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(新作VRMMOでただただ遊ぶだけ)  作者: 茶影さん
本編:Ver.1
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何をしよう?

 朝、目を開けるとユーカとハイドから同じようなメッセが届いていた。内容は至ってシンプルで「ゲーム内で現実の午後2時会おう」というもの。まったく、2人して同じ内容をよこしてくるとは思わなかったよ。身体を伸ばして部屋を出る。昨日はもうね、あれだったから。うん。今日はたっぷりとログインしようっと。


 リビングまで降りてきた私は両親の沈んだ気分をもろにくらった。......いやいやいや。休みがあんな形で終わったのはそっちのせいでしょうに。......結局昨日買ってきたおやつ食べずに終わってたっけな?今日少し食べようっと。


「おはよう」

「「おはよぉ」」

「二日酔い?」

「あぁ、うん。味噌汁ありがとうね」

「うん」


 昨日のうちに作っておいた蜆の味噌汁はよく効いたらしいけど気分がそんなにすぐれないらしい。そろそろ仕事の時間だろうに。


「あ、あと立て替えてくれていた分そこに置いてあるから」

「はいはい。」

「......はぁ、仕事行くかぁ」

「そうねぇ」

「気を付けてよ?」

「あぁ、うん」


 落ち込みながら2人は仕事へと向かって行った。......大丈夫かなぁ?あれ。ま、まぁご飯食べようか。今日は鮭に味噌汁白米。うん日本の朝ご飯。いただきますっと。


 ニュースを見ながら朝ご飯を食べる。いつも通りニュースキャスターがニュースを言っているが私たちに関係するニュースは特にないかなとみている。でもニュースにて私のやっているゲームの追加生産が決まったようで発売日が記されていた。......人増えたけど大丈夫かなぁ?


 人が増えるということはマナーについてまた言われることが増えるのかぁ。マナーの悪いというか住民をNPCとしか見ない人が増える感じかぁ。絶対揉め事起きそうなんだけどもなぁ。まぁ私たち一陣が何かしらの行動を起こさないと街の人の雰囲気が悪くなりそうだよねぇ。


 味噌汁を飲みながらそう思う。一陣は人数が少ないのもあるし、ほとんどがベータを経験した人たちだからここまでマナーが早めに浸透したんだろうなぁ。第二陣からはもうそういう人がいなくなるから住民の好感度がぐんぐん減っていきそうで怖いなぁ。


 食事を終えて茶碗を洗って洗濯物を干してっと......ふぅ。終わり終わり。もう10時かぁ。ログインしようっと。自分の部屋に戻り、ベッドに横になる。エアコンで温度を調整してから頭に機体を付ける。よし、ログイン。



 ログインするとアイさんと......誰?私が来たことをアイさんが気づき、こっちに寄ってくる。もう一人の方もこっちを見てくる。一体誰なんだろうか?


「おはようございます。ミーノさん」

「おはようございます。アイさん。ログインいいですか?」

「はい。行ってらっしゃいませ」

「行ってきます。」


 まぁ特に気にすることでもないかな。そう思いながら私は図書館の仮眠室にて目を覚ます。......お知らせ無かったのかな?まぁログアウトの時にでも言うのかもしれないし気にすることはないね。さて、6時間ほど遊ぼうっと。


 とりあえず仮眠室を出ようかな。仮眠室の扉を開け、図書館内部へと入る。図書館の中には人がいないようで、人の気配がない。司書さん以外いない?......いや、いたわ。変態がいた......ど、どうしようか。でも、あそこに行かなきゃいけないし......というかあの人学生なのかな?だとしたら大学生かな?


 私の存在に司書さんは気付いたようでちょっと手招きをしている。......い、行きますか。少し警戒しながら司書さんの方へと歩いていく。そうすると流石に変態も気付いたようでこちらを見てくる、や、やっぱり少し苦手意識が付いてるような気がするし顔もひきつっている気がする。


「おはようございます。司書さん」

「おはようございます。ミーノさん」

「え、えっと?行ってきます」

「ふふっ、行ってらっしゃい」


 なぜ笑われた?!ま、まぁいいか。さて、とりあえずどうしようかなぁ。生産しようにも場所がなぁ。ふぅむ、どうしようかなぁ。時間制限があるからなぁやることが沢山ってわけでもないけどう~んどうしようかなぁ。金属があっても仕方ないし、かといって東に行って採取するのも今は必要ないし、だとすると西か南のどっちかだなぁ。


 迷いながら街をぶらぶら歩く。露店で見かけたちょっとお腹に溜まりそうなケバブみたいなのが売ってる。こんなの昨日までにあったかな?行ってみようかな。


 ケバブみたいなものが売っている露店に来るといつもの串焼きのおっちゃんがいた。.....串焼きの露店止めちゃったのかな?というかケバブって......ランク上がったなぁ。まぁ食べてみようっと値段は少々高くなってるかもしれないけどもまぁうん。


「おはよ、おっちゃん」

「よう、嬢ちゃん」

「串焼きは止めたの?」

「いいや?これと同時に作るぜ?どうだ?買ってくか?」

「1ついくら?」

「そうだなぁ.....35Gか?」

「あれ、結構安いんだね?」

「まぁ西の方から食糧が流れやすくなったからなぁ。正直これでも儲けは出てんだよ」


 ん?つまり西の方って開通したっぽいかな?西の開通で肉とかの食料品が来るのかな?まぁ私としては嬉しいけどもね。こうしておっちゃんの屋台がグレードアップしたしね。


「はぇ~、じゃあ試しに1個頂戴。串も5本ほど」

「あいよ。じゃあ60Gだ」

「はいな」


 60Gを支払い5本の串焼きと1個のケバブを貰う。串焼きはインベントリに入れてケバブを一口食べてみる。めっちゃ肉肉しい。うっわぁめちゃうま!これはうっまい。トマトの酸味がサッパリとさせるしレタスのシャクシャク感がいい。そして肉の肉汁が周りのナンにしみこんでうっま!これはうまいわ


「うっま!」

「だろ!ちょう美味いよなぁ!」

「これはもう人に教えるわ!」

「おう!広めといてくれ!ガッハッハ」


 超絶美味いケバブを食べながら街をぶらぶらを再開し始める。あ、いっそ師匠のもとに行くかな?ポーションが売り切れているらしいしね。そうして私はくるっと来た方向を回れ右して師匠のもとに行こうと歩き始めた。

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