二回目の北攻略
私たちの番になり、ボスエリアへと入ると簡略化された登場シーンになっていた。ただ地面からボコボコっと現れただけ。うん、しょぼくなってる。そして体格も小さくなっており、初見時の迫力は一切なくなっている。
私とユーカは二回目と言うこともあり、特に驚くことがなく攻撃に入り始める。ハイドは少し驚いたようだけど私たちの様子を見て動き始めた。ハイドの役割はあんまり変わらない。守って切る。ただそれだけでもかなりの重要な役割を果たしている。まぁ私はここらへんだとどうしても自然に狩れちゃうからねっと
私は攻撃を開始する。二回目だしどこまで弱体化されているかが分からない。けどまぁ!やるだけやりましょう!集中し、ロックゴーレムを攻撃する。ユーカはゲームならではの方法で軽やかにそして力強くアイアンゴーレムに攻撃を仕掛けている。ハイドはロックゴーレムの攻撃を盾で受け切り攻撃をしている。
まずは関節部分を狙って魔法を放つ。けど部位を狙うということは当然外れやすいことでもあるわけで、案外すんなりと避けられてしまった。う~む、まだ鍛錬が足りないかぁ。じゃあ普通に狙っていくかな。フレンドリーファイアには気を付けましょうかね。
ユーカがアイアンゴーレムを引き付けてくれているのはいいけどHPは大丈夫なのかな?見る感じ平気っぽいけども気を付けてほしい。ハイドは正面からボッコンボッコン当たってて装備の耐久力がゴリゴリ削られてそう。私は安全圏からパスパス撃ってるんだけどそろそろ削りきれるかなっと!魔法を数十発撃ってもこっちにタゲが来ないのがハイドのタンクとしての技量を示している。......すげー!
ロックゴーレムを倒した後はアイアンゴーレムに攻撃を開始する。......けどユーカの攻撃激しすぎて私攻撃する必要ある?ハイドも入り込めないようでどうしようかウロチョロしている。仕方ないから見てようっと。ユーカの攻撃は『ガンガン』と音を鳴らしながらミニアイアンゴーレムを攻撃し続けている。
フレンドリーファイアが怖くて攻撃できないんですが......むぅ。こればかりは仕方ないかぁ。それから15分ほど待っているとミニアイアンゴーレムがガラガラと崩れ落ちていき、ボスの討伐がアナウンスされた。
「まさか1人でやっちまうとはな」
「そうだね。予想外だった」
「ふっふ、わたしもミーノの魔法だけを頼りにはしたくなかったからね。いやぁ頑張ったよ」
「おつかれ、それじゃあ行こう?」
「おう」
「そうね」
そうして二回目のボス戦も終わり、私たちはディッカの街へと到着しました。ディッカの街に入るとやっぱり鍛冶の音がよく響いているし屋根からモクモクと煙が出ている。街に入り、転送装置へと登録した後ハイドが
「ふぅ、ようやくかぁ」
「おつかれ」
「あぁ、ありがとな」
「さて、ハイドもここまで来たし次どうしよっか?」
「......まず装備の点検と道具の補充からか」
「あ~私のガントレットもボロボロかぁ」
ボロボロって、どれだけ力強く殴ったらそうなるのやら。まぁそういうわけでとりあえずこの街の鍛冶屋に行くことになった。けどこの街鍛冶屋多いけどどこにするんだろ?私は付いて行くだけだけなんだけど。ここを昼に来たことなかった気がするし、ちょうどいいかな。
私はユーカとハイドの間にいて偶に住民の方から生暖かい目で見られるんですが?ひどくないかな?いやまぁそういう目で見られるのはいつもの事だしこの小さい身長が本当に恨ましい......。もう諦めていることでもあるんだけど......はぁ。
ハイドとユーカは一軒の鍛冶屋を見つけて入って行く。私もそれに続き、店内へと入る。まぁ、間にいるので連行されている感じだけどもね。店内は鍛冶屋ごとの特徴があるのか、それとも鍛冶師の得意な分野で決まるのか内装が他の店と違っている。ここのお店は鎧が正面に配置されていてなかなかの威圧感を感じる。
店内をキョロキョロと見まわしていると店員さんがいるタイプのお店か。......よし、ついでに瓶を買って行こうかな。瓶は奥まったところにある。ここら辺はあんまり変わらないのかな。何個買おうかなぁ。
結局1000本ほど買っておいた。まぁ一本3Gしかしないからね。かなり消費は抑えられるんだけど、う~ん。瓶って品質関係あるのかな?もしあるんだったらプレイヤーメイドで作ってもらいたいんだけど材料分からないしなぁ。もしかしたら山の方かな?
2人も買い物が終わったようでこっちに近づいてくる。ハイドはかなり嬉しそうな雰囲気を出しているけどユーカはあんまり嬉しくなさそう?ガントレットの種類が無かったのかな?
「おう、待たせたな」
「いいや、大丈夫だよ。......ユーカはどうしたの?」
「ガントレット......」
「あぁ、この店じゃガントレットを作るのは難しいらしい。まぁそれで少し落ち込んでいるんだな。」
「ん?じゃあユーカのガントレットは?」
「最初のババントラで買ったらしい、それも一点物」
「はぇ~......修理じゃダメなの?」
「ダメらしいな?詳しくは知らんけど」
ちょっとしょげてるユーカを励ましながら私たちは街の広場へと歩き始めるのでした。......ししょーなら当てがあるんじゃないかな?一応メッセ送っておこう。
そろそろイベント類の設定を書き出して第1回イベント編を始めます。準備があるのでしばしお待ちください。




