幼馴染のギャルはいつも絡んでくる
初作品です。大目に見てください。
「いらっしゃいませ~」行きつけの店の店員さんの声があたりへ響く。「何頼む~?」沙織が聞いてくる。なんでこいつと一緒にいるかというと2時間前に戻る....
「祐太~これからどこか行く予定あるの?」沙織がいつものように絡んでくる。「ないけどなんで?」苦笑いをしながら俺は答える。
「じゃあこの後カフェいかない?」そう笑顔で聞いてくる。「いいけど....」渋々okを出す。これで断ったら何をされるか、たまったもんじゃない。「ありがとう祐太。じゃあ犬の銅像がある公園の前ね!!」こうしてカフェに行くことが決まってしまったのだ。
そうしてあれから1時間後....「お、いたいた!!待った?」笑いながら沙織は手を振りながらこちらへ向かってくる。「待ってないよ」そう言って素っ気なく言葉を放った。しかし沙織は気にすることなく「じゃあよかった」と笑いながら言った。
「それでどこのカフェ行くの?」俺はそう言った。「まだ決めてないよ」俺はその言葉に驚きを隠せなかった。「え?カフェ行こうって言ったのにカフェ行く場所決めてないの?」「うん」これだからギャルは嫌いだ。「じゃあどうするの?」「祐太が決めてよ。祐太の行きつけのカフェに行きたいし」なんでこうも人任せなのだろうか....
「ここが祐太の行きつけのカフェなの?」そうだよと首を縦に振る。「へぇ~意外と静かなところだね。」沙織は不思議そうにそういった。「なんでそんな不思議そうにしてるんだ?」「だっていつもは友達とワイワイしてるから」全くギャルと一緒にしないで欲しいものだ。
「あのさなんでいつも俺に絡んでくるの?」「好きだから」沙織が微笑みながらそう言った。俺はその意味を理解するのに10秒かかった。おどおどしてたら沙織が「冗談だよ」と微笑んだ。
あれからカフェでお茶をした後家に帰った。冗談だよと言った時なんだか沙織が悲しそうに見えたのは俺だけだろうか....
内容薄くてごめんね!!