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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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暇だけど暇じゃない。

 色々と話しそうになったけどもまぁ問題ない。事実としてここの街に住んでいる中で周囲のモンスターを楽々倒せる人たちがいるって言うことはね。まぁうんって感じ。


「司書さんに気があるやつ多いんだよなぁ。」

「玉砕された数も多いわね。掲示板で沈んでたりするからね」


 まじかー、司書さんの人気が高いことに驚くし有名になっていたのは全然知らなかったなぁ。そもそも司書さんって図書館にいるからなぁ。


「ま、あの街には知らなくてもいい事があるんだよ」

「......その感じだと他にも知ってそうだな?」

「いやぁ、知ってるけど話せないよ?ゲーム辞めちゃいそうだし」

「......何でそんなことミーノが知ってるのか不思議だけどね」

「まぁちょっとね」


 ここはぼかしておかないとね。あとはちょっと匂わせるくらいで大丈夫。ユーカとハイドは鋭いから気づいていても話しはしないでしょ。


 話ながら進んでいくとリンゲル森へと入る。さすがに森の中ではテウスから降りて自分の足で歩く。降りたときにテウスがちょっと寂しそうにしてたけど森は見通しが悪いし動きづらいからね。代わりにめちゃ撫でておいた。


「じゃあボス戦前のセーフティまでいくか」

「ハイド、そこまでのマップできてるの?」

「もちろんだ。伊達にここでレベリングしてねぇよ」

「なら道案内は任せてもいい?」

「おう、ミーノも平気か?」

「大丈夫だよ。あ、そうだ」


 ボス戦前に話してもいいんだけど忘れてたら嫌だし、今話しておくかな。


「ボス戦の時にボスが最初動きを止めたらちょっと任せてもらってもいい?」

「......なにか知っているの?」

「ん~、まぁ知ってると言うか、う~ん。」

「リベンジか?」

「いや、私ね?もう東の街に行ったんだよね。」

「「えっ」」

「でもアナウンス流れなかったしちょっとね」

「行ったの?!」

「あんなに攻撃力高いのにか?!」

「ん~、話して伝わるか分からないから実践してみるね」

「しかし、それはいいのか?」


 正直あの熊さんを倒さなくてもいいならいいかなって思うんだよね。たぶんあれは条件があってなってるんだろうし


「俺はいいぞ。リベンジは後でもできるからな」

「あら、死んでたの?」

「もう何回もぼっこぼこにされてるっての」

「ユーカはこれが初?」

「わたしそもそも東に来ないのよね。基本北か西だったから」

「あ~、なるほど。だからお前のパーティがこっちまで来たという情報がないのか」


 ユーカのパーティはどんな扱いされてるんだ?危険物であるのは確かだろうけどそこまで怯えられるようなことでもないと思うんだよね?


 リンゲル森に入っても警戒は怠っていないようだけど少し喋りながら移動する。モンスターがいないのはテウスのお陰かそれともハイドの影響なのか。ハイドが森を拠点というか狩り場にしているのならハイドに見つかりたくはないんじゃ?とか思ってみたり。


 そんな心配は杞憂だったようでテウスがなにかを感じとり少し警戒を強めたのを見て私たちは軽く戦闘体制をとりはじめる。


「......熊かしら?狼かしら?」

「熊は勘弁」

「......」


 気を付けながらセーフティまで歩いていく。「ガサガサ」と前方の方から草を掻き分ける音が聞こえて警戒を強める。しかしテウスがちょっと警戒を弱めたみたいで私としては少し緩めた。まぁ二人はそのままだけどね。


 ガサガサと聞こえるのは一個だけではなく複数であり、その時点でウルフとわかった。.....ちょっと面倒だけどありがたいかなぁ。


「ウルフかな?」

「ワフッ」

「っち、厄介だな」

「すばしっこいのよね」


 二人の反応が普通なんだけども私としてはテウスの話が通じるかもしれないと思ってしまった。この時点でかなり他のプレイヤーとの価値観が違うんだなぁとも思った。


 すでに月明かりでウルフだと分かったところでテウスが前に出て勝手にドゥーザとチューンも飛び出してきて話合いを始めた。そんな様子を見てユーカとハイドはこっちを見て呆れた顔をしていた。......そんな顔でこっち見んな。


「わふ、わっふふ」

「ヴゥ......ウォン」

「......ミーノ」

「うん?」

「ウルフたちは何してるの?」

「話合いかなぁ。失敗するとは思わないけど」

「はぁ、警戒して損したというかなんというか」

「警戒するに越したことはないよ」


 最後までどうなるか分からないからこそそういうんだけどね。テウスたちは話し合いが終わったようでこっちに来た。ウルフたちは私たちを素通りしていった。その様子を興味深そうに眺める二人をほっといてドゥーザとチューンとテウスを思いっきり撫でておいた。


 送還されるつもりがないらしくそのまま出たまんまになっている。まぁいいかな。街にもどったら美味しいのを食べようね。


 ウルフが2体増えたところで歩くのを再開し始め、何事もなくセーフティエリアへと到着した。到着した先でテウスたちが驚かれたけどユーカを見てさらに驚いたプレイヤーは多かった。さて、ボス戦は昼と夜で違うのかな?少し休憩したらボス戦へレツゴー!

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