いてはそう棒読みに言った陽太に明乃は数回瞬きしてはじと~っとしていた目から一瞬目を瞑り微笑んだ、と同時に


「…さて、それではこの冗談話もここら辺にしておきましょう、そろそろ本当に無駄話です」


「・・・っえ、じょ、冗談、だったの…?」


タンッ、と竹刀を床に突いた音が部屋全体に広がる同時にそう言った明乃に陽太は顔を上げてはそう苦笑いしながら言った


「・・・・・・私がそのような事に興味が全くないのと知識が全くない事に関しては正解です、また貴方がエロ三昧についてもまた正解です、・・・そうですね、しいて言えば・・・」


「っ・・・し、しいて言えば・・・?」


明乃にしては珍しく少し唸り考える様子に陽太は少し見惚れるも頭を振り紛らわせては聞いた


「・・・・・・どれも全然冗談なんかじゃありませんでした…精々ある意味で貴方が動物から見た場合だと有能なのだと、そこだけわかりました……」


「・・・・・・なんか、全然嬉しくないんだが…」


少し悔しいのか冷や汗掻いては数回瞬きしては横目でそう少し見下ろすように見てきた明乃に陽太は下から少し睨み付けるように見ては言った、そしてそんな陽太を見たからなのか


「・・・まぁ、元は・・・どこから話がこんなに脱線したかわかりませんが、貴方を褒める話だけはない事は覚えていますのでそのような睨まれる資格などないんですが・・・?」


「っっぐ…」


竹刀を持ち上げては目で殺すかのように見てきた明乃に陽太は慌ててそっぽ向いては冷や汗掻いた、もしなにかされた場合骨の一つも残らないだろう、とそう思い


「・・・話がだいぶ長くなってしまいました…このままでは無駄話で部活時間が無駄に終わってしまいます・・・」


「・・・それは俺のせいだけじゃ、っとと!?」


溜息付いてはそう言ってきた明乃に陽太はつい少し言い返したくなり明乃を見たと同時に竹刀を投げてきた事に驚きつつ受け取った


「この貴方との会話の時間でもう三十分も使ってしまいました・・・今から急いで部活を開始します、内容は貴方がどれだけその竹刀を振れるかどうか、見させてもらいます」


「っっえ、ちょっ、い、いきなりかよ!?」


一体どこから出したのかわからないがリモコンのような真正面の白い壁に向かってピッ、と鳴ると共に赤い数字が出てきた、まるでなにかのカウントのような、そんなものが


「っさ、三分・・・?」


「・・・はい、三分間の間、どれだけ振り、そして・・・私に当てる事ができるか…」


「っえ、お、おい当てるって・・・これを、だよな?」


そう言っては足を広げ、また腕を前に出し見構えた明乃に陽太は竹刀を見つつ確認した、そして明乃から帰ってきた事は


「?勿論そうです、ですから今貴方にその竹刀を渡したんです」


「っっあ、あぶねえって!?もし当たったr「そこらの女と一緒にしないでください」


「っ!?」


突然声色が冷徹な声に変った事に陽太は寒気を感じると同時に明乃を見た、そして陽太は明乃の目、表情を見ると同時に恐怖を感じた、常人がする目ではない事に


「・・・手加減しないで全力で来てください、わかりましたか?」


「っ・・・あぁ、わかったよ…!」


これは本気で振りにいかなければどんな仕打ちが待っているかわからない、そう思った陽太は歯を強く噛み歯ぎしりした、そしてそんな陽太を見たのか明乃はまたリモコンをピッと鳴らした、そしてカウントは開始した、3分から2分59と


「・・・では、始めます・・・!」


「っ!!」


来てくださいと言わんばかりな表情をしてきた事に陽太は竹刀を握りしめては足全体、ふくらはぎ、太ももと片足に力を入れ一気に踏み込んだ










っどうも主です・・・ず、随分と会話が長いように見えますが・・・まぁ、気長に見てくださると嬉しいです・・・!

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