第4話 寝る!
サブタイトルがいいの思いつかない…
温泉からあがりさっぱりした影名達はもう寝る事にした。
リノルは影名をベットで寝かせ、自分は椅子で寝ようとしたが影名が驚くべき事を口にした。
「ベットは1つしかないの?じゃあ一緒に寝ましょうよ!」
「な、な、ななななにを言っておるのじゃおぬし!!
だいたい今日初めて…。」
「さぁ早く寝ましょう!」
影名に押され、一緒に寝ることになってしまったのであった……。
そしてベットに入ってすぐに影名は寝た。
「今度こそ流れ者に夜這いをかけておいしく頂こうと思ったのじゃが、こやつがこの調子では夜這いしても意味がなさそうじゃのぅ…。
これで1946人目かのぅ…。」
残念そうにつぶやきながらリノルは影名が寝ているの完全に確認してから影名の方に寄り添った。
「夜這いはしても、人肌が恋しいだなんて誰にも言えないのじゃ、どうか起きませぬように………
むはー、ぬくいのじゃー!やっぱり生身の人間は暖かいのじゃ!」
「今日は良いものばかり見れるわね。」
「なぬっ!」
振り返るとまたしてもアビィがいたのであった。
「な、なんでおぬしが居るのじゃ!
「少し様子を見に来ただけよ。
あぁ、それと、そこから動かないように。動いたらこの人起こすわよ?」
「なっ!それだけは止めて欲しいのじゃ!こんな所見られとうないのじゃ!」
「動かなければいいのよ?それと人肌が恋しいって言ってたわよね?」
「そ、そんな事まで…」
恥ずかしい発言を聞かれていてリノルは顔を赤らめた。
それを見てアビィはにやにやしながら言葉を続ける。
「それじゃ寂しいリノル様に暖かさを教えてあげましょう…」
アビィは後ろからリノルを抱きしめたが…。
「き、貴様、わざとらしく胸を当てよって~!」
「さて、何のことやら?
後は間抜けにへばりついてるリノル様を見ながら、優雅に紅茶を飲むことにしましょう…。」
「屈辱なのじゃあー!!」