第3話 温泉に入る
「ぬぉ、話しすぎたのじゃ、日が暮れてしまったのじゃ。」
長々と色々な事を話し合っていた二人はいつの間にか数時間も過ぎてしまったのであった。
「さて、それじゃあ今日の所は、風呂に入ってもう寝るとするかの。近くに温泉が湧いているのじゃ。」
「それじゃあお言葉に甘えて~。」
ということで温泉に入る事にした影名であった。ドラゴンが1匹入っていても、リノルがタオル1枚で乱入して来ても、影名は特に気にしなかった。
「おかしいのぅ…今までなら、ドラゴンが居ることに恐がる者や、わしがタオル1枚で入ってきたのを恥ずかしがる子が大半だったのにのぅ…それを見るのが楽しみだったのじゃが…。」
そういうことでリノルは影名にもっとリアクションさせようと積極的に行動するのであった。
「ぬぁー!た、タオルがっ!み、見るでないぞ影名!
こ、こんな発育してないロリロリな身体なんぞみるでないぞっ!
じゃ、じゃが、どーしても見たいのならば……………って影名どうしたのじゃ?」
「Zzz…Zzz…。」
「ね…寝とる…。」
「良いものを見せて貰ったわ。」
リノルは声がする後ろを振り向くとそこには金髪でリノルと似たような容姿をした少女が居た。
1つだけ、はっきり違うと分かるのは胸の大きさである。
「アビィ!お主何をしてるのじゃ!」
「ただ新しい流れ者が来たらしいから見にきただけよ、それより流れ者を下僕にする約束、忘れてないわよね?」
「そ、そんな約束したかのぉ…
と、年をとると物忘れがひどくてのぉ…。」
「今まで読んだ億を超える書物や、この長い歴史の全てを覚えている貴女が何を言っているのかしら?
まぁいいわ、こんな所で寝てるようじゃ使い物にならないわ。じゃあね、ひんにゅうさんっ。」
「なんじゃとぉぉぉぉぉ!!!
この、乳だけでかいやつがぁぁぁ!!」」
しかしすでにアビィは何処かにワープして消えてしまった。リノルは自分の胸をぺたぺたと触りながら影名を起こしにいったのであった。
あまりネタが思いつかないなぁ