表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

水を酒に変える力を持って転生したらみんなおかしくなっちゃった

作者:キタビ
 坂倉銀二は酒に出会って新たな自分(大胆な自分)を見つけることで、若くして酒なしでは生きていられない体になった。
 幸い、どれだけ飲もうと中毒に陥ったり体調を崩したりすることはなく、せいぜい千鳥足になったり、呂律が回らなくなったり、眠くなったり、頭の回転が悪くなったりする程度で、気分が良くなって前向きになり、大胆になることもできたりと、デメリットは少なかった。
 酔っていれば言いたいことも言える、女の子とも話せる。
 強面のおっさん相手でも、物怖じしなくなる。
 ようは酒がないとダメな男であるが、酒があれば強い自分でいられた。
 だから、銀二は酒を手放せなかった。
 そんな銀二は、その日も足りなくなった酒を買い足しに行き、「今日も呑むど~」と酔っ払って酒屋を出たところで、飲酒運転の車に撥ね飛ばされて昇天してしまう。
 銀二は例によって転生することになるが、女神から一つだけ特別な力を与えると言われ、水を酒に変える力を求めた。

 お酒があればどこだっていい。

 正直死んだ時の記憶も酔っていて曖昧である。
 ただ、まだ生きていられるのなら、自分は酒を飲んで、のんびりその日を暮らせればいいと思った。
 しかし、そんな銀二が送られた異世界には酒――つまりアルコール飲料という物が存在しなかった。
 銀二はその世界で唯一酒を造り出すことが出来る存在となり、酒が持つ真の恐ろしさを知ることになるが、酒がない世界ゆえにできることも多々あることに気づいていく。
 この物語は、酒好きと酒をイメージだけでファンタジー世界にシェイクされて語られる、カクテルコメディである。

※この作品は『カクヨム』にも掲載されています。
第零酒席 はじまりはじまり
1 銀二死亡!
2023/12/23 17:32
2 女神様と力の話
2023/12/23 17:40
第一酒席 出会った少女に酒を振舞ったら命拾いしたっていうね
3 異世界の散歩道
2023/12/23 17:57
4 狩人のアルコちゃん
2023/12/23 18:06
第二酒席 村の方々に酒を振舞ったら、反乱の狼煙が上がった
10 やっちまったなあ
2023/12/23 23:01
第三酒席 酒は飲んでも飲まれるな
13 頑張れペギオ
2023/12/24 13:08
第四酒席 牢獄の鬼
14 野良猫ギンちゃん
2023/12/24 14:19
16 王を殺す!
2023/12/24 14:32
第五酒席 鬼に金棒、鬼殺し!
第六酒席 酒は人の本性を暴く
21 王についた悪魔
2023/12/24 15:04
22 悪魔の逆鱗
2023/12/24 15:10
第七酒席 酒は楽しく呑むものだ
第八酒席 お酒で国を救えって、冗談は酔ってから言え
27 イヤです
2024/01/01 22:17
第九酒席 酒で溢れる本音の嵐
第十酒席 姫様のご乱心
31 皇国の使者
2024/01/02 20:24
32 みんな飲みすぎ
2024/01/03 19:24
第十一酒席 たった一滴、されど一滴
37 王の間へ
2024/02/11 13:59
第十二酒席 かくして銀二は不死の領主と…
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ