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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
98/153

【海賊の宝島】4

今回人の名前が多く登場します。ご注意ください。

 私に話しかけてきた人以外に見た目が80を過ぎていそうなおじいさんや生真面目そうな雰囲気を出しているお姉さん。腕を組み考え事をしている筋肉マッチョのお兄さん。温厚そうな雰囲気をだしているおじさん?おにいさん?的な人など様々な人がいた。


「それで、いつまでたっていればいいのかしら?」

「そうじゃの、まぁ下座にはなるがそこに座ってくれんか?そもそもユーカは上座の近くじゃろうて」

「そうですよユーカさん。まぁ椅子がないのは困りものですね。」


 そういわれたので私はユーカ先導のもと上座の正反対にある椅子へと案内されその椅子に座った。そしたらユーカが隣に座るや否や私の脇に手を入れて浮かされユーカの膝の上に座らされてしまった。まぁいつものことだね。


 私に話しかけてきた人は何か自己完結したみたいでこっちを向かい、そしてユーカの行動にちょっと目を開いてから何事もなかったかのように取り繕った。中々の顔芸でした。


「え.....ミーノさん」

「はい」

「あ、はい。大丈夫です。それでですね。ミーノさんにはポーションを作っていただくことは可能ですか?」

「可能ですよ。.....今1000個近く持ってますけど出しますか?」


 1000個はまぁ私がこのイベントのために作っておいたポーションのほとんど。そもそも私はほとんどポーションを使わない。使うにしてもテウスたちが優先。私がダメージを喰らうことの方が珍しいというかない。だからこそこんなに余ってる。


「っせ......そ、それは本当ですか?」

「はい。えっと」

「あ、申し訳ありません。一応ここの纏めをしています。【カンバ】です。」

「通称【神速】AGIとSTRに振ってる影響でかなり早いことからつけられた2つ名よ」

「へぇ、2つ名」

「ちなみにあのおじいちゃんが」

「儂は【勘兵衛】じゃ。よろしゅうな」


 それからあれよあれよと自己紹介が始まった。ここにいる人たち全てが2つ名を持っているようで全員顔見知りだそうだ。知り合ったのはベータの時みたいなので私にはどうしようもないかな。ちなみに私が皆の事を知らないと言うと驚かれた。だって掲示板見ないんだもの。


 腕を組んでいるマッチョさんが【鉄壁】の【ヴァドック】ちなみにあれは寝ているらしい。はぇ~、器用ですね。そして真面目そうな雰囲気をしているお姉さんは【戦乙女】【ミリアン】。温厚そうなおにいさんは【狂戦士】【マックル】さん。こんなに温厚そうなのに狂戦士?


「後は」


 そうカンバさんが話そうとすると後ろから扉が開く音がしてそっちを振り向く。振り向いた先には白衣を着た変態がいた。ちょっと顔がひきつってしまったのは条件反射だと思う。


「そう。彼女は【教授】通称【教授先生】」

「「......」」

「あれ?どうしたんですか?」

「いえ、大丈夫ですよ」

「?はい。わかりました。」


 向こうも固まっちゃったしね。図書館にいると見かけるからね。仕方ないね。それに私の知らないところで図書館からも追い出されているんだろうしなぁ。それでも出禁にされないっていうのは何かしらあるんだろうね。


「まぁここに生産職を持っていたとしても使用していないのが大半なのでミーノさんも協力してくれませんか?」

「ん~、それってタダ働きになりますか?」

「いや、それはないと思われます。イベントの詳細を見ると活躍したものには特別な処置が行われるとかかれていますので大丈夫だと思います。」

「.......ん~、わかりました。お受けします。ただ私もあちこち行くのでそこはご了承を」

「はい。それは大丈夫です。それでは色々と決めていきましょうか。......教授いつまでそこに立ってるのですか?早く座ってください」

「っは、そうだった。」


 私は今回のイベントを存分に楽しみたいと思っているのでそれなりの理由がない限り束縛はされたくないんだよね。テウスたちと一緒に歩いたりしたいし生産もしたいからね。


「ポーションには何が必要ですか?」

「そうですね......水と微癒草と癒し茸、あとは空き瓶ですね」

「空き瓶?」

「そうです。そこはもう鍛冶の方に頑張って生産していただかないと」

「あ~、次は鍛冶ですか」

「鍛冶出来る奴なんていたかのぉ?」

「どうでしょう。山の方へ集まっている可能性はありそうです」


 そうして議論というか相談が始まり、私はそこにたまに口を出したり、ライムを召喚して遊んでたりしながら過ごしていた。が、ここで思いただした。料理とか調合とかどこでやればいんだろ?


「あの」

「ん、はい。なんでしょう」

「調合とかってどこですればいいですか?」

「どこで?......あ~~~!かんっぜんに頭から抜けてましたね。そうですよね生産場ですよね。あ~、教授ちょっとお使いを頼まれてください」

「分かった。ちょっと行ってくる!」


 え、まさかそれを考えてすらいなかったのか?......思ったよりもここに集まっている人は脳筋しかいないのかもしれない。ユーカはなんかご機嫌で私の頭を撫でたりしてるけどリアルでもたまにしてくるから気にしなくても問題ない。でも頭に顔を埋めるのはちょっと止めてほしいかなぁ......。

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