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原因不明な謝罪

そしてそれから明乃が倉庫に行って数分待った所で明乃は何かを持ってきては陽太の目の前に落とした、それは


「・・・これって、・・・なんだ?」」


「これは本部が独自で開発したものです、元は実戦中に怪我を負わない為の防具のようなものだったのですが昨日の貴方を見ていましたらこれが丁度良いと思い持ってきました、昨日は一回貴方の竹刀を弾いた、それだけで貴方は怪我をしました、なので今回からはこれを付けてやります」


明乃がそう言い床に落とした腕に付ける防具?、らしきものを取っては言った、見た目はとても薄い生地が何かで出来ていてとてもじゃないが防具じゃなくただのサポーターにしか見えなかった、陽太はそんな自称防具らしきものに大丈夫なのか、とそう思った


「っ・・・これって本当に大丈夫なのか・・・??」


「?なにがですか?」


「…いや、これ、どう見てもただのサポーターにしか見えないんだが・・・しかもよく見てみるとサポーターよりも薄くないか…?」


陽太はそう言いながら明乃が持っているその防具を疑うようにじーっと見てはそう言った、明乃はそんな陽太を見ては言った


「・・・それなら実際に持ってみてください、それでわかりますから」


「…っえ?」


明乃はそう言っては陽太にその防具を差し出した、完全に防具だという事に自信があるのかとても腹立たしい笑みを浮かべている、おそらく本人はその笑みに気づいていないのだろうか、完全に小馬鹿にしたような笑みを浮かべている、陽太はそんな明乃を見ては少し腹が立ったのか差し出された防具を少し強引に奪うように取った、そしてその直後だった


「っ!?」


「・・・気づきましたか?その防具、見た目とかなり違い硬いんですよ」


布で出来ていると思っていた陽太はその受け取った防具の硬さのあまり驚いたまんま固まっている一方で明乃は陽太が持っているその防具に触れては爪を突き付け叩いた、すると


トットットッ!


「っ…え、なんだ今の音・・・?」


呆然としていた陽太はそのまるで机を叩いたような鈍い音に反応し周りを見渡した、だが特になにかあるわけでもない、そう思った時に


トットットッ!


「っ!ん?」


前から音がした事に陽太は前を向いた、そして音がしたその発生源の場所を見た、それは今明乃が触れていたその防具からだった


「貴方が今探していた音の発生源はこの防具からです、驚くのも無理はありませんが流石に後ろを向いた貴方には笑ってしまいそうになりました」


明乃はそう言っては陽太の行動が本当に面白かったのか口元を隠しては微笑んでいるのが見えた、そして陽太はそんな明乃を見てはふと思い出した事があった、それは先ほどの明乃が怒っていた時の事だった


「・・・忘れてたんだけどさ」


「?なんですか?」


陽太が真剣な表情になった事に明乃は察したのか口元を隠していた手を戻し、笑みを浮かべていた表情も普通に戻った、陽太はそんな笑みが戻ってしまった事に少し何故か罪悪感を覚えつつも聞くことにした


「…さっき、俺が原因なのか、またはあの上司って人が原因なのかわからないけど、さっきすっげえ怒ってただろ…?」


「・・・」


陽太は少し遠慮しつつ聞いた、もし自分に非があって怒っていたのだとしたら謝らないといけない、そう陽太は思っていた、そして一方でそれを聞いた明乃は何を思ってか少し暗い表情をしては目線を陽太ではなくどこか違う所へ向けた


「っも、もし俺が悪かったんなら謝る…何が原因だったのかってわからない…だから言ってくれたら謝るから!」


陽太自身が明乃事を好いている事からなのか、または罪悪感からなのか少し焦ったような態度、表情をしてはそう言った、一方で明乃は反らしていた目線を陽太に合わせては言った


「・・・・・・ある意味で貴方の言った通りです」


「!!」


意図的にわざと傷つけようとしたわけではなく、でも無意識に言った事で傷つけていた事にそう明乃に言われて気づいた陽太は心が痛んだ、同時に一刻も早く謝らないといけない、そう思い言おうとした、だが


「・・・・・・ですが、そのまたもう半分以上は上司のせいでもあり、私自身のせいでもあります…」


「…っえ、っは??」


喉の底まで出かけていた言葉が一気にどこかへ消え去った、理由としては単純で全部自分が招いた事で、それで謝ろうとした所で原因が自分だけではなくその上司、また含め傷付いた筈の本人までもが原因だという事に陽太は意味がわからなくなっていた


「・・・この事、先ほどの事に関しては私の中でもう折り合いが付いてますので別に気にしなくて大丈夫です」


「っえ、ちょ…ま、待ってくれよ…」


勝手に自己完結させてしまった明乃に陽太は置いてけぼり、というよりも話を聞かせてもらえなかった事に戸惑った、自分もその原因の一つの筈がほぼ無かった事にされたという事に陽太はモヤモヤとした思いが浮かんでいた


「・・・勝手に怒って勝手に自分で私自身が自己解決させてしまった事には謝ります、貴方自身は納得がいかないと思いますがこれは私のお願いです、もう気にしないでください」


「っ・・・」


余程先ほどの事が知られたくないのか明乃はそう言っては頭を下げた、陽太は勿論そんな明乃に納得いくわけでもなくモヤモヤが浮かぶ一方で謝りたい、その思いで一杯になっていた


「・・・貴方のその表情を見ている限り、全く納得できないと言った表情ですね…」


明乃は陽太のその表情から読みとれたのかそう言っては疲れたような、でも呆れたような表情をした、そして陽太はそんな明乃を見ては


「・・・っあ、当たり前だろ…あんなに怒鳴って、怒ってたのに…」


陽太はそう言っては先ほど怒鳴られた時の事を思い出しては心臓の鼓動が早くなっていた、同じ年であれほどの怒声、それに怖さを体験した事がなかったのか深く陽太の心に染みついていた


「・・・そういえば貴方は根元からの大馬鹿でしたね」


「っは、は?」


真剣に悩んでいる所でそんな事を言われた陽太は思わず反射的にそう少し反抗気味に反応した、明乃はそんな陽太を無視しては続けた


「・・・貴方のようなおバカさんにはわかりやすく説明する必要がありますね・・・」


「っな、なんだよ、それ・・・」


「・・・・・・貴方自身が申し訳ない、そう思い真剣に悩んでくれている事に関しては・・・・・・まぁ、正直嬉しくないか嬉しいかと聞かれた場合・・・・・・嬉しい、そう答えます」


「…っあ、う、うん…?」


言う事が恥ずかしいのか、または言う事が嫌なのか明乃はそう言っては目線を陽太から外しそっぽ向いている、一方で陽太はそんな明乃からの言葉に少し嬉しく思った一方でなんとも言えない反応に困った


「・・・ですがそれはそこまでです、私自身がこの、先ほどの話にはもう踏み入れてほしくない、そう思っています・・・ですから申し訳ないと思っているのだとしらもうこの話はここまでにしてください…貴方のその思いはちゃんとわかって、いますから…」


明乃はそう言っては頭を下げてきた、陽太はそんな明乃を見ては本当にそう思っているのだとわかりこれ以上は何も言わない方がいい、そう思った


「っわ、わかった!わかったから頭下げんのやめてくれ!本来なら俺が頭下げんのに!」


「・・・そうですか、わかりました…」


明乃は陽太にそう言われてはそっと頭を上げた、そしてこれ以上は追及される事はない、そう思ったのか

心做しか安心したような表情をしている事に気がついた


「っあ、あぁ…でも…これだけは言わせてほしいんだ・・・」


「・・・なんですか?」


陽太がそう言った事に明乃は目を細めては若干警戒しているかのような表情をしては聞くことにした


「・・・さっきは本当にごめん、どこをどう傷付けたのかはわからないけど、ごめん・・・」


陽太はそう言っては先ほど明乃がした通り、マネではなく頭を下げた


「・・・あまり何回も謝られても段々安っぽく見えてきますよ・・・土下座さん」


「っ・・・これは俺なりに本当そう思ってなんだ、が・・・?」


明乃にそう言われた陽太は下げていた頭を上げては少し悪態付いた明乃にそう言おうとするも竹刀を向けられている事に陽太は気づいてはその竹刀の先を見ては止まった


「っ・・・ま、まだ話をしている最中なんだが…?」


「・・・私が許す、そうさりげなく言っている、伝えているにも関わらず男のくせしていつまでもうじうじと女々しい事ばかり言い続ける貴方を叩き直してあげようかと、そう思い貴方にこれを向けました」


明乃はそうグサグサと陽太の弱点のような所をなんの遠慮もなく言った、一方陽太は案の定それに対し苦笑いするしかできなかった、またいつも通りの明乃に少し戻ったのかいつもの表情に戻っていた

この時間帯は眠気が凄いのか思ったように頭が働かなぁい…(所々変な部分があるかも・・・キャラ崩壊の可能性も・・・)

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