毒舌女
「・・・っえ…ひ、氷野さん・・・だよね…?」
「?えぇ、氷野明乃ですけど一体何か?」
陽太はあまりにも予想とずれていた、というより見た目に反しすぎた明乃に唖然とし、動けないでいる
「っえ…い、一体何かって…言われて、も…」
「・・・どうして貴方が、いえ違いましたね、変態クソ野郎な貴方がこんな所にいるのか、それが聞きたいのですよ私は」
明乃はそう言い壁に寄り掛かった、ちなみに今更すぎるがここ、今いる場所は普段生徒が全く立ち寄らない場所になっている、ほとんど小道具やら掃除用具の部屋になっている
「どうしてこんな所にって、俺は単純に部活表にここのよくわからない部活が乗ってて、それでなんとなく興味本位で来たって・・・っさ、さっきから気になってたんだけどなんで俺さっきから変態だとかクソ野郎だとか言われてるの・・・?」
あまりにも失礼極まりないほぼあだ名になっている汚名、というより暴言?苦言?に耐えかねた陽太は顔をしかめ言った
「・・・そうですねぇ、しいて言えば貴方と丁度さっき目が合った時の私の見る目が異常だと認識しましてね、それでこの人は危ない危険人物だと思いましてそう呼ぶことにしたんです、なにか問題でも?」
「っ…いい、いやいや!大問題だろ!?言いがかりにも程があるだろ!?よっぽど教室で騒いでたあのわけのわからない連中の方が危険極まりない事言ってたぞ!?」
交友関係を持とうとしてわざとこんな事を言っているのか、そう陽太は思ったがあまりにも真顔、そして酷すぎる言語に理不尽な汚名に少し怒った、ただ少しだけなにか良いな、そう陽太は思った
「・・・教室の時と違って口数が以上に多いですね、あっ、ひょっとして私と話せた事が嬉しくてついそんなに興奮してしまっている?」
「っなんでそんなふうになるんだよ・・・っ!?頭の中ハッピーすぎるだろあんた・・・」
「・・・冗談も通じないんですねかわいそうな人、将来精神的に殺されますよ」
「っ・・・い、意味わかんねぇ・・・」
今まで会った事もない部類な為か陽太はクスクスと笑ってはすぐに真顔に戻る明乃に若干引いた、そしてそれと同時に会話が終わった瞬間にドッと疲れが出た
「・・・さて、必要最低限のコミュニケーションはこれぐらいで良いでしょう・・・」
「・・・え?」
壁に寄りかかっていたかと思えばそう言い陽太の前に来ては陽太の顔を直視した、あまりにも近くで直視されている事に陽太は恥ずかしくなり顔が熱くなる事がわかった
「・・・なに赤くなってるんですか、やっぱり変な性癖「ないから!!ただ顔が近いから恥ずかしいだけだから!」
「・・・そうですか、まぁどうでもいいんですが・・・」
「っいいのかよ…」
先ほどから振り回されてばかりの為か陽太はそう言っては溜息付き、壁に寄り掛かった
「…溜息付くと幸運逃げますよ」
「・・・正月早々に思いっきりインフルエンザに掛かったからもう気にしてねぇよ」
「・・・それは貴方の私生活が乱れていただけの自己責任、神様のせいでも誰のせいでもない、わかりましたか?ド変態」
あまりにもド正論すぎる言い回しに陽太はまたしてもため息を付いた、確かに最近は夜更かしが多くなってきていた
「・・・って、貴方の私情の話なんてどうでもいいんです、余計な話を持ち込まないでください、私が話しているのに」
「…もういいから早く話をしてくれ」
あまりにも身勝手で理不尽すぎる明乃に言い分に陽太は反論する事に疲れ諦めそう言った、そんな陽太に明乃も溜息付いた
「…では話を戻させてもらいます、まず貴方は、・・・ド変態な貴方は先ほど部活表にここが乗っていた、そう言いましたね?」
「・・・あぁ、なんかよくわからねぇけどここだけ今まで見た事ねぇ部活だから行ってみようかなって…」
「・・・理由はそれだけですか?」
「?他になにか理由なんかあんのかよ??」
「・・・いえ、なんでも」
「・・・?」
口元に手を持っていきなにか考え始めた明乃に陽太はつい見つめてしまい、また何か言われる、そう思い窓の外を見た、そこでは丁度今体育の時間なのか女子がバレーをしていた
「(俺達だけが今自由時間、なのか・・・?)」
「・・・人が真剣に考えている中でド変態野郎はバレー女子に夢中ですか」
「っ!?」
突然耳元で言われた事に陽太は思わず驚愕のあまり廊下に尻もち付いた、腰が抜けるまではいかないが結構本気で驚いたのか立ち上がれない
「・・・貴方は一体なにをしているんですか…?小鹿のようにプルプル震えて・・・はっきり言って気持ち悪いです死んでください、って貴方まさか…!わざと転んだふりしてスカー「わかった、もうわかったお前は俺がなにかする度に俺を雑巾のようにボロボロに言うって事がよーくわかったから黙ってくれ」
痴漢魔も大変涙目なぐらいにボロクソに言われとうとう精神的にきたのか目を閉じては立ち上がり手でジェスチャーした、もう話さないでくれ、と
「・・・そうですか、結構嬉しそうに見えたのですが、気のせいだったみたいですね、まぁどうでもいいんですけど」
「・・・それで、一体何を真剣に考えたんだよ・・・」
「あぁ、そうでした・・・貴方のいちいち変な行動をするから忘れる所でした・・・」
「あぁ、そう、わかった、わかったからいちいち言うのやめてくれ、聞いてる俺が疲れる」
「・・・そうですね、無駄話が過ぎました、では説明するのも面倒なのでこの中に入ってください」
「っえ?」
明乃はそう言うと手に持っていた鍵らしきものを先ほどの薄気味悪い部屋の所に突き刺してはガチャ、と音を立てその部屋を開けては明乃が入った、そこで陽太も慌てて入った
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「・・・っな、なんというか…っえ・・・?廊下から見た様子と中の様子がだいぶ違うんだが・・・?」
「ようこそ私の部活へ、クソブタ野郎さん」
明乃はそう言ってはソファ、何故かソファに座ってはいつ用意されたのかもわからない湯気の出たコップを持っては飲んだ
「・・・ふぅ、お茶は落ち着きますね・・・あっ、貴方の分はないですよ?期待しないでください」
「…期待以前の問題でいつそのお茶とやらは準備したのか俺はその原理が知りたいわけだが・・・」
「細かい事を気にすると禿げますよ、変態」
もうどこか慣れたのか明乃の言う事は無視し陽太は聞いた
「・・・ところでここは何する部活なんだ?」
「・・・そうですね、ではまず最初にここの部活名について言っておきましょうか、ここの部活動の名前はスクールボランティアクラブ、まぁなんの捻りもない名前ですね、私が決めたわけではないので勝手に勘違いしなように、もし勘違いしていた場合貴方の眼球磨り潰しますけど」
「っ・・・お、お前・・・結構えぐい事言うんだな…流石に今のはスルーできなかったぞ・・・」
お茶を飲んではそんなえぐい事を普通に言う明乃に陽太は顔を真っ青にした
「・・・冗談に決まってるじゃないですか、そのぐらいの冗談わかってください、・・・話を戻しますがってなにしてるんですが私が説明しようとしているのに・・・」
「あ?あ、あぁ、いや、この物置みたいな小さい開く穴はなんなんだって思って、さ」
説明をしようとした所で目の前からいつの間にか消えてはうろちょろしている陽太に腹が立ったのか少し怒り気味になり言った、一方で陽太が見つけた開く小さな穴は人が一人分ぐらい入る穴だった
「・・・はぁ…とりあえず貴方のあまりにもガキすぎる好奇心に疲れてしまったので一旦休憩しましょう、何か飲みたいもの、あります?豚」
「えっ、あ、あぁ~・・・じゃあお茶で」
「・・・わかりました、少し時間掛かるのでそこのソファに座っててください」
明乃はそう言うと立ち上がりとなりのドアを開けては行ってしまった、そこで陽太は思ったおそらくここの部室は二部屋あるのだと
「・・・はぁ・・・にしても暴言吐かれまくってるのに全然不快だと思わない・・・なんでだ・・・??」
陽太は自分の心に聞いてみてはそんな答えが出てきた事に不思議がりながらも先ほどの明乃の言葉を思い出していた、嬉しそうな表情をしていた、と
「・・・俺ってもしかしてネットで言うマゾなんじゃ・・・」
「・・・」
「・・・いや、違う・・・・・・っ…」
陽太は考え込むとき大体目を瞑る癖が付いているのかいつの間にか視界にいた明乃に気づいては硬直した
「・・・っい、いつから、そこに・・・??」
「・・・貴方ってやっぱり真性なドが付く気持ち悪いほどの変態だったんですねお願いします早く死んでください、って、あっ・・・これ貴方・・・じゃなくてドスケベ野郎な貴方からしたらご褒美でしたね、尚更死んでください、クソ野郎・・・」
そんな長ったらしい事を言っては明乃は笑みからゴミを見るような眼で陽太を睨み付けた、流石に陽太も少しは傷付いたのか
「・・・お前、もしこれで本当に俺がマゾだったらどうするんだよ・・・今すっげえマゾが否定されたぞ・・・??」
「・・・知りませんよそんな気持ち悪い性癖・・・後いい加減気持ち悪いのでそのズボンのチャックどうにかしてください、殺しますよ」
「・・・あっ…」
コップに茶を注いではそんな事を言う明乃に言われズボンのチャックを見てみると全開になっている事に気づきそっと、閉めた




