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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
81/153

モフモフモフモフ

 お昼に素麺を茹でてサッパリとしたツユで食べる。このつるっとした喉ごしが堪らない。......1人で食べてもなぁやっぱりあんまり美味しいとは感じないんだよねぇ。不思議なものだよね、友人と食べるのでも美味しいんだけどなんというか......こう、うん。


 さて、片付けるかな。カチャカチャと食器を洗い乾燥機の中に入れる。さって、午後はどうしようかなぁっと。ちょっと出かけるかなぁ?リビングにある窓に近づくけど窓から熱量が伝わってくる......あっつそうだなぁ。いやぁ、外に出たくないなぁ。


 夏の暑さが窓を抜けてきた光だけでもよく分かる。かなり暑そうだぁこれは。......無理だね、行くのは止めよう!家の中でゲームをしよう!......いや、でもなぁ最近動いてないんだよねぇ。脳が動いているからカロリーは使ってるんだろうけど太りたくないしなぁ。......でもこの天気の中外に出るのもなぁ。


 う~ん、食材は帰りに買ってきてくれてるし外に行く理由がないんだよね。散歩にでも行けばいいのか?いやぁ......厳しいなぁ。もう少し気温とかが抑えられれば外に出てもいいとは思うんだけどねぇ。いや、しばらく出たくないな。......うん。夏休みもまだあるっちゃあるけどもうすぐ半分が終わるんだよなぁ。



 .........リビングでぼーっとしてても仕方ないかな。もう1時間は経ってるし、軽くストレッチしたらログインしようかな。私はキッチンを出て階段を上がり自分の部屋に入る。いやぁ、家はエアコンが効いているから涼しくて最高だなぁ。


 10分ほどストレッチを行った後ベッドに寝転がり機体を装着してVR世界に入り込んだ。いつもの場所に来るとアイさんがなんか倒れてて私の子たちが遠巻きに見てるんですが......何があったんですかね?見た感じあの子たちの目が完全に警戒している感じなんだけど。......あ~もしかして、構いすぎて嫌われたのかな?


 そんなアイさんを避けつつ私はテイムした皆と触れ合う。その顔はちょっと複雑そうな顔だったけどどちらかと言えば嬉しいみたいでしっぽがゆっくりと振られている。よ~しよし。可愛いねぇっと。さてそろそろアイさんを起こすとしますかね。


 床で寝ているアイさんに近づきツンツンとちょっかいをかけてみても全然反応しないんですが......う~ん。これは重症だなぁ。


「アイさーん。起きてくださーい」

「............」

「......嫌われることしたんですか?」

「......(ビクッ)」


 反応的にそうらしい。まぁ分かってたけどね。私がログアウトする前からなんとなく分かってましたよ。えぇ、それでも大人の思考をするかと思ったんですがそんなことなかったですね。まさかここまで嫌われるようなことをするとは思わなかったなぁ。......でもなぁここで許しちゃうとなぁ。


 ちらっと私のテイムモンスターたちの方を向くと心配そうな顔をしている。......本当に何してるんですかこの人。人じゃなかったやこのAIは。仕方ないメニューからログインしようか。ログインしたら今回は皆を出してお散歩しますかね。メニューを呼び出してログインボタンを押そうとすると


「ま、まってください」

「......」

「......ごめんなさい。」

「私に言うセリフじゃないですよ。ほら向こうを向いて」


 まぁ私がテイムモンスターの主?ではあるからまぁいいけどちゃんと本人?達に謝って欲しいからね。アイさんは立ち上がり一歩向こうに歩み寄ったが逆に一歩引かれてて少しかわいそうに思えたけど自業自得なので諦めてほしいかな。


「......ごめんなさい」

「「「......わふ」」」

「キュー」

「......」


 うん、受け入れてくれたようで警戒しつつだけど近づいて行っている。先頭はテウスなのはまぁ、うん。そしてテウスにはラビちゃんが乗ってのんびりしてる。ライム?ライムはチューンの背中にぐでーんと

してるよ。さてアイさんはそんな彼らの行動を見て「パァ~」と顔を明るくしていた。


「ありがとうございます!」

「アイさん」

「はい!」

「ログインお願いします」

「はい!お任せください!」

「じゃあ皆すぐに呼ぶね」

「「「わふっ♪」」」

「キューイ♪」

「......♪」

「ではいってらっしゃい」



 はぁ~本当に個性的なAIだよね。私は図書館の仮眠室で皆を召喚する。召喚すると各々が好き勝手私に引っ付いてくる。そんな皆を撫でて私は仮眠室を後にするのでした。図書館は確かテイムモンスターによる損害が無ければ出していても問題なかったはずだから大丈夫だね。


 さて、今回は何しようかな。外に出てボス戦でもしようかなぁ。せっかく皆を出しているんだもんね。でもまずは


「こんにちは司書さん」

「あら、テイムモンスターが総出でなんですね。」

「はい。じゃあ行ってきます」

「はい。行ってらっしゃい。」


 図書館を出て私は東の方へと足を向けてリンゲル森に向かって歩き始めた。目指すはボスを討伐!いくぞー

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