英雄と勇者
初投稿なので暖かい目で見てほしいです
むかーし、ある世界に世界の敵である魔王が存在し、それを倒した勇者がいました。その勇者は、その過酷な死闘を5人の仲間たちと潜り抜けてきました。魔王を倒した勇者とその仲間は「奇跡の5人」として、あらゆる国のあらゆる土地で感謝され、一部では崇拝までされました。
しかし勇者は言いました。
「私は魔王を倒していない。魔王を倒したのは、共に冒険をした◾️◾️◾️だ」
そう!勇者と共に冒険をした内の一人──神に至れる英雄◾️◾️◾️のことが、勇者一行以外の全ての人々から忘れ去られていたのです。彼が存在した痕跡は、誰かの英雄譚の一部として組み込まれ、彼が行った“魔物の軍勢100万を単騎で殲滅した”という出来事さえ、人々の記憶から消えていました。
勇者一行はひどく悲しみました。どれだけ彼のことを話しても、彼の名前は他の人には◾️◾️◾️としか聞こえません。勇者一行の中でも、子供の頃から共に過ごしている勇者と聖女、賢者以外は彼の名前を忘れていました。その名前は、まるで世界から拒絶されているようにしか感じませんでした。
勇者一行は決意しました。
彼の名を、名誉を、存在を取り戻し、真にみんなが笑って過ごせる世界を作ると。
そのために勇者一行は、魔王討伐の旅を遥かに上回るほどの過酷な旅をし、ついに神である私のところに来ました。
「◾️◾️◾️を生き返らせてほしい」
彼らはこのような願いを私にしてきました。だから私は言いました。
「彼の魂はもう限界だ」
「彼は復讐のため、幼い頃自分の全てを捧げて力を高め、その代償を払っただけだ」
そう付け加えて。
勇者はとても絶望していましたが、私が「条件を受け入れるなら彼を生き返らせられる」と言うと、勇者はそれを受けました。私が出した条件は、彼の魂の修復に3000年かかる。その間、勇者は生き続けて世界を見届けること。
勇者は喜んで了承しました。
それから2500年経った今でも、勇者はまだ彼が生き返るのを待ちながら、世界を見守り続けています。
それについて今の感想を聞いてみたいですね──神に至れる英雄と呼ばれた◾️◾️◾️くん




