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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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【海賊の宝島】5

 脳筋の巣窟かもしれないと心のなかで思っても話し合いはどんどん進んでいく。淡々と会議が進み、いつの間にか話し合いも佳境に入っていた。


 出現するモンスターやドロップアイテム、後は採集物などはメニューを開き、重要そうな情報は書留に書いて保存しておいた。短期間でよくここまで調べれたなとは思った。


「よし!それじゃあ解散。」

「ミーノはどうする?」

「......料理かなぁ」


 会議も終わり、解散の合図が出ると皆さん出ていった。しかし私はユーカに拘束されているため動けない。だからこそ聞いてきたのだろうなぁ。とりあえず料理でテウスたちにご飯をあげつつ私も食べよう。


「料理?なに作るの?」

「う~ん。焼き肉と蟹だね」

「蟹?あの堅い?よく倒せたわね」

「そうだよねぇ。ラビちゃんのキックでワンパンだったよ」

「えっ」


 そうだよねぇ私も予想外というかなんというか、すっごい強いのは分かったんだけどまさかワンパンで倒すとは思ってなかったねぇ。ラビちゃんにも微癒草あげな......あ、そう言えばマンドラゴラの事すっかり忘れてたや。教えておけばよかったなぁ。あ~ユーカには教えておこうかな。


「あ、そうだ。いままで忘れてたんだけどね」

「あ、うん。どうかしたの?」

「森?の方にね、マンドラゴラが生息してたっていうの忘れてた。」

「マンドラゴラ......えぇ、いたの?」

「いたよ。なんか違和感があってね?嫌な予感がして鑑識したらマンドラゴラって表示されてそっとしておいた。」

「......被害が増える前に注意出しとかなきゃ」

「後」

「まだあるの?!」

「私をいつまで抱っこしてるの?」

「ずっと?」


 ユーカの顔が私からは見えないし、無いものを押し付けられても胸板がいたたたた!


「ミーーノ?」

「いたいいたい!まだなにもいってないじゃん!」

「ほほぉ?まだ.....ねぇ?何て言おうとしたの?」

「っは!」


 この時!私の脳裏にはチョークスリーパーホールドをかけられるという光景が!逃げようとしても逃げられない。ガッチリと捕まってしまっている!


「ねぇ、ミーノ?」

「は、はひぃ!」


 ゾクッと優しそうな声色ながらも冷ややかな声が私の背中に冷や汗をツツーと流れる。胸の話をすると大体アイアンクローが飛んでくる。しかし例外もあってそれはユーカが背後にいるとき、首に腕を回されチョークスリーパーホールドをかけられる。しかもここは現実じゃない!て、手加減してくれるとは思えない!しくったぁ!


「覚悟はい~い?」

「や、優しくお願いします」

「ふんっ!」


 ゴキッと首から音がするが直ぐに治る。ゲーム内で首が飛んだりすることはまぁあることではあるのだけども例外としてセーフティでしかも決闘処理が行われていないのであれば直ぐに回復する仕様になっている。


「胸の話しようとしたミーノが悪いんだよ?」

「はぃ......ひんにゅ「育ち盛り」......育ち盛りのお胸を侮辱してすみません」

「罰として夕飯はミーノが作ってね」

「えっ」

「ダメなの?」

「い、いえっ!誠心誠意作らせてもらいます!」

「そう、よかったわ。じゃあ行きましょうねー」

「わっ!わわっ」


 夕飯どれだけ食べる気でいるんだろ。......い、いざとなれば逃げるまで!と思っていたけどユーカは私をお姫様抱っこして外に出ようとしている。さ、さすがに恥ずかしいんですけど?!


「ま、まってユーカ!さ、流石にお姫様抱っこは」

「まぁまぁいいじゃない。さぁ行くわよ~」


 ......じたばたしても私のSTRじゃ抵抗できなかったよ。道行く人たちにガン見されてしまった......はじゅかしい......。つい顔を隠してしまったがきっと私の顔はかなり赤くなってるはず。だって顔暑いんだもん。うぅ



 体感15分ほどでどこかに到着したのか歩みが止まった。手を退けて周りを確認する。辺りを見回すとユーカの視線の先にハイドがいてハイドもこっちを見ていた。......あっ




「ミーノ、お前(地雷に)触れたのか?」

「う、はい」


 現在は仮設の調理台でテイムモンスターを召喚しつつご飯を作っている。今はシークラブを鍋で茹でている。私がそんな風に料理をしているとハイドがさっきの事について話しかけてきたので素直にうなずいておく。


「はぁ~~、あの話題はダメだって知ってるだろ?」

「いや、うん。そうなんだけどね」


 だってなぁ、ユーカに抱っこされてるときもそうだったけど何もなかった......後、ユーカの勘が鋭すぎる。思うだけでこっちに視線を寄せてくるんだもん!いや、貶そうとかじゃないよ?ただそうだなぁというのを確認させられただけで。


 そうしながら料理を続けていると段々と人が集まり始め、私の近くにいたハイドを受付にしてなんか材料が提供されて宴会を始める。え、これ私が1人で切り盛りするの?!


「え、えぇ~」


 仕方ないとたかを括り、一心不乱に料理を作った。えぇ作りましたとも!途中でサブが料理人の人たちが協力してくれたので何とかさばきましたよ!......明日はやりたくないんだけど?え?喧嘩を売ってきたのが悪い?......はい。気を付けます。


 そうして料理スキルが8になるくらい私は料理を作ってイベントの初日の夜が過ぎていった。

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