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第6話 何しにきたのだ

「ぎゃー!親分ドラゴンがー!!」


「逃げるんだぁー!!うわぁぁぁぁ!!」



二人組はドラゴンに追われていた。二人組は盗賊で影名達を身ぐるみ剥いて奴隷にしようとしていたのだが……。



「親分帰りましょう!」


「あきらめるなぁ!ここで、みすみすやつらを……うわぁ!」


「親分ー!!」



親分は木の根に躓いて転んだ。



「親分!大丈夫ですか!?」


「だ、大丈夫だ……はやく起こして…。」



この時子分は色々思った。



(今すぐ親分を助けなきゃ……あれ、でも今までずっと親分助けてばかりのような…ううん、そんなことない!

親分が食べるものが少ない!って駄々をこねたから、私の分の食事を分け与えたり、夜トイレに怖くて行けないときは、一緒についていってあげたり、その他色々……………ってあれ?)


「ってドラゴンがぎゃああああああああ!!!」










「人間とは泡をほんとに吐けるんじゃのー。」


「にしても服とか薄汚れてるわね、見るからに盗賊っぽいから、そのまま餌にすれば良かったんじゃないかしら?」


「そ、そういう縁起でもないことを言っては駄目じゃよ……。」



盗賊の二人組はリノルの家で保護されていた。

二人組が目を覚ますとリノルが気づいた。



「おぉ、おはようなのじゃ、偶然散歩してたらおぬし達がもうすぐで喰われそうになっている所でのぅ、慌てて助けたのじゃ。おぬしらは名前はなんというのじゃ?」


「え、えーとこの度は助けて頂き、あ、ありがとうございます、私はティナでこっちの親ぶ……ごほん、こっちの女の子はサーラという名前です。」



ティナというものは銀髪のショートで特に身体中が薄汚れていた、親分のサーラは青髪のショートで何故かティナよりあまり汚れていなかった。

これはティナがサーラの分まで苦労している為である。


「ああぁあわあわあわぁぁ……。」


「ご、ごめんなさいこの子人見知りで私以外の人と話せなくて…申し訳ございません。」


「いや、いいのじゃそういう人もいるじゃろうて、とりあえず下に降りて来るがよい。飯を作ってあるからのぅ。」


「わーいごはんだ!ごはんだー!ひゃっほぉぉぉぉう!!」



サーラは一目散に下に降りていった。


ティナは恥ずかしそうに下に降りて行った。

人数が増えてきちゃった…

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