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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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もう一度東へGO!

 広場に到着する。まだ二人は到着していないようだけどすぐに来るでしょ。ベンチ空いてるかなぁ。


 周りをキョロキョロと見回しまだ空いているベンチを探す。空いているベンチは普通にあったのでそこに座り二人を待つことにした。


 ベンチに座り、ラビちゃんを膝にのせて背中を撫でつつ私は上を向いて空を見た。空は青いが太陽が少し傾いているようでそろそろ夕方になりそうな感じが伝わってくる。


 ぽけーっと空を眺めつつラビちゃんを撫でたりラビちゃんに微癒草をあげたりと時間を潰していると少し遠くが騒がしい。ユーカが来たのかな?それともジェミニさんかな?どっちも有名だろうしねぇ。


 すこし眠くなり始めてきて私の思考回路がちょっとおかしくなり始めてきた。......まだかなぁ。


「ミーノ、お待たせ」


 あの騒がしさはユーカかぁ。正面を向いて確認する。そこにはちょっと装備が変わったユーカとハイドがいた。


「ん~、それでなにするの?」

「あら、そこは「待ってないよ」って言うところじゃないの?」

「え~そのやりとりはなんか違うかなぁって」

「まぁいいわ。それでなんだけどね」


 ユーカが言うには東が解放されていないと言うことらしい。......あれ?このまえ行ったと思ったんだけどなぁ。


「それで私に?」

「まぁな。」

「ん~まぁいいかな。んじゃ行こ」


 ベンチから立ち上がりラビちゃんを抱っこしつつ東門まで歩いていく。二人の装備は北のディッカの方で揃えたようで私がまだこの装備だったことに関しては驚きなど無く、平然と受け入れるところがちょっと嬉しかったり。


 そんで東門に到着すると門番のおじさんが


「今からいくのかい?大丈夫かい?」


 と心配するのはもはや様式美といっても過言ではない。と言っても夜の方はどうしても不安の要素が多いのは確かなのもまた事実。そこで放たれた言葉がちょっと衝撃だったけどね


「まぁ......破壊姫がいるなら平気か」


 まさかの住民にまで破壊姫って言われててちょっとどころではなく笑いそうになったのをこらえた。その時にユーカがこっちを睨んできたけどまさかエスパーか!


「じゃ行ってらっしゃい。気を付けるんだよ」

「はーい」


 そんなやり取りがありつつ私たちは東門を抜けてリンゲル森へと向かって歩き始めた。そして私は


「召喚:テウス」


 テウスを召喚しておいて私は乗りながら移動しようっと。サボってるわけじゃないよ?ユーカたちの方が早いから合わせてるだけだよ?え?前は普通だったって?......気にしないで!


「うぉ、ウルフか」

「へぇ、強そうね」

「テウス、乗せて?」

「「えっ?!」」

「わふ」

「「は?」」


 何を呆けているんだか、よっこいしょっとテウスの背中に乗ってテウスの毛並みを堪能する。一種のスキンシップだよスキンシップ。


「ほら、行かないの?」

「えっ、いやいやいや」

「あ~、掲示板に書かれていたのはそういう」

「?なんだろうねテウス」

「わふ~」


 掲示板にのせられても問題はないんだけどなぁ。でもスクショの方は来てないから文面だけで伝えたのかな?


「ウルフに乗っている少女がいるって書かれてたのよ。まさかとは思ったけど」

「でもこのウルフ普通のよりでけぇな」

「テウスたちは夜のウルフだからかな?」

「夜のって危険性が高かったはずなんだがなぁ。」

「まぁいいわ。行きましょうか」

「じゃあレツゴー」


 すでに疲れているような顔をしている二人をスルーしてとことこと歩く。歩いてもらう。ラビちゃんはすでにお眠のようで寝息をたてて寝始めたので送還しておく。


 テウスに移動は任せて私は周囲の警戒をしておく。今のところモンスターは出てないけど念のためにね。


「.....モンスターがいねぇな」

「ミーノのテイムモンスターの影響かしらね?」

「かもなぁ」

「あー、それだと思うよ。リンゲル森にいても会わないもん」

「やっぱりか」

「でもそれじゃ戦闘が上がらないんじゃないの?」

「まぁ全然だね。生産の方はガンガン上がってるだろうけど」

「空撃ちでもいいのかね?」

「ん~、まぁやるだけやってみるよ」

「騒ぎにならない程度にね」


 はいはいっと空撃ちかぁ。考えてなかったなぁ。小さいのを撃っておくかな。適当に空でいいかな。まだ暗くなってないしそこまで目立たないでしょ?


「サンダーボール、サンダーボール、サンダーボール」

「目立つわねぇ」

「そうか?太陽の光で見え難いと思うが」

「そうなんでしょうけど夜になるとかなり目立ちそうね」

「まぁなぁ......あ、そうだった。ミーノ」

「うん?」

「図書館に屍があったんだがなにか知らないか?」

「あ~、あれ?あれは図書館のルールを破って叩き出されただけだよ。」

「えぇ」

「司書さん強いからねぇ仕方ないよ」

「うぇ、司書なのに強いのか?」

「北のゴーレムを倒せるくらい強いって」

「は?それはジョークか?」

「いや?たぶん本当だと思う」


 ハイドのほうを見てみると唖然としたような顔をしていた。まぁ私も最初はそうなったからね仕方ないね。でもこれ話してよかったのかな?ハイドたちならなにもしないだろうけど他の人はわからないしなぁ。


 ま、知らない方がいいことが多いんだよあの街はね

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